24. 2023年9月16日 17:31:20 : 6GCxfqcRw2 : Um50Vm9HdXR1ZEU=[1]
2023.09.16
https://www.thutmosev.com/archives/297437aj.html
財閥は韓国企業資産の8割超を占めるが、雇用者数は韓国の5%に過ぎない
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/09/2019-6.php 【韓国経済データ】財閥ランキング(2019年)|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
韓国には大企業が少ない
韓国は「韓国マイナス財閥=ゼロ」と自ら揶揄するほど財閥の力が強く、GDPの8割に相当する売り上げを一部の財閥企業が独占しています
残った2割を無数の弱小企業と個人が分け合うという構図で、これは韓国の強みであると同時に弱点にもなっています
財閥による少数寡占は自動車、家電、造船のように特定の部門で「日本を追い越せ」など明確な標的がある場合、強みを発揮し短期間に急成長します
一方でこの寡占状態は国民の自由を制限するので息苦しい国になり、やがて成長の足かせになって失われた時代の原因になります
韓国では30大財閥、これは事実上全ての大手企業で日本で言えば「すべての一部上場企業」というのとほとんど同じ意味です
30大財閥の社員数は約131万人で韓国の就業者数は2692万3000人、従業員300人以上の企業で働いている就業者数は11.77%だった
大企業就業者は約267万人で韓国企業の99.9%が中小企業、中小企業の従業員は全従業員の82.7%を占めている
大財閥の代表はサムスン、ロッテ、ヒュンダイ、LG、SK、ハンファ、新世界など日本で少しでも聞いたことがある企業はすべて財閥企業です
その財閥企業で働くことができるのは労働者の5%に過ぎず、大企業全体でも10%、他の9割の人は韓国では敗者のように扱われています
翻って日本全体の従業員数4,794万人に対して、大企業は1,433万人、中小企業は3,361万人で従業員が全員正社員ではないがこれは韓国も同じ事です
日韓の人口は約2.5倍だが大企業社員数は5.3倍違い、韓国人が韓国の大企業に入社するのは日本の2倍以上競争が激しい
報道によると韓国の一流企業に入社する競争率は81倍で、入社するには80人の人と競争して勝たなくてはなりません
大企業に就職した勝ち組に待ち受ける過酷な将来
しかもその81人に1人の合格者は財閥一族の親族やコネで最初から決まっている場合もあるので地獄です
財閥4大グループのサムスンは唯一新入社員の定期公開採用を維持し下半期に大卒新入社員の採用を開始するが採用規模を縮小する
韓国の輸出産業がおしなべて不振で成長率も低いので、企業は新規採用を減らしコストダウンを図ろうとしています
サムスンは1957年に同国で初めて公開採用を実施し、誰でも受験できるエリート試験として毎年多くの人が難関に挑戦する
韓国全体では売上500大企業で下半期に大卒新規採用計画がある企業は35.4%に留まり、実に65%の企業がゼロ採用になっています
大学卒業時には全ての学生が一流企業に入りたいと思うのですが、実際に大企業で就職できるのは数パーセントです
韓国は兵役があるので新卒採用や新卒就職が重視されていないが、一流大学卒でも新卒時に正社員として決まっているのは10%未満とされています
大学を卒業してからやっと就職の準備にとりかかり、男は兵役を挟んで数年間かけて多くの資格を取得してそれからやっと就職します
なので大卒者の平均就職年齢は30歳前後で20代で一流企業に就職したら成功者、30代でも余裕だが40代になると小企業で妥協する事になる
ここからが変なのだが韓国は競争が厳しい一流企業ほど退職年齢が早くサムスンは平均40代で退職し、残るのは幹部と財閥一族だけとされています
それほどでなくても50代で早々に退社する人が多く、大企業→中企業→小企業→零細→チキン屋台のようなコースを辿ります
念願の財閥就職に成功しても平均すると30歳で就職し50代前半で退社、稼げる期間は20年少々に過ぎません
これだから韓国の大企業は雇っている社員に高い給料を出せるが、不要になった社員を窓際に置いたりせずさっさと辞めさせます
https://www.thutmosev.com/archives/297437aj.html
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/784.html#c24