20. 2020年5月13日 23:26:29 : EBNKSbIAow : TU1jaFQySVpNZDI=[1]
検察という選挙の洗礼を受けない官僚組織の暴走をいかに牽制するか。
この観点で見れば、今回の改正案は決して間違ってはいない。
政治家は選挙や世論調査で国民が監視できる。しかし、官僚はできない。
特に検察という強大な権力が暴走すると、戦前の悪夢が蘇る。
シビリアンコントロールというのは戦前の反省から対軍部官僚、現在でいえば対自衛隊だけではない。
検察という軍隊とは別の意味の暴力装置を監視する必要があるのだ。
その評価は分かれるかも知れないが、検察の国策捜査で田中角栄が失脚しなければ
その後の歴史は大きく変わった。日本は米国から自立できたかも知れない。
検察の牙は一般国民にも冤罪という形でしばしば犠牲者を出している。
検察は正義の味方ではない。政治家が監視して牽制し合うしかない。
ただし、今回の改正案の問題が二つ。時期が悪い、そして国民の信頼が薄い安倍内閣では説得力がない。
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