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[近代史5] 高齢者は死んでいいのか _ 大西つねき「命、選別しないと駄目だと思いますよ」 中川隆
42. 中川隆[-7043] koaQ7Jey 2025年4月24日 00:50:30 : kmjWU9HGyI : WDBDS3g1ekkzNU0=[1]
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2012年6月20日
欧米にはなぜ、寝たきり老人がいないのか
https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20120620-OYTEW61295/

 ヨーロッパの福祉大国であるデンマークやスウェーデンには、いわゆる寝たきり老人はいないと、どの福祉関係の本にも書かれています。他の国ではどうなのかと思い、学会の招請講演で来日したイギリス、アメリカ、オーストラリアの医師をつかまえて聞くと、「自分の国でも寝たきり老人はほとんどいない」とのことでした。一方、我が国のいわゆる老人病院には、一言も話せない、胃ろう(口を介さず、胃に栄養剤を直接入れるため、腹部に空けた穴)が作られた寝たきりの老人がたくさんいます。

 不思議でした。日本の医療水準は決して低くありません。むしろ優れているといっても良いくらいです。

 「なぜ、外国には寝たきり老人はいないのか?」

 答えはスウェーデンで見つかりました。今から5年前になりますが、認知症を専門にしている家内に引き連れられて、認知症専門医のアニカ・タクマン先生にストックホルム近郊の病院や老人介護施設を見学させていただきました。予想通り、寝たきり老人は1人もいませんでした。胃ろうの患者もいませんでした。

 その理由は、高齢あるいは、がんなどで終末期を迎えたら、口から食べられなくなるのは当たり前で、胃ろうや点滴などの人工栄養で延命を図ることは非倫理的であると、国民みんなが認識しているからでした。逆に、そんなことをするのは老人虐待という考え方さえあるそうです。

 ですから日本のように、高齢で口から食べられなくなったからといって胃ろうは作りませんし、点滴もしません。肺炎を起こしても抗生剤の注射もしません。内服投与のみです。したがって両手を拘束する必要もありません。つまり、多くの患者さんは、寝たきりになる前に亡くなっていました。寝たきり老人がいないのは当然でした。

欧米が良いのか、日本か
 さて、欧米が良いのか、日本が良いのかは、わかりません。しかし、全くものも言えず、関節も固まって寝返りすら打てない、そして、胃ろうを外さないように両手を拘束されている高齢の認知症患者を目の前にすると、人間の尊厳について考えざるを得ません。

 家内と私は「将来、原因がなんであれ、終末期になり、口から食べられなくなったとき、胃ろうを含む人工栄養などの延命処置は一切希望しない」を書面にして、かつ、子供達にも、その旨しっかり伝えています。(宮本顕二)
https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20120620-OYTEW61295/



http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/220.html#c42

[近代史5] 高齢者は死んでいいのか _ 大西つねき「命、選別しないと駄目だと思いますよ」 中川隆
43. 中川隆[-7042] koaQ7Jey 2025年4月24日 00:52:35 : kmjWU9HGyI : WDBDS3g1ekkzNU0=[2]
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2025年3月28日
枯れるように最期を迎えるスウェーデン人 水分・栄養補給で溺れる日本人 穏やかに亡くなるために必要な医療とは?
https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20250324-OYTET50010/

スウェーデンの緩和ケアとは

 (宮本礼子 内科医)前回のコラム のように、スウェーデンのほとんどの高齢者は、現在暮らしている所で延命されずに緩和ケアを受けて亡くなります。スウェーデンの緩和ケアとは、どのようなものでしょうか。現地で、認知症専門看護師として働く長谷川佑子さんに聞いてみました。

看護師の判断でモルヒネ投与も
 (長谷川佑子 認知症専門看護師)終末期の緩和ケアは、病院でも高齢者施設でも、痛みや不安などのあらゆる苦しみをなくし、あるいはできるだけ少なくし、患者さんが穏やかに過ごせるようにすることです。

 医師は、終末期の苦痛緩和のために「緩和ケアセット」という複数の薬剤を処方します。モルヒネの皮下注射などの麻薬も含まれています。看護師はその中から、自身の判断で、いつでも本人が望むだけ、薬を投与することができます。

 家族には「この薬で痛みがとれる分、ほぼ 昏睡こんすい 状態で会話ができなくなったり、呼吸が弱くなって命が短くなったりすることがあります。でも、穏やかに最期を迎えられます」と説明します。多くの家族は「命が短くなっても苦痛をとってほしい」と言い、薬剤の使用に納得してくれます。そのため、ベッドサイドで付き添っている時に、本人が少しでも顔をしかめることがあれば、職員を呼んで「薬を投与してほしい」と言います。

痰が出ないので吸引はしたことがない
 私が日本の病院に勤めていた頃、終末期の患者さんは 痰たん がひどく、吸引をするのは当たり前でした。痰が取れると呼吸は楽になりますが、吸引する時にせき込み、とても苦しんでいました。

 一方、スウェーデンの病院では、高齢期疾患科に勤めていた7年間に痰の吸引をしたことは一度もありません。高齢者施設に移ってからも吸引をしたことはありません。

 なぜなら、痰がほとんど出ないからです。時々、心臓の働きが悪く、肺に水がたまる患者さんがいますが、点滴や経管栄養をしないために脱水になります。2、3日もすると、静かな呼吸になります。スウェーデンでは、終末期の患者さんの呼吸がとても穏やかなことに驚きました。

 日本では、終末期であっても点滴や経管栄養をします。体に余分な水分を入れるため、痰が多くなったり、肺に水がたまったりして、患者さんに苦痛を引き起こしていたことに気づきました。

血圧測定や心電図モニター、血液検査など一切なし
【最終回】枯れるように最期を迎えるスウェーデン人 水分・栄養補給で溺れる日本人 穏やかに亡くなるために必要な医療とは?
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スウェーデン人家族が、亡くなった親族の慰霊会で並べた写真

 また、こちらでは終末期に、血圧測定、心電図モニター装着、血液検査などは一切行いません。それらの情報があっても、治療するわけではなく、患者さんは測定のために苦痛を感じるだけだからです。日本では当たり前のことが行われず、初めは不安でした。しかし緩和ケアでは、数値や心電図の波形からではなく、本人の様子を見て状態を知り、必要なケアを行うことを学びました。

 死期が近くなると、日中も眠ることが多くなります。痛みが出なければ、背もたれを倒せるゆったりとした車いすに座ってもらい、快適に過ごせるように工夫します。

 食事や水分が取れなくなっても、胃ろうを造ることや、点滴をすることはありません。体の働きが止まっていく段階では、水分を投与しても体はそれを活用できないからです。食事は、本人が食べたいもの、飲みたいものを望む分だけ介助します。無理強いしません。

終末期の食事の目的は味を楽しむこと
 終末期の食事の目的は、栄養を取ることではなく、味を楽しむことだからです。甘いものが好きな人には、アイスクリームやチョコレートを口にいれます。飲み込みが悪い人には、好きな飲み物をスポンジに浸して舌の上に載せます。

 食べる雰囲気も大切です。夏はさわやかな空気を感じられる窓辺や庭、12月はクリスマスの音楽が聞こえる部屋など、本人の好む場所を用意します。

 家族を支えることも、大事なケアの一つです。私がスウェーデンらしいと思ったのは、スタッフがコーヒーとクッキーを持って家族の所へ行き、座ってゆっくりと話をしていたことです。お茶を飲みながら話を聞くことで、家族が何を求めているのかを知り、より良い関係が作れます。本人の人生について語ることができた家族の多くは、亡くなった1か月後の遺族ケアで、「悲しみだけではない、意味のある時間を送れた」と言います。

 緩和ケアだけで最期の時を待つことは、本人と家族にとり、簡単なことではありません。しかし、スウェーデンの介護施設や病院では、職員皆が、本人中心の緩和ケアが良いと考えています。そのため、本人も家族も納得して満足して、最期の時が迎えられます。


日本も60年ぐらい前は自宅で穏やかに
【最終回】枯れるように最期を迎えるスウェーデン人 水分・栄養補給で溺れる日本人 穏やかに亡くなるために必要な医療とは?
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 (宮本礼子 内科医)我が国も60年ぐらい前までは、高齢者は自宅で穏やかに亡くなっていました。生まれることと死ぬことは自然なことなので、寿命に 抗あらが わず、余計な医療を行わなければ、穏やかに死んでいくことができます。

