13. 2019年6月04日 23:42:17 : qUgH6RoGI6 : TWxyYzlaUi9DYmM=[1]
投稿者より、
AERA5月20日号では「退位正殿の儀で安倍首相が世紀の大失言」という見出しを付け、ジャーナリスト・田岡俊次氏の記事を掲載している。以下、一部紹介します。
*このように趣意が逆転する失態が起きた例としては、1895年5月24日の読売新聞社説がある。原稿には「全知全能と称される露国皇帝」とあったのが、「無知無能と称される露国皇帝」と誤植された。主筆が毛筆で右肩上がりの崩し字を書いたため「全」が「無」に見え、活字を拾う工員が間違えたのだ。国際問題にもなりかねず、同紙は訂正号外を出し、ロシア公使館に釈明、陳謝して事なきを得たという。
*戦前の日本では皇室に対する不敬罪があり、「天皇陛下」を「天皇階下」と誤植して出版禁止の行政処分をうけた出版社があった。(中略) 国民を代表しながら「未曽有」の失言をしたのはなぜなのか。安倍氏はそのいきさつを国民に釈明するべきだろう。(引用は以上)
ごくふつうの話、社会的立場が同等以下の人物に対してであっても(ついうっかり)、安倍晋三のごとき失言をしたなら、訂正して謝罪するのが最低限の常識だろう。わたいは「不敬」云々という次元で問題視するつもりはない。問題にしたいのは、訂正も謝罪もせず、官邸役人が明々白々な安倍晋三の誤りをなかったことにする、そうした状況についてなのである。