35. わ寺そーか臨済宗門徒[195] gu2Om4K7gVuCqZfVjc@PQJblk2s 2024年2月02日 11:30:32 : rEsca8W4fM : U2gyTGw4YWJSdWs=[1]
被災地が一番困っているのがトイレ！
https://article.auone.jp/detail/1/3/6/211_6_r_20240202_1706820112685616?ref=top
>能登半島地震で注目の「トイレカー」
水も、だけど…
https://article.auone.jp/detail/1/3/6/101_2_r_20240202_1706817721667869
>自宅が倒壊を免れた人でも風呂に入れず、トイレも流せない状態で、避難所から住まいに戻る妨げになっている。
>普段の生活だけでなく、医療にも支障が出ている。「手術に使う医療器具も内視鏡カメラも、洗浄に大量の水が必要。約60人いた透析患者には、他院に移ってもらわざるを得なかった」。輪島市の市立輪島病院の河崎国幸事務部長はため息をつく。
「水を流してみないと、水道管のどこが壊れているか分からない」。重機で道路を掘り起こし、その下に埋まっていた水道管を確認していた輪島市土木課の蟹由（かにゆ）英紀係長は、厳しい表情で語った。
全国の自治体から水道の担当職員が集結して復旧作業に当たっているが、なぜ、それほど復旧に時間を要するのだろうか。
水道は、まずは川などの水源から取水場で水をくみ上げ、浄水場に送って飲み水になるように処理する。次に、水道管を通して配水池にためる。最後に配水池から水道管で各家庭に届けられる仕組みだ。
輪島市内には、主要な取水場が3施設ある。そのうちの一つが地震で損傷したが、約1週間後には復旧した。次の段階の浄水場も、主要な3施設は、補修が終わって現在はほぼ元通りに動いている。水を「つくる」ことはできるようになった。
しかし、つくった水を各家庭に「送る」ことができていない。
4000トンがためられる市内で最大の配水池は、高台にある市立輪島中学校のグラウンド隣に設置されている。1月中旬に記者が訪れると、グラウンドに続く道路がぱっくりと割れ、その中に直径40センチの折れたパイプが2本、むき出しになっていた。耐震構造だったが、強い揺れで折れてしまったという。
市内には約60の配水池が点在するが、道路が寸断してアクセスできず、損傷状況の確認もままならない。
さらに地震によって、配水池から各家庭につながる水道管が激しく損傷した。補修では、まず地中に埋まった水道管の損傷場所を見つけて、1カ所ずつ掘り出して新しい管とつなぎ替える。その上で試験的に水を通して、埋め戻すという作業を繰り返す必要がある。
市内の水道管の総延長は約550キロもある。市上下水道局の登岸（とぎし）浩局長は「水道管のどこが損傷しているのか全容を把握できていない。各家庭につながる水道管を1本ずつ確認していくしかない」と説明する。
地方に特有の事情も、断水が長期化する一因となっている。
都市の場合、地下には網のような水道管のネットワークが整備されており、一部が使えなくなっても、すぐに近くの水道管を代わりに利用できる。一方、輪島市など人口の少ない地方の水道管は「樹枝（じゅし）状管路」と呼ばれ、太い主要な水道管から細い水道管が枝のように出て、各家庭に水を送っている。そのため、主要な水道管がいったん損傷すると、周囲の一帯で断水が長引くことになってしまう。
1月中旬に水道復旧の支援のため輪島市と志賀町に入った東京都水道局の川戸隆行さんは「水道管路が発達していない地方ならではの難しさがある」と話す。【添島香苗、柳楽未来】
2市2町の下水道管、7割が損壊
石川県内では、地震によって下水道も被害を受けた。県によると、被害が特に大きかった輪島市、珠洲市、穴水町、能登町の2市2町では、点検できた長さ約320キロの下水道管のうち、7割が地震によって損壊していたことが判明した。
下水道管が損壊している状態で排水すると、最悪の場合、トイレや道路のマンホールから下水があふれ出てしまう。このため能登町などは、風呂や洗濯の回数をできるだけ控える▽使い捨ての食器やラップを使って洗い物を減らす▽トイレの使用時に紙を流さず別に捨て、少量の水で流す――ことを心がけるよう、住民に協力を求めている。
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/245.html#c35
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。