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2022年01月11日
多くの人は田舎移住じゃなく都市移住を望んでいる
田舎の人は「ローソン、コメリ、ライフ」があるような場所に住みたがっている
村を豊かにするより街に集まる方が良い
マスコミやユーチューブでは田舎移住が人気だと言っていて、日本人全員が田舎に住みたがっているように言っている。
だが現実世界では「趣味や嗜好として田舎に憧れる」人は居ても、大半はむしろ都会に移住したがっている。
現実世界では都会のほうが就職しやすく収入が多く、利便性が高く娯楽施設も多い。
日本の典型的な田舎は国道か県道沿いにコンビニやしまむら、スーパーなどチェーン店が並んでいる。
それらは画一的だとマスコミ受けが悪いが、実際の田舎の人はそうした場所のほうが住みやすいと感じている。
コンビニがある主要道路から外れて数キロも進むと、もうチェーン店はなくなり個人商店も少なくなる。
人口百人程度の農村集落には商店がなく、食料品や日用品が売っていないのが普通です。
そんな場所にもレストランや民宿があったりするが、食料品は利益率が低いので商売にならない。
つまり日本にはコンビニやスーパーがどこにでもあるように見えるが、実際には都市と街と主要道路の一部にしかない。
田舎の人は食糧や日用品も売っていない田舎から、もっと利便性が高い街や都市部に引っ越しています。
最近は田舎の学校の閉校や統合が進んでいて、農村部には小学校がない事が多い。
すると若い夫婦がいたとしても、子供が生まれた時にほとんどが都市部に引っ越します。
テレビの田舎暮らしは夢の世界
これが田舎の人口が減るメカニズムで、田舎の人は「田舎暮らし」したいと思ってないし、都会で暮らしたいと考えています。
そこで地方都市や街に農村の住民を集める「集住」という考え方が生れ、地方の人口流出を食い止めようとしています。
日本では国土の4%の土地に人口の7割が暮らしていて、そこでは文化的で都会のような生活が可能です。
集住された地域では1キロ以内に4000人以上住んでいるので、マックやコンビニやしまむらやスーパーもある。
小学校もあるし多くは都市ガスで、水道やガス料金は過疎地域より安くなっている。
過疎地ではプロパンガスになり都市部の2倍ほどの価格になり、水道料金も都市部よりかなり高い。
地方都市や田舎の街なら駐車場もそう高くないので、自動車を所有している人が多い。
そこそこの収入を得られるのなら地方都市のほうが、より文化的で豊かな生活ができるでしょう。
テレビ番組に登場するような「田舎暮らし」ではプロパンガスや灯油の配達をしてくれないし、そこでは文化的な生活は不可能です
https://www.thutmosev.com/archives/87517861.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/565.html#c619