56. 前河[6825] kU@JzQ 2021年10月09日 22:23:42 : rtXAxKiA6H : VEpRaVRlNG1UV1U=[1]
まあ、こういうバカは選挙制度もわからずに野暮なことを言う典型だな。
今の日本は自民党が勝つ選挙制度になっている。だから、選挙制度を変えるか、その制度の中で勝つ方法を考えるしかない。このバカはそれがわかっていない。
小選挙区制の方がいいのか?中選挙区制の方がいいのか?というは、絶対的にどちらが正しいというものではなく、その国の政党事情で決まる。
今の日本の状況では最悪な制度だ。金が掛からないという利点より弊害の方が明らかに大きい。
前の話だが、自民党の小選挙区での得票率約48%だが、小選挙区の議席占有率は約74%だ。
二人に一人しか自民に入れていないのに7割以上も自民議員が当選している。
これは明らかに異常だ。
小選挙区制というのは、小さい政党がばらばらに戦うと組織の大きい政党(自民)が圧倒的に有利になる。
ひとつひとつが小さい上に多党である野党側は票が割れるからだ。
資金力や宣伝効果。組織票の効果も違ってくる。
多党がばらばらに戦うと自民ばかりが当選してしまう。
前回はこの反省を踏まえて、統一候補を立てる戦略に変えたのだが、戦略があまりに遅かった。
だから、満を持しての今回の野党共闘なんだろ。このバカ代表はそれがわかっていない。
本来ならもう何年も前からやるべきだった。が、市民連合が頑張ってくれた。
比例区での得票数でいえば、自民党はわずか33.72%。
自民なんて大して国民に支持されていないのに当選した議員の数は多い。
小選挙区制は、金が中選挙区よりは掛からない点がメリットだが、他にデメリットが多すぎる。
例えば、自民内でむち派閥間の争いがなくなり、上からの公認欲しさに政策論争が生まれないからバカ議員が増えたのは確か。悪政の根源がここにある。
また、公認か取れると当選する可能性が高くなるから、執行部には逆らえない。執行部の独裁完成だ。
日本の政治を腐らせた。
しかし、バカでも当選してしまう。結果、執行部に媚売りバカ議員が増えた。
安倍にみんなが従っていたのは、小選挙区制度の性質を安倍政権が利用していた。
まあ、本来は志の高い候補者が多ければ必ずしもそうはならない可能性もあったが、日本では自民議員のような損得勘定しか考えない候補者が多いから、ものの見事に政治は腐りきって行った。
派閥というのも良くない面があるが、中選挙区制をやっていた時代は、派閥間の争いや論争が政治家の質を上げていた側面はあった。
同じ選挙区内で同じ自民議員同士の争いがあった中選挙区制にした方が、バカな政治家が減るのは確かだろう。
「野党が強力にまとまって統一候補者を徹底して調整すれば、自民公明に勝てるかもしれない。二者択一になれば票が割れず、一気にひっくり返せる可能性はある」と、私は以前に書いたが、その通りになって来た。
野党の戦略次第だろう。自民公明は手が限られているから、次の選挙が勝負だ!