15. 2019年4月30日 07:45:55 : Tlh5qukTv6 : VVh3MllraWx1cDY=[1]
政治家の権力者たる所以は、ただひたすら「民意の付託を受けている」という点にある。政治家は立法府の一員だが、官僚よりも法に詳しいわけではない。学者よりも見識に富んでいるわけでもない。芸能人よりも人気があるわけでもなく、詩人よりも届く言葉を持っているわけでもない。ただあるのは民衆の意見を代弁しようという意思と、民衆の期待を裏切れば落選するという恐怖だけである。そういう存在を権力の中枢に据えるのが、民主主義という制度の根幹だ。
不正選挙は、その根幹を破壊するものだ。
官僚が政治家の言うことを聞くのは、民意の付託があるからである。民意の付託を欠いた政治家の言うことを聞く官僚などいない。またその必要もない。政治家の職責が官僚をコントロールすることにあるとすれば、最初から詰んだ状態である。
だからもし、不正選挙による勝利を「政敵に勝つための手段」ととらえている政治家がいたら、救いようのない馬鹿だと思う。勝利したところで、誰も言うことなど聞かないからだ。外国要人もカウンターパートと見なさないからだ。政治家として働きたいなら、政治家として勝たねば意味がない。政敵に「勝利」した結果、政治家という存在が無価値になったのでは、元も子もあるまい。
よしや「バレなければ不正ではない」という立場を認めたとしても、その場合は他人の作った不正選挙の枠組みに乗っかることなどあってはならないし、バレたら潔く身を引かねばなるまい。民衆にさえ、2014年の時点でもうバレている。
第一、不正選挙を持ちかける側は、決して法に関する知識や見識、人気、民衆を代弁する気概や民衆に届く言葉を持っている者には、持ちかけない。持ちかけられた時点で無能だと思われていると気づけ。
今の大臣は無能ばかりだ。無能なのに無敵なのは、彼らがただの人形だからだ。そして政治家をただの人形に貶めるのが、不正選挙を仕掛けた連中の最大の目的なのである。
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