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2022年03月23日
ロシア空軍の意外な実態、稼働率低く飛行は困難
何機並べても飛行できるのは1割か2割
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20220215003277.html
ロシアの国力では大軍を動かせない
ロシア軍のウクライナでの苦戦は当初作戦失敗のためと考えられていたが、今では国力の限界だったとの見方が出ている。
ロシアは20万人の兵士、数百両の戦車、350機の戦闘機を投入したが、それらを支える支える生産力や国力が足りなかったようです。
例えばロシア空軍は開戦初日から活動が不活発だが、プーチン大統領は作戦を秘密にしたため将軍クラスですら直前まで知らされなかったようだ。
皆演習だと思っていたので誘導弾やミサイル、燃料など基本的な資源が足りず、侵攻の準備もしていなかった。
ある日ウクライナ侵攻を命じられたがウクライナに300基以上のS300対空ミサイルと、無数の携帯対空ミサイルがあった。
米英によると開戦から20日間でロシア空軍が破壊した地対空ミサイルはたった9基、まだ車両型対空ミサイルだけで300基以上ある。
S300は30年以上前にソ連が配備した車両型地対空ミサイルで、旧式ながら確実にロシア戦闘機を撃墜した。
S300の性能はレーダーによって決まり、100kmから300km以上で、10機から100機以上を同時に追跡できる。
ロシア戦闘機がS300を破壊するには照射されたレーダーに向かって遠方から誘導ミサイルを発射するが、それほど遠方から発射できるミサイルを持っていないと考えられる。
ロシア戦闘機よりソ連製地対空ミサイルが高性能だったので、ロシア空軍は活動困難になっている。
他にも原因がありロシア空軍戦闘機の飛行時間は平均して年間37時間、西側先進国では150時間から220時間となっている。
ロシア空軍のトップクラスでも飛行時間は年間100時間未満、これでは高度な作戦を実施するのは困難です。
ほとんど飛行しない謎
少ない飛行時間の原因は稼働率の低さで、ロシアや中国の戦闘機稼働率は10%台とされています。
日米欧では戦闘機の稼働率は80%から90%以上で、中国やロシアも表向きは高い稼働率を発表している。
だが彼らが言う「稼働率」は1か月に一回でも飛行した数の事で、西側先進国では「いつでも離陸できる数」を差している。
加えて故障率が高いのでロシア軍では共食い整備が横行していて、故障率が高い原因は工業技術の未発達による品質の低さです。
西側戦闘機つまりF15やFA18は生産してから退役するまで30年以上、一度もエンジンを交換する事は無い。
だがロシア製戦闘機では5年ごとにエンジンを新品に交換する必要があり、1/6の寿命しかない。
しかもロシア製戦闘機の平均飛行時間は西側先進国の1/4に過ぎないのだから、実際は飛行時間1/10以下の寿命しかない。
エンジンなどの寿命の短さは基本的な工業力の未熟さからきているので、簡単には解決できない。
陸軍は20万人の兵士と数千両の車両を持ち込んだが、それを支えるには燃料や食料はもちろんの事、膨大な物資が必要になる。
物質だけでなく情報技術でもロシアは未熟で、例えばロシア軍は中国製の市販の無線機を使い通信内容を傍受されている。
戦場を軍用機が飛行するためには飛行前にレーダーや電子戦で安全を確保する必要があるが、西側諸国の圧勝となっている。
つまりロシア空軍は安全を確保されていない地域で、ハリネズミのような対空ミサイルの上を飛び、遠距離から発射できる精密誘導爆弾を持っていない。
加えてロシア軍パイロットは自衛隊の新人程度の飛行経験しかなく、機体は故障だらけで正常に飛行できるの1割か2割です。
350機の戦闘機が動員されているが今すぐ戦闘可能なのは50機前後で、今までにその多くが撃墜されている。
米英軍によると今までに「戦闘機の攻撃」とされたものは実際にはほとんどが巡航ミサイルや弾道ミサイル、地上からの砲撃だった。
https://www.thutmosev.com/archives/87973517.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1534.html#c3