8. 2020年8月27日 10:16:37 : GoBnVsQkbA : UkJkbnZOblUvYUE=[1]
川辺川ダムの総貯水量は、1億3300万トン、洪水調整容量を総貯水量の4割程度とすると、5320万トン。
平均流量を、毎秒5000トンとすると、ほぼ3時間程度で、洪水調節容量に達する。
どの位の雨量であったかと言うと、「これまでの観測データの既往最大値(過去の最大値)を100%として、今回の各時間雨量最大値との比較を行ったところ、ほとんどの降雨継続時間の雨量で既往最大を超過する100%以上の範囲が球磨川流域と重なることがわかりました(図2)。」
https://www.jwa.or.jp/news/2020/07/10378/
図2を見ると12時間まで、雨量最大値の地点は変わらないので、国交省が、どのような計算を駆使しても、川辺川ダムがあったら、洪水の被害を軽減できたとの結論には至らない。
川辺川ダムは、ウィキによると、「球磨川水系全流域面積(1,882平方キロメートル)の三分の一を占めている」けれど、「大雨が降ると球磨川上流部及び川辺川流域の洪水は人吉盆地に集まるが、中流部の渓谷によって洪水の流下が阻害され、人吉盆地に洪水が滞留するというバックウォーター現象が起こる」ので、たとえ川辺川ダムがあったとしても、地形的な要因を取り除かない限り、洪水は発生する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9D%E8%BE%BA%E5%B7%9D%E3%83%80%E3%83%A0
http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/343.html#c8