 私の患者さんで、経管栄養や点滴をしないで、食べるだけ飲めるだけで眠るように亡くなった方を紹介します。

眠るように亡くなったアルツハイマー病の90代女性
 亡くなる4か月前から食欲がなくなり、食べる量が減りました。息子さんに人工栄養(点滴、 鼻腔びくう や胃ろうからの経管栄養)を望むかどうかを聞いたところ、「自分はいつまでも生きていてほしいけれど、母は延命されることを望まないので、延命はあきらめます」と言いました。そのため、食べるだけ飲めるだけとしました。

 亡くなる1か月前から食事は数口になり、2週間前には少量のお茶だけになりました。4日前には「食事はいりません、温かいお茶が飲みたいです」と言い、2日前は「ごめんね、お茶はほしくないのよ」とお茶も飲まなくなりました。

 前日は「ありがとう。そばにいる? いてくださいね」と言い、当日は家族がまもなく来ることを伝えると、うっすら目を開けて「あ〜、そうかい」と言い、8時間後に眠るように亡くなりました。

 延命されている期間が長いと、昏睡状態になります。一方、食べるだけ、飲めるだけの自然な死では、別れを言える人がいます。90代のあるアルツハイマー病の女性は、お嫁さんに初めて「ありがとう。世話になった」と言って亡くなりました。

 人は全く飲食をしなくなると、2週間以内に亡くなります。そのため、極端にやせることもなく、自然な姿で亡くなります。看護師はご遺体が美しいと言います。余計な点滴や経管栄養をしないので肺炎などを起こさず、熱も出ず、痰も出ません。

眠るような死を見て、家族も「自分もこのように…」
【最終回】枯れるように最期を迎えるスウェーデン人 水分・栄養補給で溺れる日本人 穏やかに亡くなるために必要な医療とは?
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 眠るように亡くなった人の姿を見ると、これが本来の死の姿であることに気づきます。

 ある家族は、「自分も将来、このように亡くなりたい」「こんなに安らかに死なせていただき、何とお礼を言えばよいのかわかりません」と言いました。

 ある看護師は「今まで、通常の量の点滴をして亡くなった患者さんは、皆苦しそうだったけれど、食べるだけ飲めるだけで点滴を行わない患者さんは、どの人も死に向かって穏やかになっていった。こんなに穏やかな死は見たことがない」と驚いていました。

 また、別の看護師も「私は若いころ、病院という所は何か治療をしなければいけない所だと思っていた。だから何もしない患者がいると、どうして退院しないのだろうと納得がいかなかった。しかし今は、治療をしないで穏やかに看取ってあげるのも私たちの仕事だと思えるようになった」と言いました。

 「おなかがすいたり、のどが渇いたりして、苦しまないだろうか」と心配する家族がいます。しかし、亡くなる人には栄養も水分も必要ないので、おなかもすかず、のども渇かないのです。

 終末期の患者にとり、脱水や低栄養はむしろ良いことです。なぜかというと、脱水や低栄養になると、脳内麻薬であるβエンドルフィンや血中のケトン体が増加します。血中のケトン体は、栄養源として自分自身の脂肪が使われることで増加します。そのため意識が 朦朧もうろう として気分が良くなるのです。終末期に点滴や経管栄養を行うと、このような恩恵が受けられません。枯れるように死んでいけば、楽に死ねるように私たちは創られているのです。

日本も介護施設での看取りが増加
 20年ほど前にスウェーデンに行った時、高齢者は延命されないで穏やかに亡くなっていることを知り、心底驚きました。その当時の日本では、延命は当たり前で、穏やかに最期を迎えている人はいなかったからです。

 しかし、この20年で日本もスウェーデンのように、介護施設で延命されずに、安らかに看取られる高齢者が増えてきました。その数は12%(※)とまだ少ないですが、20年前は極めてまれだったことを思うと、隔世の感があります。高齢化が進み、延命を望まない人が増え、訪問診療医が自宅や介護施設で、延命せずに看取ってくれるようになったからだと思います。

 人はいつか必ず死にます。その時、穏やかに亡くなっていきたいものです。

(※)全死亡者に対する割合のため、高齢者に限ればさらに多くなると思われる
https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20250324-OYTET50010/2/


http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/220.html#c43

[近代史5] 高齢者は死んでいいのか _ 大西つねき「命、選別しないと駄目だと思いますよ」 中川隆
44. 中川隆[-7041] koaQ7Jey 2025年4月24日 00:56:43 : kmjWU9HGyI : WDBDS3g1ekkzNU0=[3]
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2015年6月4日
宮本顕二・礼子夫妻(1)寝たきり老人がいない欧米、日本とどこが違うのか
https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20150604-OYTEW52562/

 世界一の長寿を誇る日本は、医療技術が進歩したばかりに、高齢者が意識のない状態で何年間も寝たきりになる国でもある。読売新聞の医療サイト「ヨミドクター」でそんな状況に疑問を投げかけ、反響を呼んだブログ

「今こそ考えよう 高齢者の終末期医療」
https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/archives/shumatsuki/


このブログに大幅加筆して、『欧米に寝たきり老人はいない―自分で決める人生最後の医療』(中央公論新社、税抜き1400円)を6月10日に出版する内科医、宮本顕二・礼子夫妻に話を聞いた。(ヨミドクター編集長・岩永直子)


 ――なぜこのテーマで書かれたのですか?

 夫妻「日本では高齢者が終末期に食べられなくなると、点滴や経管栄養(鼻チューブ、胃ろう)で水分と栄養が補給されます。本人は何もわからないだけでなく、とても苦しいたんの吸引をされ、床ずれもできます。栄養の管を抜かないように手が縛られることもあります。人生の終わりがこれでよいのだろうかとブログで発信すると、多くの読者から体験に基づいた切実な意見が寄せられました。これを本にして多くの人に紹介し、高齢者の延命問題を一緒に考えたいと思いました」

 ――ヨミドクターのブログ連載は、非常に反響が多かったです。なぜこれほど関心を集めたと思いますか。

 宮本礼子「多くの人にとって切実な問題となっているからだと思います。たとえば、私の認知症外来は、家族の方も一緒に診察室に入っていただきます。そして、お話しできる患者さんには、『将来、食べられなくなった時に、胃ろうや鼻チューブで栄養を補ってほしいですか』と聞きます。一部の患者さんは『わからない』と言いますが、多くの患者さんは『そんなことはされたくない。そうなったらもうおしまいだわ』と言います。その時、家族も必ず自分の希望を言います。『私も望まない』と言う人ばかりです。『尊厳死協会に入っています』と言う人もいて、皆さん関心が高いです。『自分の親は何年も胃ろうで生きていて切なかった』という人もいます。そういう人は、意思がより強固です」

 「そして、マスコミの影響もあるのでしょう。何年も前から胃ろうの問題はあちこちで取りあげられるようになってきました。また、胃ろうや鼻チューブや点滴の高齢者があまりにも増え、必ず誰か知り合いに使っている人がいます。関心を持たずにはいられませんよね」

 宮本顕二「多くの人が80歳、90歳まで長生きするようになり、寝たきり老人も増えました。同時に、そういう姿を見ている人も増えているのでしょうね。そして、考えるのではないでしょうか、自分の親にはどうするか、自分の場合はどうするかと」

――終末期の高齢者に延命治療が普通に行われる背景に、どんな状態でも延命すべきと思い込んでいる医師が多数いると書かれています。先生方は問題意識を持つ前は、どのような対応をしていましたか。

 礼子「医学生時代は終末期医療の教育を受けませんでした。医療現場では終末期医療について、先輩や同僚と話をすることはありません。そのため、延命に対して問題意識を持つまでは、点滴や経管栄養を減らすとか、行わないとかは考えもしませんでした。むしろ、脱水状態や低栄養にしてはいけないと思っていました。終末期の高齢者だからといって、医療の内容を変えることはしませんでした」

 顕二「僕が研修医の時は患者が亡くなる時まで濃厚な医療をやっていました。たとえば、がん末期の患者が亡くなる時は心臓マッサージをして、同時に人工呼吸器を付けるのは当たり前でした。当然そうするものだと思ってやっていました」

 礼子「ただ、高齢者は体力が違いますから、大腸の内視鏡とか、胃カメラとか、検査に耐えうるかどうかは、考えて決めていました」

 ――患者の家族の方でも、延命医療を望む人はいるのではないですか?

