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[近代史5] ギリシャ・イタリアの歴史と現代史 中川隆
36. 中川隆[-7638] koaQ7Jey 2025年2月22日 09:26:58 : IHReQtgy9k : VDUuT0RXWTl4SzY=[1]
最強国家スパルタはなぜ滅びたのか?誕生から崩壊まで現地スパルティからわかりやすく解説
大人の教養TV 2025/02/21
https://www.youtube.com/watch?v=d8FjgyXAYSU


荒井が考える【スパルタ】的真の平等とは…?
大人の教養TV 2nd 2025/02/21
https://www.youtube.com/watch?v=3HvS0pZ9QOk
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/469.html#c36

[近代史02] 鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い 中川隆
141. 中川隆[-7636] koaQ7Jey 2025年2月22日 10:05:59 : IHReQtgy9k : VDUuT0RXWTl4SzY=[3]
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レイ・ダリオ氏: インフレと通貨安で最後まで紙幣を持っている人々が大損する
2025年2月20日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60143

世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が自身のブログで新著『国家はどのようにして一文無しになるのか?』(仮訳)の内容を紹介している。

今回は、政府債務の増加がインフレと通貨安に繋がった場合について語っている部分を紹介したい。

国家の衰退

ダリオ氏の新著は、繁栄した国家がインフレと債務増加で衰退してゆくまでのプロセスのうち、衰退の部分にフォーカスしたものである。

国家の繁栄から衰退までのサイクル全体については、前著『世界秩序の変化に対処するための原則』で解説されている。

前回の記事では、ダリオ氏は先進国の肥大化した債務がインフレや通貨安を引き起こし、中央銀行はそれを止めようとするが為替介入などは長期的な効果はなくやがて諦めると説明していた。

レイ・ダリオ氏: 通貨暴落を止めようとする中央銀行はやがて諦める


ダリオ氏のこの議論は未来の予想ではない。アメリカの前に覇権国家だった大英帝国やオランダ海上帝国などを含む歴史上の国家の衰退を実際に研究し、ほとんどのケースでそのシナリオを避けられないという歴史的事実を単に述べたものである。

だが現代のアメリカや日本だけがその運命を逃れられるという論拠が何か無い限り、日本やアメリカもおおむねその方向に進んでゆくと考えるのが論理的だろう。

通貨暴落のその後

通貨の暴落が止められないという状況は、アベノミクス以来日本円の価値がドルに対してほぼ半分になった日本の状況そのものである。だから予想どころか、それは既に起きている。

植田日銀総裁が長期的にはそれを止められないだろうというのも、恐らくその通りになるだろう。植田氏本人も恐らく分かっているはずだ。

さて、ダリオ氏が続いて説明するのは、中央銀行が通貨の防衛を諦めた後の話である。国債の発行が増加し、国債の価格が下落するが、中央銀行が紙幣印刷で国債買い入れを行えば急激なインフレになる。

中央銀行が通貨の下落を諦めた時点で通貨は大幅に下落しており、国民は輸入物価の高騰に苦しんでいるだろう(日本は既にそうなりつつあるが)。

だが国民の受難はそれだけではない。ダリオ氏は次のおように述べている。

この時点では、政府は資金繰りに困窮しており、多くの場合では資金を賄うために増税を行おうとする。

このような状況下で行われる増税とは、例えば資産税である。第2次世界大戦後の日本では日本国民の資産全体に対する課税が行われ、国民は資産の大半を政府に吸い上げられた。

それは戦争が原因だったわけではない。戦争によって生じた債務が原因だったのである。そして今の債務も結局はインフレか不況か増税で解決されるしかない。

資金の国外流出

この状況下では、政府も必死だが国民も必死である。ダリオ氏は次のように続けている。

個人や企業は増税の見込みが大きくなっていることを察知し、ますます資金を海外へ逃がそうとする。

だから政府は資本統制を実行し、資金流出を止めようとするが、その国や通貨から逃げようとする経済的圧力はあまりに大きく、政府はそれを止めることができない。

増税は資本統制と同時に実行されることが多い。資金の海外流出を止めるためである。

ここまで来れば政府と国民の本物の戦争である。元々政府がやってきた紙幣印刷や公共事業はそもそもそういうものだったのだが、インフレもそうだが、そういう政策の当然の結果が生じた後に国民は怒り出す。だが生じた後ではすべてが遅いのである。

ミレイ大統領: 政府は国民への納税の強要によって成り立っている


結論

ダリオ氏は、日本やアメリカの債務の状況が歴史上何度も起きてきた上記のシナリオに繋がる可能性が高いと考えているらしい。だから以下の記事のような議論もしている。

レイ・ダリオ氏: 政府による資産没収に備えてゴールドなど没収されにくい資産に投資せよ
20世紀の大経済学者フリードリヒ・フォン・ハイエク氏が『貨幣発行自由化論』で次のように述べていたことを思い出したい。

ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である


一般的な理解が不足しているために、紙幣発行の独占者による過剰発行という犯罪はいまだ許容されているだけではなく称賛さえされている。

インフレで預金の価値が無になった後に更に資産没収されるとすれば、散々ではないか。だがそんなことは歴史上何度も起きている。それがこれまでのインフレ政策の当然の結末なのである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60143
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html#c141

[近代史02] 鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い 中川隆
142. 中川隆[-7635] koaQ7Jey 2025年2月22日 10:14:06 : IHReQtgy9k : VDUuT0RXWTl4SzY=[4]
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ガンドラック氏: アメリカの債務危機、次の景気後退で米国債はデフォルトする可能性
2025年2月21日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60192

DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏がトニー・ロビンズ氏のインタビューで、2025年のアメリカの債務危機と実体経済の関係について語っている。

高金利の時代

世界経済にとって、コロナ前とコロナ後の大きな違いは金利である。コロナ前まではインフレ政策による低金利の時代だったが、コロナ後はインフレで高金利の時代になった。

ガンドラック氏は次のように述べている。

あなたのこれまでの常識は金利が低下している環境下でのみ起こったことだ。だから金利が上がり始めると、状況は完全に変わる。そしてそれが始まっている。2022年から金利は上がり始めているからだ。

そして金利はもう二度と2016年から2020年までの水準にはもう戻らないだろう。

Bridgewaterのレイ・ダリオ氏は、金利は金融市場全体の屋台骨だと言っていた。だから金利のトレンドの変化は、金融市場全体に大きな影響を及ぼす。

例えばコロナ前の金利低下は米国株の何十年もの上昇トレンドを支えてきたのだから、それが逆転すれば株価はどうなるのかということである。

レイ・ダリオ氏、2025年の株価大暴落を予想か


米国債の利払いの問題

だが金利の一番大きな影響は株価に関するものではない。それでさえも一番重要なことに比べれば些事である。

ガンドラック氏は次のように言っている。

経済が減速するとき、米国債の利払いが危機的状況になるだろう。米国債の利払いはたった3年前と比べて大きく上がっている。3年前には米国債の利払いは年間3,000億ドルだった。今では1.4兆ドルだ。

そしてその金額は、GDP比では4%に達しようとしている。

https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2025/02/2024-4q-us-federal-government-interest-payments-to-gdp-chart.png


ちなみにアメリカの財政赤字はGDPの7%程度である。つまり、財政赤字の半分以上がもはや借金の利払いなのである。

アメリカの債務危機

政治家がインフレ政策によって増やし続けてきた政府債務は、低金利政策が続けられる限り何の害もないように見えたが、彼らが見逃していたのは低金利政策はいずれインフレを引き起こすということである。

ポールソン氏: 量的緩和がインフレを引き起こした


そして金利が上がって借金の利払いを新たな借金によって支払うようになる。だがそれが更なる利払いを生む。

ちなみにガンドラック氏は、状況がここから更に悪くなると予想している。金利が低かった頃に発行された米国債に期限が来ると、米国政府は今の高金利で借り換えを行わなければならないからである。

ガンドラック氏は次のように述べている。

金利が1%だった大量の米国債に期限が来て、4.5%の新たな米国債に借り換えられようとしている。

このままでは税収のすべてが利払いで消えることになる。

コロナ前のデフレの時代ならば、中央銀行が紙幣を印刷して国債を買い入れれば良かったかもしれない。

だがインフレが起こってしまった今では、紙幣印刷をすればインフレが悪化する。何人かのファンドマネージャーはそれを懸念している。

ポール・チューダー・ジョーンズ氏がインフレ再燃予想、ゴールドとビットコインとNasdaqを推奨
ドラッケンミラー氏: 米国の金利が7%まで上がる可能性


だから中央銀行がアメリカの債務危機を解決することは出来ないのである。

レイ・ダリオ氏: 中央銀行はいずれ緩和能力を失う

結論

アメリカの債務危機と書いたが、それは言いすぎだ、誰もそこまで騒いでないではないかという読者もあるかもしれない。

しかしガンドラック氏は次のように言っている。

何兆ドルものこうした米国債に期限が来るとき、アメリカ国民は議論を避けられない。現状の税制と債務状況が両立できなくなるからだ。

ガンドラック氏はこれから人々が騒ぐと言っている。インフレもそうだった。筆者が最初に物価高騰の可能性を警告したのは2020年である。

金融市場にインフレの兆し: 金、原油、穀物価格が高騰 (2020/10/14)


