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[政治・選挙・NHK268] 憲法9条を平気で足蹴にした悪魔・安倍晋三!  赤かぶ
26. 2020年1月18日 19:49:02 : TNxjR3PZOs : VVJVbWp1RkZWVmc=[1]
11氏>日本国憲法は米国GHQが日本占領下で押し付けた、国際法違法憲法です。9条云々以前の問題で。 基本的には日本国憲法を破棄し新憲法制定がすじです


 GHQ押し付け論のポイントは憲法9条だから、まず9条を検討“する。そのうえで「押し付け」論を検討する。9条については、昨夏に自民党の大先輩が好著ものしたので、さわりの部分を紹介する。これは昨年10/7に東海アマ氏が阿修羅サイト“ 安倍晋三のような空っぽ野郎を追放せよ”に対し、コメを載せたがその一部である。

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『憲法九条は世界遺産』 古賀 誠
  
 『戦後74年、わが国は一度として、まだ他国との戦火を交えたことはありません。平和の国として不戦を貫くことができています。これは憲法九条の力であり、だからこそ憲法九条は世界遺産なのです。これはどんなことがあって次の世代につないでいかねばならない、われわれの世代だけのものであってはいけないと思っています。
 あの大東亜戦争で、多くの人が無念の思いで命をなくし、その結果として、子どものために人生のすべての幸せを捨てた戦争未亡人はじめ多くの戦争遺族の血と汗と涙が流されました。その血と汗と涙が流が、憲法九条には込められています。そう簡単に、この憲法九条を改正する議論をやってもらっては困るし、やるべきではないと思うのです』*
 古賀誠氏(自民党元幹事長)の新刊本『憲法九条は世界遺産』の一節である。戦争未亡人の母親が、行商して粉骨砕身で子供達を育ててくれた、その母親の背中を見て育った古賀氏だったが、母親だけなぜこげんに苦労するんだ、何故戦争したんだ、周りになぜこげんに戦争未亡人が多くいるんだ、戦争を止めるんはどうしたいいか。それが、古賀氏の政治家を志した原点でもあったし、その道は憲法九条を守る道でもあった。
 単に口先や建前や思惑からでなく、古賀氏の全人生の体験を通しての主張であるだけに、主張というより、心の叫び、魂の雄叫びであるだけに、憲法九条を守れという著者の声は説得力がある。国会が始まり改憲論議が騒がしくなった今、ガムでも捨てるような軽い気持ちで論議してはならないだろう、大先達の声にも耳を傾けるべきだ。
*古賀誠『憲法九条は世界遺産』(かもがわ出版、2019.9、p42)            >

  右も左も分からないヒヨッコが言うんでない、戦後の我が国の政治を切り拓いてきた自民党の大先輩が言うんだ、心して傾聴すべきだ。次に、「押し付け」論を検討しよう。前提として、憲法学はもちろん現代史・政治史・革命史等に関する深い洞察が要る。まず、憲法とは革命の所産であることを理解すべきだ。革命とは、権力の移行、すなわち従来の特権的な権力を保持してきた階級が打倒され、新興の階級に権力がシフトする、それが革命だ。権力を奪取した新勢力は、うれしさの余りバンザイバンザイでお祭り騒ぎで、興奮して飲んだくれてては、奪い取った権力を翌朝酔いが醒めたとき、再度奪い取られてたことになりかねない。奪い取った権力の項目を、キチンと紙に書き、旧勢力と新側の双方が確認し署名・捺印しないと安心できない。その署名された紙が憲法なんだ。よって、GHQがこの紙の項目を押し付けたというのは、論理的におかしい。1945年の革命について、旧体制側と新興国民勢力側との間で、激しい鍔迫り合いがあった、止むを得ず仲介占領国側が介入した、そうした場面設定でないと、「押し付け」論といわれる歴史的状況を正しく理解できない。この件では、2年弱前の18/5/3の憲法記念日に、阿修羅サイト“改憲の波は漣(さざなみ)になり、憲法は安倍晋三の失脚を待っている”に関連し、コメ載せたので再掲しておく。 