 礼子「最近はいないですが、以前は、家族の中には、『他の家族が着くまでは生かしておいてほしい』と言う人がいて、心臓マッサージを家族が来るまで続けたことがありました。また、最近でも『生きているだけでいいから』とアルツハイマー病の終末期の患者に、経管栄養を希望する家族もいます」

 顕二「家族からの要望は、病気によっても違います。がんだと、結局亡くなるのだから延命処置は意味がないと、家族は思っています。問題はがん以外の病気です。がん以外の病気で亡くなることに納得できない家族が多く、延命処置を望む人は多いですね」

 ――2007年にスウェーデンに終末期医療の視察に行かれて、先生方の意識も変わられたのですね。何が一番印象的でしたか。

 礼子「スウェーデンが初めての海外視察だったのですが、食べなくなった高齢者に点滴も経管栄養もしないで、食べるだけ、飲めるだけで看取みとるということが衝撃的でしたね。脱水、低栄養になっても患者は苦しまない。かえって楽に死ねるとわかり、夫と私の常識はひっくり返ったのです。そして施設入所者は、住んでいるところで看取られるということも、日本の常識とは違うので驚きました。視察先の医師も、自分の父親が肺がんで亡くなった時に、亡くなる数日前まで普通に話をしていて、食べるだけ、飲めるだけで穏やかに逝ったと言っていました」

 顕二「日本では、高齢で飲み込む力が衰えた人は、口内の細菌や食べ物が肺に入って起きる『誤嚥ごえん性肺炎』を繰り返して亡くなることが多いです。誤嚥性肺炎の論文もほとんど日本人の研究者が書いているのです。当時も今も誤嚥性肺炎対策が高齢者医療の重要なテーマです。この誤嚥性肺炎について、スウェーデンで尋ねたら、『何それ?』ときょとんとされたのが衝撃でした。スウェーデンでは、誤嚥性肺炎を繰り返すような悪い状態になる前に亡くなっているので、あまり問題にならないのです。延命処置で病気を作って、かえって患者を苦しめている日本の現状を強く認識しました」


――日本の終末期医療とは全く違うと感じたのですね。

 礼子「180度違いました。日本は終末期の高齢者であっても、医療の内容を変えることはありません。一方スウェーデンでは、緩和医療に徹しています」

 顕二「肺炎でも点滴も注射もしない。それは日本とは全く違うので驚きでした。スウェーデンは、当初、認知症治療がどうなっているのかを見るのが目的だったのです。しかし、終末期医療の違いにびっくりして、次のオーストラリア視察は、終末期医療の視察に目的が変わりました」

 礼子「オーストラリアに行った理由は、緩和医療に熱心に取り組んでいる国と聞いたからです。しかし正直なところ、スウェーデンがあまりにも日本と違うことをしているので、スウェーデンだけが特殊な国ではないかと思い、他の国の実態を確かめに行ったのです。そうしたら、日本のほうが特殊な国だった。ただ、よく考えてみると、日本も昔はスウェーデンと同じで、食べられなくなった高齢者はリンゴの搾り汁を口に含む程度で、家で穏やかに亡くなっていました。昔の日本の終末期医療は、今のスウェーデンやオーストラリアと同じであったことに気がつきました」

 顕二「スウェーデンに行った時、研修医の時にお世話になった、ベテランの副院長のことを思い出しました。僕ら研修医はがんがん延命処置をするわけですが、副院長は当時の僕から見たらのらりくらりで何もしない。しかし、僕ら研修医が手を尽くした患者さんが亡くなった時、その患者さんの状況はというと悲惨なのです。血が飛び散って、点滴によるむくみもひどい。だから、看護師が家族をいったん外に出し、患者さんの体をきれいにしてから対面させたものです。一方、副院長が看取った患者さんは皆きれいで穏やかでした。当時の副院長の思いが、今になってわかりました」

 礼子「帰国後に、以前勤めていた病院で報告会をしたんです。その病院は、99歳でも胃ろうを作るし、終末期であっても人工呼吸器をつけたり血液透析をしたりする、スウェーデンとは正反対の病院でした。点滴や気管に入っている管を抜かないように、体がベッドに縛り付けられる患者さんの姿に、『年を取るのが恐ろしい』、『このようなことが許されるのか。医療が高齢者を食い物にしている』と怒っていた看護師もいました。そのためか、私の報告に対して、現場の看護師から称賛の声が上がりました。『私も年を取った時に、こういう亡くなり方をしたい』と。海外視察で、日本の高齢者の終末期の悲惨さは許されないことであることに気づき、この現状を変えるために何かしようと思い始めたのです」


――スウェーデン、オーストラリア、オーストリア、オランダ、スペイン、アメリカと6か国の終末期医療を視察し、その様子が本の中で詳しく紹介されています。無意味な延命治療をしないというプラス面も書かれていますが、必要な治療が受けられないなどの、マイナス面も書かれています。

 礼子「医療は過少でも過剰でもないことが理想ですが、その国の医療制度が反映されるので、その実現はなかなか難しいです。良いことばかりではないです。日本ならば助かる肺炎の患者さんも、この国では亡くなるだろうと思いました。そのため、諸外国のまねをするのではなく、日本の終末期医療のあり方を模索することが大事だと思います。

 顕二「海外の医療状況を紹介している本を読んでみても、いいことしか書かれていない。リハビリが素晴らしい、とか。でも日本のリハビリだって素晴らしいし、決して欧米にひけを取らない。そもそも根本から、終末期医療の考え方が違うということをこの本で伝えたかったんです」

 「延命処置をしないというと勘違いされるのですが、何もしないわけじゃない。延命処置はしなくても、緩和医療には手を尽くす。延命処置をする時間があったら、緩和医療に時間や人を割こうというのが、海外視察を通じて学んだことです」

 ――海外に比べ、日本は終末期の緩和医療はおろそかにされていますか?

 顕二「海外では、がん以外の患者にもモルヒネを使い、痛みや苦しさを緩和することを重視していますが、日本ではあまり使いません。また、日本では延命処置をしないことが緩和医療につながると理解している医療者は少ないです。点滴の針を刺したり、尿道にカテーテルを入れて、つらい思いをさせます。水分も過剰に投与するので、痰たんが多く、痰を吸引する苦しみを与えています。ストレスから消化管出血もよく起こします。誤嚥性肺炎を繰り返し、発熱や呼吸困難が起きます。問題は濃厚な延命処置を行って、患者を苦しめていることに気がついていない、あるいは気がついても目をつぶっていることと思います。その視点に立つと、日本では緩和医療がおろそかにされていると思います」
https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20150604-OYTEW52562/4/

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/220.html#c44

[番外地12] 田布施は李氏朝鮮の王族や両班階級が逃げてきた場所で、岸信介は李氏朝鮮の王の末裔 中川隆
1. 中川隆[-7040] koaQ7Jey 2025年4月24日 03:38:01 : kmjWU9HGyI : WDBDS3g1ekkzNU0=[4]
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明治以降の日本政府は田布施のchousen人が作った英米の傀儡政権だよ。戦後の総理大臣も殆どが田布施系の chousen人だしね。 日本が何時まで経っても独立できないのは反日chousen人が日本を支配しているから:
田布施は李氏朝鮮の王族や両班階級が逃げてきた場所で、岸信介は李氏朝鮮の王の末裔
【重要・証拠アリ】安倍首相辞任の裏に「CSISと朝鮮・田布施システム」! 米に見捨てられ実は逮捕寸前だった…暴かれた二階と今井の親中政治とは!? 2020.08.29

──安倍政権は極右だと言われていたんですが、中身は全然違ったんですね。

ジェームズ 媚中政権です。それを今井さん、二階さんが率先してやってきたんです。もともと二階さんは朝鮮系で国内政治では朝鮮利権と被差別利権をうまくマネージして第三者的存在として中国の利権を引っ張ってきたんです。ですから、中国といえば二階さんと決まっていて、安倍政権では絶大な影響力を持っていたんです。今年4月予定されていた習近平の国賓級来日は、二階さんに対する恩返し的な意味合いが強かったのです。その一方で、都知事の小池(百合子)さんと裏でつながって彼女の国政復帰を画策したり、フィクサー的なことをずっとやってこれたのも中国のバックがあったためです。それは今井さんも同じで、やはり彼も朝鮮系なんですよ。実は安倍政権というのは朝鮮政権のA級戦犯的な人たちの集まりなんです。

──ちょっと待ってください。「朝鮮系」ってどういうことですか? 安倍さん、今井さん、二階さんって在日朝鮮人ということなんですか?

