3. 2019年5月27日 19:59:06 : A4LrWVu5JU : Wi9YMXZlRlNEdm8=[1]
先ず、汚染水を海に流さず、貯蔵すべきという主張には賛同する。
@ > 事故直後は周囲から新たな地下水が毎日約 300トン流れ込んでいました・・・・凍土壁で地下水の新たな流入量は毎日 100トンに減りました・・・・
この方は、東電の虚報に加担している。
東電の虚報とは、自分たちに都合のよいデータをつまみ食いして、凍土壁の効果はあったとするものだ。
> 東電は、凍土壁も含めた複数の対策の結果、15年12月からの3カ月間と17年12月からの同期間を比較した場合、1日約490トンだった汚染水発生量が約110トンまで減少したと発表。
https://toyokeizai.net/articles/-/211821
でも、実際は、「東電のデータに基づいてロイターが分析したところ、昨年8月に凍土壁が完全凍結して以降も、1日平均141トンの水が流れ込んでいる。これは、それ以前の9カ月の平均値である1日132トンを上回る数値だ」とか、「地下水の流入量は、雨に左右されることが多い。東電のデータによると、雨が少ない1月は1日平均83トン。しかし、昨年10月20日─26日の期間では、台風の影響があり、同866トンもの地下水が流れ込む結果となった」とか、変動幅が大きく、単純な比較はできない。
めげ猫「タマ」の日記氏も、次のように述べている。
> 福島第一に設置された凍土壁は今年3月に完成しました(1)。内側への水の流入量を東電発表(2)から見積もると
2017年8−10月 1日当たり平均で980トン
2018年8−10月 1日当たり平均で750トン
で、凍土壁をすり抜け内側に流入する水の量は24%しか減っていません。凍土壁による止水はできていません。
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/591.html
A ALPSは、プルト二ウムは除去できるけれど、肝心要の核燃料の大部分を占める、ウラニウムが除去できない。
ウラニウムが、汚染水に、どれ程の濃度で存在するのか、これまで一度も公表されなかった。(原子力マフィアは、ウラン二ウムの研究を、あらゆるレベルで妨げている。)
バスビー博士は、ウラニウムの危険性について、警告している。
> Uranium - the 'demon metal' that threatens us all
https://theecologist.org/2014/jan/01/uranium-demon-metal-threatens-us-all
汚染水の問題は、トリチウムだけではない。(トリチウムの出す放射線は、他の放射性物質に比べて、確かにエネルギー(KeV)が低いけれど、それでもDNAの鎖を切断する(コンマ以下eVからeVの範囲)には十分なエネルギーを有している。
トリチウム除去は、ロスアトムの子会社が技術を持っていて、可能だ。(検索すれば、直ぐ出てくるので、ソースは挙げない。)