35. バカウヨ2号[170] g2@DSoNFg4iCUY2G 2024年5月26日 22:01:12 : u3DoQExV2c : UzJrRGN5dVVIN3M=[1]
(ノータリン氏、代わりに食って下さい)
…… と立場を先に言っておきます。(こういう問題にはヤブヘビが多いんでね。噛まれてもつまらん)
さて、まずこれ↓
〈中国 2022 年度実績〉浙江省に立地する秦山原発が2022年に放出したトリチウム量は 202 兆ベクレル
〈東電 2024 年度計画〉「処理水」5 万 4600 トンを放出する計画(トリチウム量は約 14 兆ベクレル)
因みに、秦山原発は正常運転の核燃料廃棄物。東電は(恐らく臨界にも達したりした)核燃料デブリ。
でも核分裂の(副)反応系列は同じ。原子炉から取り出した使用済み核燃料も冷却している間に反応が進む。
違いは、
・正常な原子炉反応の核分裂生成物や腐食生成物は、冷却水浄化系(蒸留やイオン交換樹脂法)で取り除く。
・東電の「処理水」は ALPS(共沈や吸着法)で取り除く。
いずれの方法でも約30種の放射性核種とトリチウムがでてくる。
(原子炉の反応生成物については、NRC: 米国原子力規制委員会がよくまとまっている、さすが!)
https://www.nrc.gov/reactors/operating/ops-experience/tritium/plant-info.html
今回の東電の「処理水」の 2023年夏〜2024年春までの海洋投棄は、IAEAの海洋投棄基準を満たしている。
ただし、ただし、ただし、である───、
薄めた「処理水」が海洋投棄後にどの程度拡散するかは、継続調査が必用である。
とりわけ、トリチウムについては、生態系への影響は未知数である。
(安全・安心などというデータはどの研究機関も持っていない)
つまり、この投棄は疑いようがなく海洋生物に対する実験である。
(今からでも遅くない。他の廃炉方法を考えて欲しい)
http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/375.html#c35