http://www.asyura2.com/acat/t/tt/ttf/TTFXSnhDY2FIM2s=/100000.html
143. 2020年12月24日 19:19:49 : 86A2LRvLy6 : TTFXSnhDY2FIM2s=[1]
>>139
>医師の中には感染を判定するPCR検査が「やりすぎ」だとの指摘もある。
>試薬を混ぜたDNA溶液の温度を繰り返し上下して検体の増幅を計る検査法だが、日本はかなり厳格に行っているという。
>ある医師はこう話す。
>「普通は20回前後のところを30〜40回増幅するので、ほとんど病原性のない死んだウイルスを引っ掛けるケースが増える。
>これは偽陽性です。
http://www.asyura2.com/20/iryo6/msg/451.html#c143
144. 2020年12月24日 19:42:09 : 86A2LRvLy6 : TTFXSnhDY2FIM2s=[2]
http://kamizono-kids.com/blog/新型コロナウイルス感染症騒動のさなか、一町医/
話題のPCR検査ってどうなの
ウイルスをみつける検査のことが話題になっています。はやくも今年の流行語大賞候補に躍り出ている感の「PCR」検査のことです(図3)。百日咳菌やマイコプラズマなどの検出でおなじみの簡便なLAMP法も開発中らしいです。PCR検査については昔の原始的方法ですが、研究生時代は毎日のようにやっていました。実験が下手でなかなかかかってくれず(涙)。が、コロナなどの微生物でPCR検査をしたことがないので、コロナのPCRに関してはわかりません。簡単に言えば患者さんからえた検体の中のウイルス遺伝子の一部を増幅する装置を使って、増幅してくれば陽性、増幅しなければ陰性、というわけです。変人キャリー・マリス博士が開発して一発当てて、分子生物学の分野で革命をおこし、当然ノーベル化学賞受賞したすごいものです。
ワイドショーなどでは、「検査して安心したいのにどうして検査してくれないんだ!」とご意見されている方も散見されます。多くの日本人の思いを代弁したのだとは思います。すでに世界中で何十万件もこの検査がされてこの検査の精度がだんだんみえてきたようです。どうやら手間暇、金がかかる割には期待したような精度は出ないようです。
まだ何%の人が実際に感染しているかわかりませんが、事前確率はそこまで高くないとして、仮に2%の人が新型コロナに感染しているとしましょう(表1)。感度(感染している人がPCRで陽性になる確率)が7割、特異度(感染していない人がPCRできちんと陰性になる確率)が9割だという人が多いので、そうだとして・・・1万人のうち2%の人が新コロナ感染しているので感染者は200人。感度が7割なので、200人のうち140人が陽性となります。感染していない人が9800人ですが、そのうち検査して陰性になる人は特異度9割なので8820人となります。ということは本当は感染していないのに検査では間違って陽性になる人も980人もいるわけです。検査陽性者が本当に感染している確率(陽性的中率)は140人÷(140人+980人)で、たった12.5%ということになります。陽性になってショックを受けてもその的中率が13%足らずならばどうですかね。陰性的中率のほうは99%と高いですが。事前確率が低いだろうと見込まれる今回のケースでは、まずどう考えても新型コロナに感染していないだろうという人までどんどん検査してしまうと、間違いで陽性が出る確率が1割もある場合(特異度9割の場合)は陽性的中率が低くなるという問題もあるのです。