ジェームズ そういう意味ではありません。永田町における「朝鮮系」というのは李氏朝鮮時代の両班階級出身という意味です。以前、田布施の話をした時にも言いましたが、田布施は李氏朝鮮の王族や両班階級が逃げてきた場所で、岸信介は李氏朝鮮の王の末裔です。岸という名字も「李」を分解して木(き)と子(し)にしたから岸(きし)なんだという話をしたと思います。安倍さんは岸家の人なので、当然「朝鮮系」ですし、今井さんも安倍さんと遠い親戚なのでやはり「朝鮮系」。二階さんも同じく遠い祖先が李氏朝鮮系だったという区分けです。また、そういう人たちが集まったのが自民党の清和会です。清和会というのは、多くが「朝鮮系」の人々の集まりで、永田町では常識です。実際に、清和会の事務所は旧李王家邸で当時の赤坂プリンスホテルの一階にありました。李氏朝鮮最後の皇族であった李玖も清和会の支援を受け、2005年まで赤坂プリンスホテルで暮らしていました。

──えっ、そんなこと初めて聞いたんですが…。本当のことなんですか!? 

ジェームズ これはインターネットで検索したって出てきません。しかし、日本の支配者層にとっては常識中の常識です。安倍政権というのは、完全にお友達政権ですから、これまで以上に朝鮮系の人々が集まっていて、21世紀の「両班政権」だったのです。国益や公益など一切無視で、「政治でビジネスをする」という、完全な拝金第一主義が安倍政権の正体でした。したがって、経済政策は単に一番儲かるという理由だけで中国寄りだったんです。だから、尖閣問題なんて最初からやる気なんかなかったんです。そういったところがいま対中政策で強行になっているアメリカにとっては我慢ならなかったわけです。安倍首相はこのCSISのレポートが出てから急激に体調が悪化し始めるんですけど、それでも退陣する気なんかありませんでした。彼の意向としては11月のアメリカの大統領選挙まで粘ろうと。それでトランプが勝てば、さらに続行し、バイデンが勝てば、辞任して麻生(太郎)副総理に暫定的に首相を譲って、いまアメリカ側で評価が高まっている河野(太郎)防衛大臣を一旦、財務大臣にし、その後に首相にする、という流れだったはずです。詳しくは安倍総理辞任前に発信した私のツイートを見てください。

──じゃあ、急に辞めなければいけない状況が起きたってことですか?

ジェームズ たぶん、辞意を表明する前日の夜だと思います。安倍首相のお母さんの安倍洋子さんから「もう辞めなさい」と言われて辞めることをしぶしぶ決意したもようです。

──お母さんから言われたってことですか!?

ジェームズ 簡単に言ってしまえばそういうことです。安倍さんはマザコンですから、お母さんの意向は大きいと思います。ただし、洋子さんが「もう辞めなさい」と言った理由は息子可愛さだけではありません。安倍さんに司法の手が伸びていたからです。実は、安倍さんは逮捕される寸前だったんです。河井(克幸)前法相夫妻の選挙違反がらみの件をきっかけに、警察も検察も現役首相を捕まえようと本気になっていました。安倍さん一派はこれまで司法を捻じ曲げることばかりしてきましたからね。お友達の記者のレイプ事件を揉み消したこともありましたし、検事長の定年を延長しようとしたこともありました。あんなやりたい放題なことをしてたら、警察、検察に恨まれて当然です。そういう中で、アメリカに見放された安倍さんを現役首相のうちに牢屋にぶち込みたい、というのが検察側の狙いだったんです。それに関してはアメリカからのお墨付きも出ていたと思います。首相辞意表明の当日にアメリカで下のような記事が出ていますから。

https://www.thedailybeast.com/japans-longest-serving-pm-shinzo-abe-quits-in-bid-to-escape-potential-prosecution

──それでも、安倍さんは辞める気はなかったんですよね?

ジェームズ なかったんですが、お母さんの安倍洋子さんから「岸家から犯罪者は出せない」ときつく言われたようです。洋子さんは岸信介の長女ですし、李氏朝鮮の元王族のプライドも高い人ですから。それで辞めるしかなかったんだと思います。たぶん、このことは、麻生副総理の耳にも入っていなかったんじゃないでしょうか。辞意を表明した28日にかなり翻意を促していたようですが、安倍さんの意思は固かったので、麻生さんも諦めたんでしょう。以後、麻生さんは表に出てきていませんから。

──二階さんはどうですか? CSISで酷評された二階さんが次の総裁選を取り仕切っているようですが。

ジェームズ 日本ではまだまだ、二階さんは力を持っていますから、まとめ役としてはうってつけなんでしょう。しかし、今後は変わってきます。トランプが大統領選で勝ったら完全に終わりでしょうね。次期首相に関しては菅(義偉)さんが最も有力でしょう。日本のメディアもいま誰が次期総裁になるのか、とかやってますけど、いま彼らがやるべきことは総裁選レースの予想屋ではないと思います。安倍さんの追及こそ彼らの仕事で、メディアが率先して「東京裁判」を開き、安倍政権のA級戦犯たちを裁くべきです。確かに民主党時代の迷走よりは安倍時代のほうがはるかにマシで、総理には「お疲れ様」と見送るのが礼でしょう。しかし、首相時代の彼の縁故主義に基づく独裁は目に余るものがありました。自分のお友達を集めて、都合の悪いことがおきると、やはり友達の検事たちに頼んで事件を揉み消すという、本当に頭の悪い、政治ごっこをしてきたんです。これは朝鮮式両班政治の極みです。日本本来の武士政治では、もっと高潔さがあったはずです。しかも、多くのマスコミがこれに異を唱えず、提灯記事を垂れ流していました。こういうものをすべてえぐり出さないと、この国は終わってしまいますよ。1920年代の政党政治の迷走を彷彿させます。辞任したから逮捕は許してやるという、判官贔屓的ないまの風潮は大きな間違いだと私は思いますね。なので、真実をありのままに伝えるトカナの役割は非常に大きいと思います。ポスト安倍の日本はメディアの在り方から変えていかなければなりません。
https://tocana.jp/2020/08/post_168418_entry.html

▲△▽▼

明治維新は田布施の chousen人 による日本の乗っ取り

鬼塚英昭 戦争はすべて八百長 『日本の真相』
https://www.youtube.com/watch?v=eUIhcvcSmrA
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/425.html#c1

[番外地12] 菅義偉の黒い正体 ― スパイ、田布施システム、MI6、小渕恵三との繋がり…ジェームズ斉藤が暴露 中川隆
1. 中川隆[-7039] koaQ7Jey 2025年4月24日 03:38:33 : kmjWU9HGyI : WDBDS3g1ekkzNU0=[5]
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明治以降の日本政府は田布施のchousen人が作った英米の傀儡政権だよ。戦後の総理大臣も殆どが田布施系の chousen人だしね。 日本が何時まで経っても独立できないのは反日chousen人が日本を支配しているから:
菅義偉の黒い正体 ― スパイ、田布施システム、MI6、小渕恵三との繋がり…ジェームズ斉藤が暴露

──いきなり辛口ですね。菅さんって一見地味な方ですが、実際どういう人なんですか?
ジェームズ はっきり言えば怖いですよ。まず、彼のお父さんの菅和三郎さんですけど、謎多き人物で、公開情報のほとんどがフェイクです。私の情報源である永田町のドンの方々の話によると、和三郎氏は●●●●の調査部出身です。これはググっても出てきません。

──えっ! ●●●●の調査部って!

