15. 2019年5月31日 20:40:42 : ZGHJzc9atY : TndyNDAyNFdxalk=[1]
>>14
日本共産党の高橋千鶴子代議士は、「児童相談所増設と体制強化」を国会の賛成討論で求めました。きちんと、共産党の公式HPに書いてありますよ。あることを無いと誤魔化すのですか?
で、こちらにリンクのある厚生労働委員会での高橋千鶴子代議士の発言も、問題大ありです。
1.国連子どもの権利委員会は、確かに体罰禁止を日本に求めていますが、懲戒権の廃止は求めていません。むしろ国連が求めているのは、責任ある養育です。懲戒権を廃止することで、かえって児相に子どもを次々と「一時保護」する口実を与え、かつて問題になったゆとり教育以上の甘やかししかできなくなり、少年非行や学力低下などが結果する無責任養育につながってゆくでしょう。だから、国連は、懲戒権の禁止は求めていないのです。子どもを少しでも叱ったら「精神的虐待」というレッテルを張ってますますたくさんの子供を拉致できるようにして省益を拡大したい厚労省に、高橋代議士は飲み込まれて、責任ある養育という子どもの権利条約の精神を忘れています。
2.「一時保護所が子どもにとって安全で安心な居場所となること」ですか。高橋代議士は、児相併設一時保護所を肯定していますね。子どもの権利委員会が、一時保護所の全面閉鎖を求めた勧告を知らないのですか? 欧州では、施設内虐待を行った社会的養護施設には、直ちに閉鎖命令が下ります。児相併設一時保護所で、これまでどれだけの行政的虐待が子どもたちに加えられたか、高橋代議士は一体知っているのでしょうか。十分、全面閉鎖に値します。高橋代議士は、児童相談所=厚労省に対して、砂糖菓子のように甘すぎますね。
3.「一時保護=親子分離ではなく、親子関係改善のプロセスと位置づけるべき」と言っていますが、一時保護自体に司法審査や親子の意見聴取など、国連が求めている一時保護の規制強化を日本共産党は提案したのですか? 一方的に子どもを一時保護したら、児相はすぐに面会禁止にします。面会禁止でどうやって親子関係改善の糸口がつかめるのでしょう? 実際の児相行政の在り方には全く触れないで、きれいごとだけ言っているように聞こえます。これでは、政府・自民党・厚労省は、痛くもかゆくもありません。
4.「虐待を認めず、母親へのドメスティックバイオレンス(DV)も疑われる中、父親の元に帰すのは極めて危険だった」なら、それでも子どもを返した児相職員は刑事訴追。これが、欧州の児童にかかわる公的機関の基本的なルールです。ところが、高橋代議士は、そういう要求は全然していません。唱えているのは、ただ保護者への規制強化だけ。これも、厚労省の方針そのままです。厚労省だってだれだって、自分の身を切るような改革はしたくないですからね。
いろいろ検討してみても、国連勧告から日本共産党の児虐・児相政策は大幅にかけ離れていることがますます明らかになるだけです。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/418.html#c15