11. 2019年8月22日 05:39:55 : 3Fgd8KJp2c : VXo4eVFybUpvZTI=[1]
もちろん、ぼくも昭和天皇の戦争責任を否定するものではないし、戦後すぐに退位すべきであったと思う。
しかしこの本澤の「日本最大の暴君」なんてのは書きすぎ。
昭和天皇は1901年生まれ。大正天皇の摂政として初めて国家の大権を得たのが1921年。
一方、日清戦争は1894年。日露戦争は1904年。第一次世界大戦勃発が1914年。
すなわち、彼が日本を率いることになった時には、日本の軍国主義はすでに既定路線だった。それ以前に、英米仏独露など列強による帝国主義侵略・植民地政策が当たり前の時代だった。
よほどの予知能力でもない限り、こういった国内外の情勢に逆らうことなどできないだろう。
また、多分に言い訳じみた述懐かもしれないが、政治については、
> 皇太子時代、英国の立憲政治を見て以来、立憲政治を強く守らねばと感じました。しかしそれにこだわりすぎたために戦争を防止することができませんでした。私が自分で決断したのは二回(二・二六事件と第二次世界大戦の終結)でした。(ウィキ・昭和天皇)
と、ほとんど下に任せきりだったのだろう。
もちろん、だからといって彼のトップとしての戦争と敗戦の責任は免れないが、米英など戦勝国は、昭和天皇の人間性・思想・性格をしっかり評定して、象徴とはいえ、天皇の地位に止めることにしたのだと思うね。
8のようなのは、あまりに「戦勝国の価値観」に染まりすぎ。
大英帝国その他欧米列強は、は七つの海を侵略してきた。もうちょっと歴史を客観的に見て欲しい。
http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/689.html#c11