25. 2019年11月12日 15:36:00 : 4Z5tdGrVeE : UzF4WWZtQ0JNM2c=[1]
瀬木 比呂志著「絶望の裁判所」を読めば、日本の司法の異常さ、おぞましさがわかる。軍産複合体・原発利権など、日本の利権構造や植民地としての支配構造に関わる裁判の判決は、最高裁事務総局が勉強会と称して事前に判決の内容を各裁判官に周知・徹底させる。だから意向に逆らう判決を下した裁判官は一瞬にして左遷されるわけだ。
原発村の利益より住民の安全を優先した元福島県知事・佐藤栄佐久の冤罪事件では、本人が長期の拷問を受け、関係者が自死に追い込まれ、実弟の会社が倒産し、収賄金額0円というあり得ない金額で有罪判決を下した。まさに法も証拠もなく、有罪ありきの冤罪である。(ひとりの知事が政治生命を絶たれた不可解な過程を、一次資料にもとづき映像化http://eisaku-movie.jp/)
特別会計の闇を暴こうとしていた石井紘基衆議院議員は、衆議院事務局に質問の資料を届けようとした朝に刺殺された。当時の状況から、運転手・警察・メディア・病院と救急者の運転手なども関与していたことが分かる。しかし発表は、個人的な恨みを持った犯人の凶行であるとされたものの、服役中の犯人は依頼されたと告白している。
小沢一郎・3秘書の冤罪事件では、国会が始まる直前に石川知裕衆議院議員を逮捕した。また事務所を捜索するにあたっては、各メディアに捜査日時と場所をリークし、国民の洗脳向けにベストショットを撮影させる便宜を図った。それに応えたメディアは、「石川秘書が賄賂を受け取ったとする捏造VTR」(TBS)や「政治とカネ・小沢一郎」(TBS朝ズバ)という犯罪者のイメージを刷り込んできた。
また、検察審査員を選ぶソフトのインチキ、捜査報告書の捏造、法に基づかない検察審査会による控訴など、「違法・不法・脱法」が繰り返された。その挙句、裁判所による推認と妄想によって3秘書に有罪判決を下した。そればかりか、小沢一郎の判決を書く際には、事前に竹崎博允(最高裁長官)が訪米し、宗主国の意向を伺いに行っている。(悪の巣窟同窓会名簿〜 小沢一郎冤罪事件・犯罪者集団名簿http://blog.goo.ne.jp/fugimi63119/e/44202931f6baeff93b73a3d47e4e8273)
畢竟、この国の警察・検察・司法は、法と正義と裁判官の良心に基づく国民のための活動をしているのではなく、腐臭を放つ利権集団と宗主国のために法を捻じ曲げているのであり、国民を合法・不法に支配しているのであり、戦前戦中の人権弾圧と同じことが日常的に繰り返されている。そして腐敗メディアにジャーナリズムはなく、腐敗権力の広報を担当しているに過ぎない。
仮に警察・検察・司法に法と正義があるのなら、賄賂甘利・ドリル小渕は逮捕されており、強姦魔山口の逮捕状が執行停止されるはずもなく、籠池夫妻が安倍晋三の意向に沿って裁判もなく300日も投獄されるはずもなく、河井夫妻は公職選挙法違反で逮捕されて公民権停止5年の判決が下され、安倍晋三は公金横領と公選法違反の容疑で逮捕されているはずである。
そして選挙では、票を数えずに当確が報道されるはずもなく、再開票を求める数多くの裁判が門前払いされるはずもなく、あのおぞましき基地外政権が選挙のたびに圧勝を繰り返すはずもないのだ。
>みんなが知らない「日本の支配構造」
http://rakusen.exblog.jp/iv/detail/?s=22922833&i=201509%2F19%2F00%2Fe0069900_02503226.jpg