ジェームズ そうです。バリバリの諜報機関です。特に、菅総理のお父さんが所属した時期は第二次世界大戦の真っ最中で、関東軍肝入りの特務機関の頃でしたから、世界最高レベルのエージェントばかり揃っていました。ゾルゲ事件の尾崎秀実や大川周明なんかもいましたので。ただ、日本が戦争で負けたあとは、秋田で暮らし始めたんです。

──秋田で!?

ジェームズ そうです。日本の政治家の中枢がそうであるように(詳しくはこちらの記事を参照)、菅さんのお父さんも chousen半島の人ですから。正確に言うと日本統治下のchousenで生まれているので日本の臣民とも言えますが。菅総理の名前菅義偉がchousen名みたいなのもそういう理由です。これで「すが・よしひで」と読むのは珍しいですからね。また、菅和三郎氏も「和」という、「清和会」の由来にも通じるchousen系が好む漢字を使っています。しかもあえて音読みとなっているので、chousen系であることはほぼ間違いないところです。

──ということは今回の総理も、例の永田町独特のchousen系の人ということなんですね。

ジェームズ いえ、chousen系はchousen系なんですけど、安倍(晋三)さん、今井(尚弥)さん、二階(俊博)さんみたいな人たちとは違います。彼らは李氏chousenの両班出身で、要は貴族です。彼らの祖先が渡日した時期も古く、ほとんどが豊臣秀吉のchousen出兵時に日本に連れられてきた人たちです。一方、菅総理は戦後日本に来た家系なのでかなり新参者です。

 だからこそ、お父さんは切った張ったの世界でのし上がれる特務機関に入っていったんだと思います。そこで人脈を作った。そして諜報活動の経験が功を奏してか、新天地秋田ですぐにイチゴ栽培の事業に成功し、後に地方議員にもなり、地元の「ドン」になっていきます。

 ですから、菅総理はそこそこの名望家の出ということになるのですが、永田町でいう「両班菅義偉の黒い正体 ― スパイ、田布施システム、MI6、小渕恵三との繋がり…ジェームズ斉藤が暴露
──いきなり辛口ですね。菅さんって一見地味な方ですが、実際どういう人なんですか?

ジェームズ はっきり言えば怖いですよ。まず、彼のお父さんの菅和三郎さんですけど、謎多き人物で、公開情報のほとんどがフェイクです。私の情報源である永田町のドンの方々の話によると、和三郎氏は●●●●の調査部出身です。これはググっても出てきません。

──えっ! ●●●●の調査部って!

ジェームズ そうです。バリバリの諜報機関です。特に、菅総理のお父さんが所属した時期は第二次世界大戦の真っ最中で、関東軍肝入りの特務機関の頃でしたから、世界最高レベルのエージェントばかり揃っていました。ゾルゲ事件の尾崎秀実や大川周明なんかもいましたので。ただ、日本が戦争で負けたあとは、秋田で暮らし始めたんです。

──秋田で!?

ジェームズ そうです。日本の政治家の中枢がそうであるように(詳しくはこちらの記事を参照)、菅さんのお父さんも chousen半島の人ですから。正確に言うと日本統治下のchousenで生まれているので日本の臣民とも言えますが。菅総理の名前菅義偉がchousen名みたいなのもそういう理由です。これで「すが・よしひで」と読むのは珍しいですからね。また、菅和三郎氏も「和」という、「清和会」の由来にも通じるchousen系が好む漢字を使っています。しかもあえて音読みとなっているので、chousen系であることはほぼ間違いないところです。

──ということは今回の総理も、例の永田町独特のchousen系の人ということなんですね。

ジェームズ いえ、chousen系はchousen系なんですけど、安倍(晋三)さん、今井(尚弥)さん、二階(俊博)さんみたいな人たちとは違います。彼らは李氏chousenの両班出身で、要は貴族です。彼らの祖先が渡日した時期も古く、ほとんどが豊臣秀吉のchousen出兵時に日本に連れられてきた人たちです。一方、菅総理は戦後日本に来た家系なのでかなり新参者です。

 だからこそ、お父さんは切った張ったの世界でのし上がれる特務機関に入っていったんだと思います。そこで人脈を作った。そして諜報活動の経験が功を奏してか、新天地秋田ですぐにイチゴ栽培の事業に成功し、後に地方議員にもなり、地元の「ドン」になっていきます。

 ですから、菅総理はそこそこの名望家の出ということになるのですが、永田町でいう「両班chousen系」ではありませんので、そっちのグループには入れません。じゃあ、何系かという最初の派閥が宏池会の小渕派なんです。この小渕(恵三)さんと最初につながったというのが菅総理らしいんです。実は、小渕さんは菅総理と一緒の諜報系の人なんですよ。


──諜報系? あのブッチホンの小渕さんがですか? 

ジェームズ まあ、小渕さん自身が諜報機関の人というわけではないですけど、小渕さんの叔父さんが陸軍中野学校出身で台湾どで活動していた人だったんです。なので、小渕さんは叔父さんの薫陶を受け、その知識と人脈を外交に活かしていました。例えば、エリツィン大統領が病気になった時には病状を確かめるために官房機密費を使って、あの大物三重スパイの佐藤優さんをモスクワに送ったりもしています。ですから、小渕さんと菅総理というのはインテリジェンスの世界でつながっていたんですよ。この二人は、親しい身内に諜報組織の人間がいたという点で、戦後の総理の中でも際立った存在です。

──なんか、インテリジェンスな首相って聞くとカッコいい感じもしますが。

ジェームズ いや、それは映画や小説の世界の話で、実際はかなりドロドロですよ。その辺のことはあとで話しますが、菅総理はそういう出身だということです。これが意味することは本来、永田町の中ではメインストリームには上がってこれない、ということです。なにしろ、日本の政治家としての出世には両班であることが第一条件ですから。しかも、両班であれば誰でもOKではないんです。両班の中にも序列があって、足の引っ張り合いやいがみ合いがしょっちゅうおきてますから。それで思い出しましたが、昔、宏池会の林芳正さんと清和会の安倍さんがケンカになったことがあって、「お前は同じ両班でも俺より下だろう」とか言ってたらしいですよ。ホント、どこの国の話なのかと思いますが(笑)。

──まったくです。ちなみに、そのケンカは安倍さんが勝ったんですよね、李氏chousenの王家ですから。

ジェームズ いえいえ、勝ったのは林さんです。李氏chousenの王家であっても直系と傍流ってあるじゃないですか? それで見ると林さんのほうが直系に近いらしいんですよ。だから、安倍さん対林さんのケンカは林さんが勝ったみたいですよ。しかし、日本の政治ではこれが重要なんです。なぜなら、普通に実力勝負だと上にいけば行くほど似たりよったりで優劣がつかないんです。例えば、組閣になったときにどっちを大臣にするんだって場面で実力は一緒となったら、バックグラウンドで決めるしかないんです。つまり、両班かどうか? 両班同士であれば、どの階級の両班なのか? なんです。これが日本の政治の実態です。
https://tocana.jp/2020/09/post_171763_entry.html

▲△▽▼

明治維新は田布施の chousen人 による日本の乗っ取り

鬼塚英昭 戦争はすべて八百長 『日本の真相』
https://www.youtube.com/watch?v=eUIhcvcSmrA
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/426.html#c1

[番外地12] 既に発展途上国化しつつあるアメリカ金融市場 中川隆
1. 中川隆[-7038] koaQ7Jey 2025年4月24日 06:11:46 : kmjWU9HGyI : WDBDS3g1ekkzNU0=[6]
<■112行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
トランプのアホ経済政策の為に既に発展途上国化しつつあるアメリカ金融市場
今後数ヶ月で米国は米国株価、米国債と米ドルがすべて下落する発展途上国型の金融危機に陥る:

トランプ政権のアホ経済政策で米国株価が下落するのは当然。
米国株価暴落で一番マズいのは、株価下落の最中に米国債が下落し、金利が急上昇したことである。

発展途上国化するアメリカの金融市場
トランプ政権の関税政策は金融危機を引き起こす。
その理由は、やはり国債の値動きの変化である。

これは予想ではなく既に起こったことだが、トランプ政権のこうした政策が、世界情勢の雰囲気を変え、アメリカの金融市場が伝統的な経済の中心地から発展途上国の金融市場へと変化する原因となった。
前者では株価が下がれば保険を求めて国債が買われるが、後者では株価が下がると金利が上がり、通貨も下がって人々の恐怖を呼ぶ。

