・「与野党多数が賛成した、「改善」という意味での強化」という改善の中身に、国連子どもの権利委員会の勧告はまったく盛りこまれていない。

・日本共産党は、国連子どもの権利委員会勧告が発出されたあとであるのに、その勧告を盛り込ませようとする努力を全くしなかった。

・心愛ちゃんのような凶悪虐待事案では見殺し児相職員に全くおとがめなし、その一方で、軽微事案で児相が次々と一時保護できるようにするための懲戒権廃止を積極的に推進。その歯止めとしての国連緊急勧告第２９パラグラフ(a)を共産党は全く問題にせず。

・一時保護所が安全安心ない場所でないので国連が閉鎖を求めているわけだが、国連勧告を尊重するなら、まず閉鎖を求めるのがスジ。国連は、「安全・安心ない場所」なら一時保護所は存続していいなどとは全く勧告していない。

・児童虐待防止法や児童福祉法改正が、完全に国連勧告を取り込んだ内容ならば、「問題を改善した」と言えるだろうが、全くそうなっていない。

・そして、共産党の吉良よし子のビラは、ただ「児童相談所の体制強化」を、〇カの一つ覚えのように叫んでいるだけ。

・・・児童相談所問題で、国連勧告の誠実な順守を約束した、れいわ新選組とはえらい違いなことは、それこそ子どもにでもわかるな。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/418.html#c18