またのどか、痰か、鼻の奥か、便など、どの検体を採取すべきかを考慮しないといけないし、採取するタイミングも難しいようです。ウイルスが感染したといっても、全身にウイルスがいるわけではありません。風邪なのでのどにもいるとは思いますが、本当は肺の奥深いところにたくさんウイルスがいるようです。それにウイルスがたくさんいる場所が経過を追うごとに変わることも難しくしているようです。感染初期は口やのど、肺炎を発症してしまえば肺、免疫の力で肺からウイルスが排除されても便の中にはしばらくウイルスは残存することが知られるようになりました。大阪でPCR検査が陰性になった後、また体調を崩して再検査したら陽性になっちゃった、という例がクローズアップされていました。まだ原因は検証中らしいですが、ウイルスの排除がそんなに簡単にできるとは思えないことを思えば、残存したウイルスが引っ掛かけることもそりゃあるよな、と感じています(執筆者の感想です、正しいとは限りません、念のため)。クルーズ船から2週間の検疫期間を終えて検査が陰性だった人は船から出てきましたが、その方々が陰性証明書を出すよう強く要求したそうです。これは町医者からみればちょっと無理筋です。気持ちはわかるが、全身調べているわけでもなくウイルスが絶対にいないことを証明するのは悪魔の証明と同じで、できないとおもいます。陰性証明書をみせられても、容疑が晴れたね、とみる人はあんまりいないのではないでしょうか?だからほかの国では強制的にさらに2週間程度の検疫を、日本人でもクレバーな人は2週間程度の自己検疫を程度の差はあれしているのです。陰性にあまり意味がないのです。ノロウイルスなどでもいえますが、感染後数か月という長期間便からノロウイルスが検出される例もありますけれど、学校保健安全法でも、下痢などの症状がなくなり元気になれば隔離終了となっています。つまり症状がない人は感染力がないとみなすのが一般的な考えです。陽性の場合も、クラスター検知など疫学的には意味があり、国はウイルス行政検査をしていました。PCR陽性だからといって、それで感染力があるとは限らないし重症かどうかもわかりません。そもそも検査が陽性だからといって特別な治療もなく・・・インフルエンザのケースと違い症状が軽い方や症状が出ていない人がPCR検査にこだわる必要はないでしょう。
http://www.asyura2.com/20/iryo6/msg/451.html#c144
145. 2020年12月24日 19:59:15 : 86A2LRvLy6 : TTFXSnhDY2FIM2s=[3]
http://www.hc.u-tokyo.ac.jp/covid-19/tests/
東京大学 保健・健康推進本部 保健センター
PCR法で陰性だった場合、新型コロナウイルス感染症で無いと言えるでしょうか?
PCR法では検体採取や検体保存の条件などで偽陽性(本当は新型コロナウイルス感染症で無いのに、陽性と出てしまう)、偽陰性(本当は新型コロナウイルス感染症であるのに、陰性と出てしまう)が起こりえます。この割合ははっきりしていませんが、PCR検査の感度(新型コロナウイルス感染症の方で、PCR検査が陽性となる割合)は現時点では高くて70%程度と考えられており、検査結果の判断は慎重に行う(PCR法で陰性でも、新型コロナウイルス感染症でないとは言い切れないことがある)必要があります。
日本感染症学会、日本環境感染学会からは【4月の時点】で “ PCR検査の原則適応は、「入院治療の必要な肺炎患者で、ウイルス性肺炎を強く疑う症例」として軽症例には基本的にPCR検査を推奨しない。時間の経過とともに重症化傾向がみられた場合にはPCR法の実施も考慮する。” と提言し、また同時に、”指定医療機関だけでなく、全ての医療機関において医師の判断において検査が行える体制を整える。” としていました。
※世界中で、この時【4月の時点】の日本の医療業界の指針、「症状も出ていないのにPCR検査を行うべからず」に近づいてきています。
※PCR検査を誰でも処構わず実施したことで、感染爆発と言われた各国は、検査キットの不備に気付き始めたことを含め、PCR検査懐疑に修正してきているのです。
※逆にこの時、「症状が出ておらねば診断の必要など無いと、現在WHOやCDCが正しいとしている検査への懐疑を医師らの意見に基づいて踏襲」していた日本は、この時から逆転し、今ところ構わずPCR検査の無差別拡充の方向に行っています。
▲このページのTOPへ
★阿修羅♪ > TTFXSnhDY2FIM2s= > 100000
g検索 TTFXSnhDY2FIM2s=