3. 2021年4月15日 11:15:40 : 8XBitrmQN6 : UnNGZFdKNnlTNVk=[1]
4%に濃縮した、新核燃料の構成比は、U−238が96%に対して、核分裂物質U−235は、4%だ。
新核燃料を、原子炉で燃やして、U−235の濃度が、1%になった場合の構成比は、U−238が93%、U−235が1%、Pu類1%、核分裂生成物、いわゆるI−131やCs−137などが5%になる。
ALPSで除去しているのは、Pu類と核分裂生成物の6%にすぎない。
しかし、ALPSは、核分裂生成物さえ、満足に除去できない。
> 汚染水、浄化後も基準2万倍の放射性物質 福島第一原発
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/362.html
ストロンチウム90は、全体の0.3%弱にしかすぎないが、それを満足に除去できない。
もっと重大なことは、汚染水の大部分を占めるU−238とU−235は、全く除去できないことだ。
バスビー博士は、ウランによる被曝に、注意を喚起している。
http://www.newweapons.org/filestore/busby_uranium.pdf
海水には、元々天然ウランが含まれているので、残り94%のウランを含む汚染水を海に放出して、誤魔化そうという、さもしい魂胆が見える。
日本政府と東電が、海に流そうとしているのは、使用済み核燃料そのものだ。
わずか6%の放射性物質を除去(完全にはできない。)して見せて、問題は解決したかのように見せかける。