102. 2023年7月12日 10:09:18 : sbPrQ3sTYw : V1lvMXlwTWpQRmc=[1]
資本主義が、ここまで腐ってくると、大多数の国民はその中で生きて居られなくなって来てしまうのだ。そのような状況の中で、腐った資本主義と裏で手を結んでいるのが、連合と称する現在の労働組合なのだ。彼等にも、現在の政府と同様な、利己主義と時代錯誤が蔓延している。つまり、そこにいる人間にのみにしか意識が回らないのだ。これは、世間と云うものを維持しているが大多数の国民(本当の日本の力)なのだと云うことを全く意識の中に持っていないのだ。これでは、長年為政者として、酸いも甘いも噛みつくして来た自民党には絶対に勝てない。大切なのは労働組合員だけでは無い。彼等をも含んだ日本国民なのである。そのことに思いが至らないことを時代錯誤と云うのだ。
この意識が無いから、選挙になっても、有権者の手をにぎり、彼等が発する少ない言辞の中から、大きな要望を汲み取れないのだ。実に情けないとは思わないのか。
少なくとも、小沢一郎氏が危惧していることは、このことであるのだ。小沢氏の思索を全て容認するものでは無いが、嘗て、田中角栄氏が、日本のあるべきものを考えていた処で、学んでいた小沢氏であればこそ、この歪んだ、腐った資本主義を、国民の元へ資本主義の健全な形として回帰させてくれるものと思っている。年齢的な心配はあるにしても、この人の力を借りるべきと思っている。
連合と称する現在の労働組合の中身が、正常に戻れないとすれば、「ついてくるならよいが、嫌なら勝手にしろ」と言い放つ位の気概を持って臨む必要があるだろう。労働組合だけの政党であれば、これから生き残れる術は無いと覚悟すべきだ。