だが人々がインフレを騒ぎ始めたのは2022年になってからだった。

今回も同じである。多少のラグがあるだけだ。だが安心してほしい。すぐに人々も騒ぐようになる。

特に、アメリカが次に景気後退に入る時、状況は酷くなる。

ガンドラック氏は次のように述べている。

歴史的には、景気後退時には財政赤字はGDPの4%ほど増加する。直近3回の景気後退ではコロナ禍のために9%の増加が平均だ。

次の景気後退では仮にその間の6%ほどの増加になるとしよう。財政赤字はGDPの12%か13%になる。これは危機的だ。不可能だ。

だからガンドラック氏は、米国政府が結局借金を払いきれない可能性を指摘している。ガンドラック氏は次のように言っている。

利払いに対応するために米国債が再編されることも有り得るだろう。

アメリカの財政が債務とインフレで破綻に向かってゆくこのシナリオは、ダリオ氏が著書『世界秩序の変化に対処するための原則』で詳しく予想しているシナリオである。

驚くべきことに、ダリオ氏はこの本をコロナ後、インフレになる前に書き始めた。各国政府が現金給付を行なった時点でそこまでのシナリオを見通していたのである。

ここまではきっちりダリオ氏のシナリオ通りに来ている。これからもそうなるのだろうか。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60192
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html#c142

[リバイバル3] どうしようもないダメスピーカー JBL 4343 がバカ売れした理由 中川隆
31. 中川隆[-7634] koaQ7Jey 2025年2月22日 12:23:11 : IHReQtgy9k : VDUuT0RXWTl4SzY=[5]
<△25行くらい>
Date: 2月 21st, 2025
瀬川冬樹氏のこと(ロジャースPM510・その7)
http://audiosharing.com/blog/?p=42431

(その6)で、瀬川先生にとって、
JBLの4343は冒険、ロジャースのPM510は旅行と書いた。

瀬川先生が、「コンポーネントステレオの世界 ’80」の巻頭に書かれていることが、このことに私の中では関係している。
     *
 現にわたくしも、JBLの♯4343の物凄い能力におどろきながら、しかし、たとえばロジャースのLS3/5Aという、6万円そこそこのコンパクトスピーカーを鳴らしたときの、たとえばヨーロッパのオーケストラの響きの美しさは、JBLなど足もとにも及ばないと思う。JBLにはその能力はない。コンサートホールで体験するあのオーケストラの響きの溶けあい、空間にひろがって消えてゆくまでの余韻のこまやかな美しさ。JBLがそれをならせないわけではないが、しかし、ロジャースをなにげなく鳴らしたときのあの響きの美しさは、JBLを蹴飛ばしたくなるほどの気持を、仮にそれが一瞬とはいえ味わわせることがある。なぜ、あの響きの美しさがJBLには、いや、アメリカの大半のスピーカーから鳴ってこないのか。しかしまた、なぜ、イギリスのスピーカーでは、たとえ最高クラスの製品といえどもJBL♯4343のあの力に満ちた音が鳴らせないのか──。
     *
《JBL♯4343のあの力に満ちた音》、
ここがとても重要になってくる。
このことがあっての1月のaudio wednesdayでは4343でライヴ録音のみをかけたわけだ。
http://audiosharing.com/blog/?p=42431
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/944.html#c31

[近代史3] 高名なオーディオ評論家は信用してはいけない _ どうしようもないダメスピーカー JBL 4343 がバカ売れした理由 中川隆
44. 中川隆[-7633] koaQ7Jey 2025年2月22日 12:23:32 : IHReQtgy9k : VDUuT0RXWTl4SzY=[6]
<△25行くらい>
Date: 2月 21st, 2025
瀬川冬樹氏のこと(ロジャースPM510・その7)
http://audiosharing.com/blog/?p=42431

(その6)で、瀬川先生にとって、
JBLの4343は冒険、ロジャースのPM510は旅行と書いた。

瀬川先生が、「コンポーネントステレオの世界 ’80」の巻頭に書かれていることが、このことに私の中では関係している。
     *
 現にわたくしも、JBLの♯4343の物凄い能力におどろきながら、しかし、たとえばロジャースのLS3/5Aという、6万円そこそこのコンパクトスピーカーを鳴らしたときの、たとえばヨーロッパのオーケストラの響きの美しさは、JBLなど足もとにも及ばないと思う。JBLにはその能力はない。コンサートホールで体験するあのオーケストラの響きの溶けあい、空間にひろがって消えてゆくまでの余韻のこまやかな美しさ。JBLがそれをならせないわけではないが、しかし、ロジャースをなにげなく鳴らしたときのあの響きの美しさは、JBLを蹴飛ばしたくなるほどの気持を、仮にそれが一瞬とはいえ味わわせることがある。なぜ、あの響きの美しさがJBLには、いや、アメリカの大半のスピーカーから鳴ってこないのか。しかしまた、なぜ、イギリスのスピーカーでは、たとえ最高クラスの製品といえどもJBL♯4343のあの力に満ちた音が鳴らせないのか──。
     *
《JBL♯4343のあの力に満ちた音》、
ここがとても重要になってくる。
このことがあっての1月のaudio wednesdayでは4343でライヴ録音のみをかけたわけだ。
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http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/311.html#c44

   

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