1. 2023年6月03日 07:30:55 : 2yoUnK71kg : WEtmeFQzbHhyZy4=[1]
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揺らぐドル覇権、拡大続けるBRICSを中心に急速に広まる「ドル外し」台湾総統選の行方次第では、中国が「第二の戦略物資」の供給まで握る可能性も
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/75408
世界の二極化と資源をめぐる地政学的勢力図の変化
かくも多くの途上国が、中露主導型のBRICSになびくことの背景には、西欧的価値観を標榜するG7諸国に対する隠された反感がある。 確かに、豊富な資金と進んだ技術力を有する先進国は、これまで、途上国に対し支援の手を差し伸べてきたが、そこで常に前提条件として持ち出されてきたのは、腐敗の撲滅であり、個人の自由であり、民主主義の原則であった(また、このような条件の順守を一方的に求める先進国のやり方は、多くの途上国にとって、いかにも高慢な態度に見え、日頃から密かに反感を抱いていた)。 ところが、まだまだ政情が不安定で一国の基盤が十分に確立していない途上国にとっては、国家の一体性の確保、貧困撲滅が、喫緊の課題であり、先進国が求めるような高尚な理念や価値観を取り入れる余裕はない。 他方、先進国はこのような旗印を下すことはできず、これら要件の順守を常に求めることから、途上国は先進国から徐々に距離を置き始め、特定の価値観を押し付けない第三の勢力を求め始めていた。 このような中で、内政不干渉の原則の下、参加国間の協力を進めようとするBRICSは、正にそのような機関として映ったことから、かくも多くの国がBRICSへの参加表明を行っているのである。
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