170. 2020年2月20日 09:34:59 : UmBxPvkiNA : VXdTOWd0NVMzSVU=[1]
2020年2月20日 09:25現在の地震の起こり方について:
昨日2月19日に引き続き、本日2月20日もHi-net自動処理震源マップのN=の値の変化が大きいです。
昨日06:45と今朝の07:45での比較
「最新24時間」:
「日本全国広域」:285→259(減少26)
「日本全国拡大」:274→254(減少20)
「北海道」 :013→013(増減なし)
「東日本」 :180→163(減少17)
「本州中部」 :105→085(減少20)
「西日本」 :088→089(増加01)
減少が出てきています。減少幅は小さいですが、「最新7日間」では減少幅がある程度大きいものがあり、内陸部、または沿岸部で比較的大きなものが明朝までに起こり得ると思います。
「最新7日間」:15以上変動があった地域:
「岩手県」:176→161(減少15)
「群馬県」:202→173(減少29)
「埼玉県」:220→190(減少30)
「新潟県」:126→106(減少20)
「富山県」:239→220(減少19)
「山梨県」:237→198(減少39)
「長野県」:268→248(減少20)
「岐阜県」:289→257(減少32)
「静岡県」:258→222(減少36)
「愛知県」:265→240(減少25)
15以上の変動は全て減少でした。昨日の九州・沖縄地方の減少は「鹿児島県」・「沖縄県」が増加に転じ、その他の地域は小幅な減少です。関東から中部地域の減少ですが、最大減少幅は「山梨県」の減少39、その次が「静岡県」の減少36なので、どちらかと言ったら南関東での減少が起こっていると思います。昨日は増加だった「千葉県」、「東京都」も小幅な増加です。
日本気象協会の震央分布図の2月分を見ると、東北北部が極端に地震が少なく、その代りに東北南部から関東付近で集中的に地震が起こっていることが分かります。
また、Hi-net自動処理震源マップの「日本全国広域」、「最新7日間」を見ると、三重県から千葉県の南側の海域、北緯33度から同34度の地域に7個程度の震源深さ200キロより深い地震が分布し、それよりも南側には北緯28度付近、北緯22度付近の2個しかないことが分かります。以前は、ほぼ均等に伊勢湾付近から北緯25度程度まで帯状に震源深さの深い地震が並んでいたわけで、非常に大きく変化が起こっています。
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/779.html#c170