21. 2019年10月12日 08:09:44 : mvB9mfcpIM : VVF5a1dTbTFlVXM=[1]
>予算委員会が面白い!__という表現は、どうなのか?
2015年の戦争法(安保関連法)でも「面白い」との声が挙がった。それは、憲法9条に違反する自衛隊の海外派遣の根拠を砂川判決の脇にあった文章を引用し、それを曲解し、屁理屈をつけて戦争法の根拠にし、説明していたからだ。だから整合性のとれた説明にならず、政権側は説明に苦慮し、四苦八苦した。その様子を「面白い」と表現していたわけだ。しかしその結末は、どうなったか?
憲法違反の戦争法は、幾つもの矛盾を抱えながら審議も尽くされず強行採決され、イラクで35名も戦死させた(?)佐藤正久が率いるカマクラ作戦で強行採決され、記録には「聞き取れない」と記されていたにもかかわらず政権側が「採決・成立した」と改竄したのだ。その結果、安倍政権の思惑ひとつで自衛隊が海外への出兵が可能になったわけだ。
そして南スへ自衛隊を派遣し、「憲法9条に該当しない戦闘行為(稲田防衛大臣)」に巻き込まれ、戦死者も出ているはずだ。だから自衛隊は急遽撤退し、日報を隠蔽したのだ。その過程で、「国会に対する隠蔽は、決して許されないことだ」という思い、「議会制民主主義を死守しよう」とする思い、「軍部や軍産の隠蔽と暴走を決して繰り返してはならない」との思いで日報の存在を明かした制服組のトップの首を切ったのだ。
国権の最高機関である国会では、憲法も民主主義も法も正義も破壊されつつあり、極めて危惧すべき事態にある。仮に、明日にでも「非常事態法」が提案されれば即日審議・採決され、本会議で強行採決され、成立させることも不可能ではないだろう。それほど腐敗と狂気と独裁は深く進行しているのだ。だから「面白い」という表現は適切ではなく、不謹慎であるとさえ言えるだろう。現状を正確に言えば、
___国会では腐敗権力によって憲法と民主主義が殺されつつあり、法も正義も無くなっていることを見せつけている。メディアは民主主義と法治国家の終焉を危機感を持って批判・報道することもなく、政治に無関心な多くの国民は、私財はもちろん労働者・市民としての権利のみならず、生存権さえも奪われ、殺されつつあるという危機に直面している。しかし多くの庶民・有権者は、そのような危機的な現実にさえ気づいていない___
と言うべきだろう。まさに支配集団のプロパガンダ機関であるメディアの愚民化放送・3S政策の成果が
見事に実を結んだ状態であり、この国と国民を破滅へ導こうとしている現実に直面しているということだ。
>山本太郎 2015.7.30 安保特「イラク戦争〜日本も戦争犯罪者になる?!」
https://www.taro-yamamoto.jp/national-diet/4937
>2つの海外派遣後56人が自殺の真相〜その多くが戦死だった可能性!?
https://ameblo.jp/64152966/entry-12206133125.html
実弾の飛び交う戦場に数千名が派兵されて、なぜ死者が皆無で、なぜ自殺者が56名なのか、その意味を理解できないか?もし海外派兵で戦死者が出たなら政権が責任を問われるが、自殺者なら問われないんだよ。