これは発展途上国によくある古典的な状況だ。発展途上国が金融危機になればこの状況に陥る。

先進国の金融市場では、株価が下落した時には国債は買われる。例えば2008年のリーマンショックでも、株価下落時には安全資産と呼ばれるゴールドでさえ下落した一方で、米国債だけは買われている。
これが先進国の市場における普通の動きであり、これまでの他の金融市場でも例外ではなかった。

だが株式と国債が両方売られるのが普通である市場がある。発展途上国の金融市場である。ここでは何度も言っているが、発展途上国の市場でしか起きないことが、米国株と米国債に起こっている。投資家はその重要性を認識する必要がある。

米国市場の見通し
2025年は米国債が大量に償還される年であり、米国政府は借り換えのために大量の米国債を発行しなければならない。そしてその大量発行が米国債を下落させる。

「先進国は債務を増やし続けても問題ない」という神話が、明らかに崩れ始めている。これらの徴候は、アメリカやイギリスなどの先進国が、いわば発展途上国化し始めていることを示している。


これまでアメリカで米国株と米国債が同時に下落するようなことがあっただろうか。実はあったのである。それは1929年の世界恐慌に続く1931年、長く続く恐慌でアメリカの財政が危うくなった年で、この時米国株と米国債は同時に下落している。

1929年の世界恐慌と、その後の米国債の暴落については、レイ・ダリオ氏が歴史上の債務危機を解説した名著『巨大債務危機を理解する』において詳しく解説されている。
ダリオ氏はこの本の該当箇所で次のように述べている。

1931年9月、世界恐慌が始まってから初めて、米国債は安全資産ではなくなった。
エゴン・フォン・グライアーツ氏も世界恐慌のあと何十年も米国株は回復しなかったことを例に出して、米国株はこれから同じ状況に陥ると予想している。

株式と国債の同時下落という異常事態を甘く見てはならない。それだけは事前に書いておく。投資家はこれからの状況に備えて1931年の事例を勉強しておくべきである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/63976

▲△▽▼

石原順チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/videos

グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート | 世界の金融市場における分析と実践
https://www.globalmacroresearch.org/jp/

銀silverゴールドch - YouTube
https://www.youtube.com/@ag47/videos


【金子勝・トランプ関税戦争 拡大/日経平均、米ダウ急落/中国対抗125%、全面貿易戦争に 日本は?/一過性でない大きな流れ】2025/04/11
https://www.youtube.com/watch?v=VKwXGA26PR4

【金子勝】「トランプ政権の1カ月 フェイクファシズム時代の危険性」
日刊ゲンダイ 2025/03/14
https://www.youtube.com/watch?v=66wRsWdVYxQ

トランプ政権が発足してから1カ月がたったが、予想を超えた無軌道ぶりだ。領土問題も関税も自分の意のままになることを見せようとしている。結果、欧州との亀裂が深まり、米国はインフレ退治どころか、インフレ加速が間違いなく、国際秩序だけでなく、世界経済も破壊されようとしているが、もう一つの問題は、トランプ流のフェイクファシズムが横行し、民主主義の機能が壊れる懸念だ、と金子勝氏は指摘する。

【茹でガエル経済】金子勝・茹でガエルの日本経済/長期金利1.585%、円安/庶民に地獄 インフレ政策 2025/03/26
https://www.youtube.com/watch?v=FyF2IMTtWU4


これがドル基軸体制に変わる新しい世界の通貨システム _ 米株価・米国債・米ドルが三つ共暴落しているのに、ゴールドだけ上がっている理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16898632

レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887650

金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、橋洋一)は経済が全くわかっていない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16886615

トランプもプーチンも単なる19世紀型の帝国主義者・ファシストであって、反グローバリストでも反国際金融資本でも、愛国者でもない。 プーチンはユダヤ人の利益しか眼中になく、スラブ人や少数民族を弾圧・搾取している隠れユダヤ人。

我那覇真子さんがパナマから語る! トランプ氏は本当に反グローバリズムなのか?
https://www.youtube.com/watch?v=BIpMQB5EUQQ&t=35s

西谷修 _ アメリカ原理時代とアメリカ世界統治の終焉
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16891943

ファシズムとは巨大資本家が支配する統制経済の事
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14125646

岡田斗司夫 _ トランプの目指すアメリカ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16894548

Microsoft創業者ビル・ゲイツの優生学
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14142318

アングロサクソンの文化
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007474

プーチンはユダヤ人だった _「ロシアという国」の本当の姿をジェームズ斉藤が解説!
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/187.html

ロシアの生活はモスクワと田舎で大差、少数民族は月収3万円程度
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16826015
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/427.html#c1

[近代史4] どうしても戦争だけはやりたくなかったドナルド・トランプ大統領 中川隆
178. 中川隆[-7037] koaQ7Jey 2025年4月24日 06:48:51 : kmjWU9HGyI : WDBDS3g1ekkzNU0=[7]
【土井昭先生とのコラボ企画!】(後編)トランプ大統領はバカか?天才か?大激論!?
神野ちゃんねる 2025/04/23
https://www.youtube.com/watch?v=HaHqQMJZwOY

神野ちゃんねる - YouTube
https://www.youtube.com/@JinnoChannel/videos
https://www.youtube.com/@JinnoChannel/playlists

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1152.html#c178

[近代史4] トランプ米大統領がもっとも敬愛する第7代大統領アンドリュー・ジャクソン 中川隆
3. 中川隆[-7036] koaQ7Jey 2025年4月24日 12:30:26 : kmjWU9HGyI : WDBDS3g1ekkzNU0=[8]
<■64行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
トランプより強烈だった! アメリカが生んだ「最強のトンデモ大統領」
2016年12月05日
https://www.dailyshincho.jp/article/2016/12050631/?utm_source=yahoo&utm_medium=http&utm_campaign=link_back&ui_medium=http&ui_source=yahoo&ui_campaign=link_back&all=1

第7代アメリカ合衆国大統領アンドリュー・ジャクソン

 まさかの「トランプ大統領」誕生が決まり、全米各地で反トランプデモが頻発している。

 特にハーバード大学など多くの名門大学を擁するマサチューセッツ州では、トランプ大統領に対する拒否感が強いようだ。

 マサチューセッツ大学が発行する老舗学生新聞「The Massachusetts Daily Collegian」は、「反知性主義の大勝利」という見出しを掲げ、トランプ大統領への警戒を呼び掛けている。

 さて、反知性主義の大統領と言えば、レーガンやブッシュJrを思い起こす人もいるかも知れないが、じつはアメリカ史上で最強の〈反知性主義〉大統領と目されている人物は他にいるという。

 以下、『反知性主義:アメリカが生んだ「熱病」の正体』の著者で、建国期のアメリカの歴史に詳しい森本あんり・国際基督教大学(ICU)副学長に話を聞いた。


『反知性主義』
森本 あんり 著
ネット書店で購入する

荒くれ者の大統領
「本にも詳しく書きましたが、アメリカで最初の〈反知性主義〉大統領だと考えられているのは、1829年に第7代大統領に就任した民主党のアンドリュー・ジャクソンです。幼いころから腕白で、独立戦争で軍人として名を上げ、胸には決闘で受けた銃弾が残っていたという荒くれ者でした」

「ジャクソンは綴りを間違えてばかりいたので、選挙の際は、アメリカ屈指の名家出身でハーバード大卒の現職大統領アダムズの陣営から“ロバ(まぬけ)”と徹底的にバカにされました。これが今の民主党=ロバというキャラクターの由来です。しかし、結果は知的エリートに反感を持つ大衆の支持を受けたジャクソンの圧勝でした」

「大統領になったジャクソンは、特権階級の既得権を破壊する過激な政策を次々と断行します。まず、それまで行政府を独占していた東部エスタブリッシュメント出身の公務員を全員クビにして、自分を支持した人々と入れ替えました。さらに当時の中央銀行(第二合衆国銀行)の免許更新を拒否して、破産に追い込みます」

