16. 2021年2月05日 16:08:50 : GCugddQHO6 : VzlzTklsRHg3ZG8=[1]
ヒカルランドという出版社からの本に「PCRはRNAウィルスの検査に使ってはならない」というものがあります。とても奇妙な本で、第2章が始まる53ページ以降はかなり中身があるが、52ページまでは隔靴掻痒というか、思わせぶりな文章ばかりが続いて、肝心なことが示されていないと思います。しかし、幾つかとても重要な指摘が含まれているのです。その一つは現在行われているPCR検査が実態のあるものではない可能性が高いというもの。PCR検査とは、プライマーという試薬で、検出対象の遺伝子部分を示し、試料に同じ遺伝子配列があれば、その遺伝子配列が何万倍、何億倍にも増幅され、様々な分析などが可能になるというもの。RNAウィルスは変異が早く、どんどんと変異するため、せっかく分析対象の遺伝子部分を表すプライマーを作っても、一定の時間がたつと、そのプライマーに表現された遺伝子配列ではない、新たな変異型のウィルスになってしまっている可能性があると述べています。こうなると、いくらPCR検査をしても目的の遺伝子部分は検出されないため、既に新型コロナウィルスが世界的に流行しだして1年余りが経過しているのにも関わらず、依然としてPCR検査で新型コロナの遺伝子部分が検出されているのは、新型コロナの遺伝子ではないものを検出している可能性があるとのこと。仮に、プライマーが改定され、変異ウィルスに合わせたものになっていれば、プライマーで表現された遺伝子部分が試料にあるかどうかが判定されるということで、プライマーが改定されているのかどうか、はっきりしてほしいと思います。
この本に述べられているPCR検査の原理をもう少し詳しく書くと、次のようになります。
@検出対象のウィルスの特定の部分の遺伝子を二か所、20塩基程度その並びを調べて遺伝子配列を確定する。
Aその後、その遺伝子配列に合ったプライマーを作る。この段階で二種類のプライマーが出来ることになる。この二種類のプライマーで検出対象の遺伝子の200塩基程度の部分を挟み込みこむ。つまり、遺伝子の長いひも状になったつながりを適当な部分で切断し、その両端にそれぞれのプライマーを接合させる。この挟み込まれた部分が増幅されることになる。
Bここで注意が必要なのは、二種類のプライマーで挟み込まれた遺伝子部分は増幅対象になるだけで、検出目的のウィルスの遺伝子である保証はないということ。更に言えば、プライマーで示された遺伝子の並びも検出目的のウィルス特有の遺伝子の並びである保証は必ずしもない。PCR検査は、このように、たった40塩基程度の並びだけを見て、目的のウィルスと同じ遺伝子が試料中にあるかどうかを判定するもの。
Cここには二つの問題がある。1つは、プライマーで表現された遺伝子の並びが目的のウィルスの遺伝子の並び特有なもので、他の細菌やウィルスには同じものがないかどうかということ。もう一つは、例えば咽頭に感染した新型コロナウィルスが咽頭の粘膜に存在する免疫で破壊されてしまっても、その新型コロナウィルスの遺伝子の特定部分は残るため、そのような遺伝子の残骸を検出している可能性があるということ。
どうも、一連の騒動を見ていて、このPCRに関連した情報の欠落は非常に不自然だと思います。そして、なぜ不完全なPCR検査がここまで使われているかを考えると、次のような計画というか意図があるのではないかと考えざるを得ないです。
つまり、肺炎などの既に言われている新型コロナの症状を呈しない、しかし、将来的に免疫機能が失われてしまうという病変を起こすウィルスが既に存在するか、または将来的に出現するのではないだろうかということです。そして、そのウィルスは少なくとも現在のPCR検査では検出されないのでしょう。ワクチン接種後30分程度で起こる副反応があるかないかとか、数年という期間で起こる長期的なワクチンの副反応がはっきりしないとか、無症状の感染者がウィルスをまき散らすからロックダウンが必要だとか、時短営業で収入が少なくなるが、それに対して政府の対応がおかしいとか、いろいろなことが話題になっていますが、こういったことが全てフェイクで、単に関心をそらすための仕掛けである可能性があると思います。そして、既に言われている新型コロナの症状とされる肺炎などを起こさないウィルスは病変が観察されないので、当然、ウィルスとして検出しようという動きそのものが出てこないのでしょう。エイズウィルスも、日和見感染症で亡くなる人が出てきた段階で注目され、その後、そういった疾病の原因が調べられてエイズウィルスの存在確認がされたそうです。エイズはだいたい2年から3年程度で免疫不全を起こすということです。以前は数十年の潜伏期があると言われたようですが、そのような長期ではないという説が有力になっているということ。よって、2022年程度から免疫不全の症状を示す人が急増する可能性があります。そして、そういった病気があるということが確認され、その後、その原因ウィルスとして新型コロナの変異株が特定されることになります。その後、その治療薬、多分、ウィルスの増殖を抑える薬が開発され、販売されるのでしょう。免疫不全になっても、いろいろな細菌やウィルスそのものに対しての治療薬は存在するので、そういった治療薬で様々な感染症に対抗することは出来るでしょう。ただ、当然、国力や経済力の差が出てくるはずです。
現在既に注目されている新型コロナの症状である肺炎などは、多分、現在開発され接種が始まりつつあるワクチンで相当に抑えることが可能になると思えます。そのため、今後、ワクチンの接種が進むに従ってロックダウンなどが解除され、経済復興が本格化するはずです。多分、現在最もワクチンの接種が進んでいるイスラエルは最初に自由な経済活動再開がされていくはず。しかしながら、その背後で誰もが気が付かないまま、現状のPCR検査では検出されない新型コロナの別の変異種が感染拡大し、それが将来的な、つまり、2022年から2024年程度で免疫不全という症状を示す人の一気の増加を招き入れることになるのではないでしょうか。
以上のような予測をするのは、インドの研究者の方たちが査読前の論文を投稿するサイトに投稿した、新型コロナウィルスにはエイズと同じ遺伝子が4箇所スパイク糖タンパクに存在するという論文がとても不自然な形で否定されているからです。この論文の中に次の一節があります。
As none of these 4 inserts are present in any other coronavirus, the genomic region encoding these inserts represent ideal candidates for designing primers that can distinguish 2019-nCoV from other coronaviruses.
これ等4つの組込は一つとして他のコロナウィルスには存在していないため、これ等の組込を表現している遺伝子配列は、2019年新型コロナウィルスを他のコロナウィルスから区別するためのプライマー設計に理想的な選択肢となる。
エイズとの共通点とされる部分は gp-120 と gag という部分。gp-120 は免疫細胞、それもヘルパーT細胞という免疫機能の中核を担う免疫細胞に感染する機能を持っている遺伝子部分。エイズが免疫不全を起こすのは gp-120 を遺伝子の部分として持っているため。よって、仮に、将来、免疫不全を大規模に起こすという計画があるとすると、gp-120を持ったウィルスを検出してしまうプライマー設計を許すわけには行かない。これがインドの研究者の方たちの論文が非常に不自然な形で否定された原因であると考えられると思います。
その為、今やるべきは、現在使われているPCR検査で、新型コロナウィルスのgp-120の部分を組み込んだプライマーが使用されているかどうかの確認。仮に使用されていないのであれば、早急にgp-120の部分があるかどうかを判定できるプライマーを設計しないといけないと考えます。
http://www.asyura2.com/16/health18/msg/826.html#c16