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9条は、その時代の思い、人類全体の思いだった
 
  1946年早春、街にはひばりちゃんの東京キッドが流行ってたが、GHQは当初は日本側に新憲法つくらせようとしたのは事実だ。日本側は、松本烝治を中心に新憲法案(憲法改正要綱、松本案)をまとめ、2月8日にGHQへ提出した。実は、そのおおよその内容は、GHQは事前に知っていた。2月1日に、毎日新聞が松本案の概要(正しくは宮沢甲案)をスクープしていた。その記事を即座に分析したGHQは、そんときの率直の感想は、。”コラア駄目だ、新憲法作る気も無ければ、能力もない” というのが偽わざる気持ちだった。何せ帝国陸海軍も存続、天皇主権もそのままだった。慌てたGHQは、3日に今の第一生命ビル8階に、GSスタッフ30数名を中心とするメンバー集め、基本骨子(マッカーサー三原則、軍備廃止・国民主権・基本的人権尊重等)だけホイットニーが示し、新憲法の基本案準備作業に入った。30数名の中に、ベアテ・シロタがいたというのは有名な話だ。全員が、各担当分野を、一週間でまとめると言われ、不眠不休だった。女性の権利を担当したベアテなんざ、東京中をジープで駆け巡り、図書館に行き、日本人学者に話しを聞き、骨子まとめた。こうして、マッカーサー草案がおおよそまとまったことろへ、2月8日に松本烝治等が松本案をもってきた。当然GHQ側は、基本的な所では明治憲法と大差ないことを知っていたから、代わりに出来たばかりのマッカーサー草案を示し、これを参考に新憲法を作れと、命じた。このことを、「押しつけ」ととるか、確かに形は押しつけだが、日本側は軍部存族や天皇主権は変える気なかった、形式でなく前後の状況で考ええれば、押しつけとは言えないだろう。マッカーサー草案をもって帰った松本烝治等は、腰も抜かさんばかりに驚いた、軍備廃止とか天皇主権否定だ。ここから、松本烝治等はGHQに日参して、自分達の案(松本案)による新憲法をと陳情始めた。しかし、GHQは認める筈ない。とうとう痺れきらしたGHQは、2月18日に、マッカーサー草案をベースに新憲法作るのか否か、24時間以内に答えもってこいと、最後通牒を突きつけた。”否”のときは、天皇制の存続が危険になるよ、との一言が決め手になった。じつは、GHQ側は、ここまでの記述で、相当慌てたり焦ったりの状況が分かっただろうが、ある事情があった。極東委員会開催、極東裁判開始が刻々と迫っていた。ソ連やオーストラリアなど、天皇制存続に厳しい考えもっていた。GHQとしては、開始前に、新憲法を完成させ、そこへ天皇を位置付け、天皇制を続ける意向があった。こうして、日本側も止むを得ずと、受諾して新憲法作製に入り、ついに3月5日に、「憲法改正草案要綱」が発表された。旧権力側が、”避雷針憲法”とか”山吹の実の一つ・・・”憲法と自嘲した所以である。草案要綱は、ほぼ現憲法と同じであった。
 現憲法にケチつけたい連中がよく強調する、<当初の日本側の案がダメなので、GHQは自ら作って強引に>と言うのは、全て間違いでないが、その<ダメ>の内容が、現行自民党改憲草案に通じる内容なので、GHQはダメと言った、という点を注視すべきだ。
 9条は、ハーヴァード・ロースクール出身のケーデイス大佐(本業弁護士)が担当したが、これには、人類と時代の相当な思いが込められている。彼が、多感な高校・大学時代を送った1930年代は、悲惨な一次大戦の実態から戦争を法律で禁止
(Outlawry of War)しようという不戦運動がアメリカで燃え広がった時代だった。ケーデイスは、こうした影響を強く受け、何とか戦争を法的に禁止できないか、という思いを強め、大学でも戦争の法的禁止をテーマに研究した。日本憲法作製で、戦争放棄を担当することになったとき、彼の思いを9条条文に込めたのは当然だが、それは彼の個人的なものだけでなく、その時代の思い、人類全体の思いだった。9条がノーベル平和賞とれるか落選か不明だが、もしとれる場合は、ケーデイスも日本人共々、正しい方向の努力したし、少しは報われたと、思うのでないか。                                       >

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