「先住民に対する政策も過酷なものでした。彼らが先祖代々住んできた土地を奪い取り、白人入植者に与え、先住民を遠くの居留区に強制移住させました。チェロキー族の〈涙の道〉の悲劇はこの時に起きたものです」

歴代屈指の名大統領
「まさに破壊的としか言いようのない大統領ですが、じつはジャクソンは歴代屈指の名大統領として高く評価されているのです。たとえば公務員を総入れ替えする政策は、公務員の特権階級化と腐敗を防ぐと高く評価されました」

「また、中央銀行を潰した後も均衡財政を維持することに注力し、決して放漫財政に陥りませんでした。さらにはサウスカロライナ州の離脱運動を未然に抑え込み、メキシコやフランスとの戦争を回避する知恵も見せました」

「ジャクソンは、上流階級の人間でなくても、また優れた学問や教養を修めていなくても、誰もが統治を行えるだけの知性と徳性を備えていると確信し、金持ちがより金持ちとなり、権力者がさらに大きな権力をもつようなシステムを破壊しました。まさに〈反知性主義〉の面目躍如です」

では、トランプも後世に評価される名大統領になれるのだろうか?

「ジャクソンには(白人限定ではあったものの)曲がりなりにも〈平等〉という理念がありました。しかし、トランプにはいかなる崇高な理念も見えません。『米国を再び偉大に』と言いますが、米国の偉大さは金や軍隊ではなく、自由・平等・人権といった普遍的価値を掲げることにあります。こうした価値を軽視すれば、米国の威信は保てないでしょう」
https://www.dailyshincho.jp/article/2016/12050631/?utm_source=yahoo&utm_medium=http&utm_campaign=link_back&ui_medium=http&ui_source=yahoo&ui_campaign=link_back&all=1
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1222.html#c3

[近代史4] どうしても戦争だけはやりたくなかったドナルド・トランプ大統領 中川隆
179. 中川隆[-7035] koaQ7Jey 2025年4月24日 12:39:54 : kmjWU9HGyI : WDBDS3g1ekkzNU0=[9]
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トランプ「ワンマン政権」に米国で高まる不満…100年前に滅んだ統治スタイルが復活、金融市場のさらなる混乱は必至か
2025/4/24 藤和彦
https://news.yahoo.co.jp/articles/d55f667b9ea4d25f124ff9f097efb7f04e634d74

2度目の本格的な反トランプ・デモ
政権内部にも対立の気配が

 トランプ2期政権が誕生してから4月20日で3カ月が経過した。

 この間に署名された大統領令は130本に上り、戦後最多だったバイデン前政権の3倍を超えた。一方、連邦議会で成立した法律の数は最少だ。政策を決定する権限がホワイトハウスに集中する構図が鮮明となっている。

 トランプ「ワンマン政権」に対する不満が米国内で高まっている。

 トランプ政権の強硬な政策運営に抗議する大規模デモが19日、ニューヨークやワシントンなどで行われた。本格的な反トランプ・デモとしては今月5日に続いて2度目だ。

 トランプ氏の権力行使が18世紀に確立された米国憲法上のチェック・アンド・バランス体制を試練にさらしているとの危機感から、デモ参加者は「米国に王はいらない」「専制に抵抗せよ」などと訴えた。

大統領令を抑え込む唯一の存在
 共和党が多数を占める連邦議会がトランプ氏の政策に同調している中、次々と繰り出される大統領令を抑え込む唯一の存在となっているのが連邦裁判所の判事だ。

 米国の世論はトランプ政権よりも司法を支持している。

 ロイターが3月下旬に実施した世論調査によれば、「米国の大統領はたとえ自分の望ましいことであっても連邦裁判所の決定に従うべきだ」との回答が82%に達し、民主党支持者と共和党支持者の両方で賛成が過半数を超えた。

 だが、トランプ氏は自分に不利な判決を下す判事を攻撃する姿勢を取り続けており、米連邦高等裁判所は17日、トランプ政権に対し、司法との対立を避けることを求める異例の声明を発出した。

トランプ氏の統治スタイルは100年前に滅んだ? 
 トランプ氏が、忠誠を誓う人材を重要機関のトップに任命するとともに、多くの職員を強制的に解雇し、連邦政府の機能を低下させているとの批判もある。

 批判にまったく耳を傾けないトランプ氏のことを「ヒトラーや他のファシストよりもはるかに愚かだ」とする非難する声が出ているほどだ(4月20日付AFP)。

 専門家はトランプ氏の統治スタイルについて興味深い分析を提示している。

 米ウイリアム・アンド・メアリー大学のステイーブン・ハンソン氏らは「トランプ氏の統治スタイルは『家産官僚制』だ」と指摘する(4月4日付クーリエ・ジャポン)。

 家産官僚制はワンマン型統治のことであり、スタッフはイエスマンでなければ務まらない。家産官僚制の下では、統治者は自らを国民の象徴的な父親と位置づけ、国民の保護者だと主張する。トランプ氏が自身をナポレオンにたとえ、「国を救う者はいかなる法律も犯さない」と述べたのがその証左だ。

 家産官僚制は近代国家を支える複雑な機構を管理するにはあまりに未熟だったことから、100年前にスクラップになった経緯がある。先進国では現在、一定の規則と規範に則った公的機関によって統治の正当性が与えられるシステム(依法官僚制)が当たり前になっているが、あろうことか、米国では家産官僚制がゾンビのように復活したというわけだ。


トランプ関税でも貿易赤字はさほど縮小せず
 家産官僚制と化したトランプ政権の政策が朝令暮改となるのは当然だ。ワンマン統治者の気まぐれを誰も止めることができないからだ。

 この悪弊が最も露呈しているのが関税分野だ。引き上げられたと思った矢先に引き下げられ、そのせいで世界経済は大混乱に陥っている。

 トランプ氏は国内産業保護のための関税の必要性を強調しているが、サービス経済化が高度に進展した米国で、従来型の製造業が直ちに復活するとは到底思えない。

 米CNBCが15日に発表したアンケート調査によれば、米国企業の61%が「関税により中国の製造施設を失う場合は米国に移転せず、低関税地域に進出する」と回答した。さらに、米国に製造施設を移転すると回答した企業の81%が「米国工場で労働者を雇用するより自動化を進める」としている。

 関税引き上げにより、米国の貿易赤字はそれほど縮小せず、国内の製造業の雇用もあまり増加しないのが実情だ。だが、殿のご乱心を諫める者はいない。

FRB議長の処遇を巡り「仲間割れ」か
 家産官僚制(ワンマン型統治)の悪影響はこれにとどまらない。気がかりなのは、トランプ氏とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長との間の確執だ。

 パウエル氏は16日、「トランプ関税の影響を見極める必要がある」として、早期の利下げに否定的な見解を示した。早期の利下げを求めるトランプ氏はこれに猛反発し、イエスマン以外はいらないとばかりにパウエル氏の辞任を求める口撃を繰り返している。

 中央銀行の独立性は近代国家にとって欠くことができない制度だが、家産官僚制の主であるトランプ氏にとっては桎梏(しっこく)以外の何ものでもない。

 だが、パウエル氏の辞任要求について、トランプ政権内で異論が出ている。米政治専門サイト「ポリティコ」は17日、パウエル氏の解任は金融市場の不安定化を招くリスクがあるとして、ベッセント財務長官がホワイトハウス当局者らに繰り返し警告していると報じた。FRB議長を巡ってトランプ氏とベッセント氏が対立する危険性が生じているのだ。

 金融市場の動揺を機に政権内で存在感を高めているベッセント氏が、パウエル氏とともにトランプ政権を去る事態となれば、米国を始め世界の金融市場は再び動揺し、基軸通貨ドルの信認も大きく毀損するだろう。

 トランプ氏の独断専行が、これ以上の混乱を国際社会にもたらさないことを祈るばかりだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d55f667b9ea4d25f124ff9f097efb7f04e634d74?page=2
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1152.html#c179

