73. 2023年8月21日 10:22:27 : 1QKWLzAOSE : WC9oNGJhZThhc28=[1]
>宇軍がF16の操縦習得に要する期間を米空軍大将が語る
https://sputniknews.jp/20230820/f16-16850734.html
ウクライナは米国製F16戦闘機の第1陣を来年受け取るかもしれないが、現地要員の経験が不足しているため、十分に高いレベルで扱えるようになるためには最大5年かかる。Breaking Defenseが在欧・アフリカ米空軍司令官のジェームズ・ヘッカー大将を引用して報じた。
ヘッカー氏によると、ウクライナは飛行時間が実質ゼロの若いパイロットをF16の操縦訓練に派遣している。
「彼らはプロペラ機である程度訓練する必要がある。その後、彼らはアルファジェット(編注:ジェット攻撃・練習機)で飛行するためにフランスへ行く。これにはすべて時間がかかる...したがって、少なくとも来年まではウクライナでF16を見ることはないだろう」
ヘッカー氏はまた、ウクライナのパイロットたちは飛行を開始する前に英国で英語の語学コースを受講する必要があると付け加えた。同氏は、F16の「2機編隊」を組み、それらの十分なレベルの「準備態勢とプロフェッショナリズム」を達成するには数年を要するとの見方を示し、「これには4〜5年かかる可能性がある」と述べた。
17日、米国が同国製の第4世代戦闘機F16をデンマークとオランダからウクライナへ供与することを承認したと報じられた。
●SPUTNIK 2023年8月19日, 15:04
https://sputniknews.jp/20230728/f16-16658242.html
【視点】ウクライナのF16戦闘機の操縦士は事実上、カミカゼ特攻隊になるのか?
●SPUTNIK 2023年8月21日, 07:45
>NATOはウクライナ勝利の夢を捨てた=英退役大佐
https://sputniknews.jp/20230821/nato-16857487.html?rcmd_alg=collaboration2
NATO事務局のスチアン・ヨンセン首席補佐官は8月15日、ウクライナがNATOに加盟する見返りに一部の領土をロシアに譲渡するという形での紛争の和平合意は提案可能とする声明を表した。
英軍退役大佐でテレグラフ紙解説委員のリチャード・ケンプ氏はヨンセン氏の発言には実際の西側のウクライナ紛争の解決のビジョンが現れているとの見解を表している。
ケンプ氏は、ヨンセンNATO首席補佐官の発言はウクライナの大きな怒りを買い、これに対して首席補佐官自身は謝罪したものの、自分の発言は否定していないと強調した。
ストルテンベルグ事務総長は首席補佐官の声明後には発表した声明で、和平交渉はキエフの提案する条件で行われると言ったものの、これでもNATOはもうウクライナの勝利を信じていないのではないかという疑問を払拭することはなかった。
先日、米国情報機関の評価では、キエフの反攻はクリミアまでのロシアの陸上の回廊を寸断するという目的を達しないことが示されたため、ケンプ氏は、西側はこの「膠着状態」から脱出する方策を模索していると指摘している。
ケンプ氏はまた、アフガニスタンからの米軍の「恥ずべき」撤退から2年後、西側諸国は再び「敗退を認め」ざるを得ない瀬戸際に立たされているとの見解を表した。
ケンプ氏は、ウクライナに対し、期間を熟考した上で十分な支援ができなかったとして、西側自身を非難し、一例としてF16の供与の遅れとMGM-140 ATACMS供与に対する疑問を挙げている。
>西側のドクトリンは機能していない。
軍事専門家らからは今までに何度も、NATOの特訓ではウクライナ兵士に必要とされるレベルは保障できないという見解は何度も表されてきた。
それは全てNATOが自分の「西側流」の状況判断で行動しており、中東での作戦の経験から、自分よりも弱い敵を相手に都市部で戦うという小規模の紛争を想定していることが理由。
しかも軍事ドクトリンは制空権の掌握を土台にしているのに対して、ウクライナ軍はまさに航空隊の不足に喘いでいる。