[リバイバル3] 本当のオーディオファイルは「ミニマリスト」を目指す 中川隆
66. 中川隆[-7034] koaQ7Jey 2025年4月24日 17:47:48 : kmjWU9HGyI : WDBDS3g1ekkzNU0=[10]
<■119行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
とにかく浪費をとめられない人が、「買いまくりたい」という欲望を消す方法
2025.04.24 心理 欲望, 浪費, 買い物とにかく浪費をとめられない人が、「買いまくりたい」という欲望を消す方法
https://blackasia.net/?p=50403

現金がなければ物欲も低下しそうな気もするが、実際はそうでもない。現金がなければないほど「欲しくても買えない」という消費に対する飢餓感が膨れ上がってしまって、より買いたくなってしまうからだ。飢えているときにスーパーに行けば無駄な食品を買いすぎるのと同じだ。(鈴木傾城)


年収が増えても資産が貯まらない理由とは?
「年収が増えれば増えるほど資産が貯まる」と考えている人もいるのだが、それは間違いだ。たとえば、私が長らく歓楽街で見てきた人たちは、大金を稼いでも「まったくカネがない」状態で苦しんでいた。

水商売やもっと裏の仕事をしている人たちというのは、男も女も稼ぐ額は大きいのだが出ていく額も私たちの想像以上に大きい。派手に遊び、高級品を買い、旅行でも大きく散財する。

全員が全員ともそうだとは言えないのだが、夜の世界は見栄が重要な世界なので、華美な服を着て、ブランド品を買って、高額なところに住む人が多い。それなのに仕事は不安定で、メンタルがやられるような出来事がしばしば起こる。

そして、彼らのまわりには口のうまい詐欺師や、有無を言わせぬ恫喝者が、おびただしく存在する。せっかく稼いだ金をむしり取られることもある。人間関係を構築するには難しい人も多いので、トラブルに巻き込まれるのは日常だ。

結局は高収入であっても、自滅しやすいのが夜の世界の人たちである。私はそういうのをさんざん見てきたので、「年収が増えれば増えるほど資産が貯まる」とはまったく思っていない。

では、表社会の高収入の人たちは安泰なのか。

彼らもタワマンに住み、高級車を乗り回し、高いレストランでワインでも飲んで、金のかかる趣味で遊んだりする人がいる。そういうのをSNSで見せびらかすような人間も多い。

やはり、そういう人たちは収入以上に背伸びし過ぎとなる。「いくらでも稼げる」という全能感の為せる業なのか、無謀な借金も平気でしたりする。そうするとクレジットカードの支払いなどが毎月増えていき、内情が火の車になって、仕事がうまくいかなくなった時点で人生が詰んでしまう。


「あれも買いたい、これも買いたい」という目的
いくら高収入であっても、消費行動が狂っていたら資産が貯まるわけではない。毎月100万円を稼いでも200万円を使っていたらすぐに行き詰まる。大切なのはうまく収支を管理することであり、きちんと自分をコントロールすることに尽きる。

収入の範囲で暮らし、きちんと貯蓄し、金融リテラシーを高めておく。そうすれば、たとえ収入が少なくとも資産を増やすことができるし、生活に安定感ができて幸福度を高めることも可能である。

結局、大金を稼ぐ前にマネー・マネジメントをきちんと向上させておかなければ、手に入ったものは消えていくだけだということに尽きる。私が歓楽街で知り合った金持ちたちは、そういうのに無頓着だった人間ほど消え去るのは早かった。

自分の欲望のために大金が必要になればなるほど、その原資を稼ぐために危ない橋も渡らなければならなくなる。そうすると、必然的に詐欺や恐喝や暴力の世界に足を踏み入れていくことになる。

カネのために見境がなくなっていくと、やがて自滅する。それは物事の必然だ。朝がきたら、次は夜がくるのと同じくらいわかりきったことだ。

「高収入になりたい」「金持ちになりたい」という話はよく聞く。その人に、なぜ高収入や金持ちになりたいのかと言うと、だいたいの人は「あれも欲しい、これも欲しい。あれも買いたい、これも買いたい」という目的を話す。

そういうのを見聞きしていると、ほとんどの人が実際に高収入・金持ちになったとしても資産が貯まらない理由がよくわかる。彼らが高収入・金持ちになりたいのは、ただ単に「もっと使いたいから」なのだ。浪費することが前面にある。

自分の生活や人生にまったく必要ないものに金を使い、衝動買いの欲望を満たし、物欲を発散することしか見えていない。もし、そういう人が高収入・金持ちになったとしても、遅かれ早かれ最後には何もない人生に戻ってしまうだろう。


「金がないから買えない」という強い欲求不満
「あれも買いたい、これも買いたい」と言っている人は、カネがそれほどないときからあれもこれも買っている。カネがあってもなくても消費するので、貯金が増えることはほとんどない。

現金がなければ物欲も低下しそうな気もするが、実際はそうでもない。現金がなければないほど「欲しくても買えない」という消費に対する飢餓感が膨れ上がってしまって、より買いたくなってしまうからだ。

飢えているときにスーパーに行けば無駄な食品を買いすぎてしまうのはよくあることだが、消費に対する飢餓感も同じだ。あれもこれも欲しいのに「カネがないから買えない」という不満が昂じれば、どうなるのか。

少しでも現金が入ったとき、飢餓感の穴埋めをするかのように多くを買ってしまう。

高収入の人はブランド品をデパートで買いまくるかもしれないが、低所得の人は100円ショップなどで目についたものを次々と買うような消費行動になる。そのため、貧困層になればなるほど、じつは家の中はモノであふれていたりする。

「欲しくても買えない」「消費欲を満たしたい」という気持ちが安物買いにつながって、家の中がガラクタまみれになってしまう。

「カネがない」という現実は「カネがあったら使いまくれるのに」という気持ちにつながり、それが「カネを使いまくりたい」という欲望に結びついていく。家の中が安物の不要品で埋もれて、ゴミ屋敷寸前になってしまっている人も多い。

それは、「カネがないから買えない」という強い欲求不満が生み出した心象風景であると言っても過言ではない。これは幸せな状態ではないというのがわかる。


「買いまくりたい」という欲望を消す方法
たとえ貧困であっても、「収入の範囲で暮らし、きちんと貯蓄し、収支をコントロールする」ことによって、生活を少しずつ向上させることが可能だ。

だが、「買えない」という飢餓感を持っていると、まるでドラッグ依存者がドラッグを求めるように「何でもいいからモノを買う」という行為に走ってしまう。それが恒常的になると、浪費思考に向かっていく。必要がなくても、飢餓感が強いので買いまくってしまう。

こういう人は、まずは浪費に向かうライフスタイルや精神構造を何とか克服する必要がある。そのためには「使いまくりたい」「買いまくりたい」という欲望が何ら自分のためになっていないことを知る必要がある。

自分の「買いまくりたい」という欲望が、「自分のためになっていないのではないか」というのを確認するもっとも最適な方法がある。

それは「家の中の要らないものを捨てる」という行為である。

今まで消費に飢餓感があった人は、その飢餓感を埋め合わせるために大量の安物を買い込んで家の中がいっぱいになっている。浪費の結果として「ガラクタであふれる部屋」になっている。それを、今度はひとつひとつ捨てていく。

自分が本当に必要であるもの以外は捨てていく。それが、なぜ「買いまくりたい」という欲望を消すことにつながるのか? それは、捨てるためには分別しなければならず、分別するためには考えなければならないからだ。

そのときゴミになるものを前にしたら、「こんなくだらないものを買っていた」「こんなところに無駄金を使っていた」「なぜこんなものを欲しがっていたのか」と思う。この「なんで、こんなくだらないものを買ったのか」という気持ちが一片でもわくことが重要なのだ。

その気持ちは、やがて「これだけ無駄な買い物をしていたのか。馬鹿なことをしていた」と自分自身の反省につながっていく。それを日々、繰り返していけば部屋が片づく上に、無駄なものを買う気持ちも失せてくる。結果として浪費が減る。

「買いまくりたい」という飢餓感は、「不要なものを捨てる」という行為をきちんとすることで消えていく。

捨てるにもカネがかかったりして面倒だ。不要なモノを捨てるたびに、カネや時間をかけていたら、間違いなく「次に買うときはきちんと考えて買おう」という方向になっていく。それが重要なのだ。
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