27. 2023年10月24日 14:39:09 : CRv9Z8hDz6 : TndvQ1hZMHozSU0=[1]
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今回のガザからのイスラエル攻撃は、第3次インティファーダとでもいうべきものだ。インティファーダは、イスラエルが国連決議違反の軍事占領を行うパレスチナの西岸地区を中心とした占領軍へのか弱い抗議・抵抗運動である。子供たちらが抗議の声を上げ石を投げると言った体のものだ。この子供らに占領軍は銃を向け多数を射殺した。この運動の目的は、パレスチナ問題に関心を喪い他人事としてパレスチナ人の頭の上で勝手にパレスチナ問題について手打ちをする諸外国への”パレスチナ問題、即ちイスラエルによる侵略と占領は終わっていない””世界の心ある人々よ、これでいいのか、これでいいのか”というアピールであった。で、アピールのための宣伝料が多くのパレスチナ人がイスラエル兵にぶち殺されることであった。こうして大きなニュースを自ら作り出さなくては、無視されて勝手に物事を決められてしまうのがパレスチナ人の現実だ。死ぬのが怖くないのか?というのはパレスチナ外の感覚で、生きていること自体が死ぬことよりもキツイというのが彼らの感覚だという。彼らは狭いケージの中で生きぬよう死なぬように飼われている鼠のようなもので、一切の希望がない。唯一の救いが占領軍に特攻を掛け”殉教者””英雄”として盛大に称賛され悼まれることだという。
なお、ハマスだがかつて欧米のゴリ押しで総選挙があり、その時に勝ったのがハマスである。”イスラム武装勢力”と呼ばれインチキに見えるが、実は正統なのはハマスの方だ。選挙をゴリ押しした欧米日等はハマスが圧勝すると、”そんなの認めない!こいつらはテロリストだ”と喚きたてパレスチナ内戦勃発の後押しをした。で、西岸地区では選挙に負けた方が米欧日等の認証で!そのまま政権を握り続け”自治政府”を名乗っている。ガザはハマスが選挙だけでなく内戦にも勝った。米欧の言う”民主主義”なんてご都合主義に過ぎない。
なお、なぜハマスが勝ったかと言えば、現自治政府側はいわゆるPLOなんだが腐敗堕落しイスラエルや欧米とボス交してどんどん譲歩妥協してますますパレスチナの首を絞めていたし、一方のハマスはイスラム同胞団系で福祉医療教育弁護士サービスなどを提供し、身綺麗だし、イスラエルや欧米等に対して国連決議や国連憲章他に基づく原則に立ち戻った毅然とした態度を示していたから平民の信頼が篤かった。
ま、ハマスに素直に自治政府を任せていたなら、政権を取る前のような野党的原則論では政治も外交も回らないから相応に妥協的に、ちょうどよくなったろう。実際、インタビューで”ガンガン行くんでしょ?”と聞かれたら”幅はあるよね”と言っていた。
一方、イスラエルにとってのハマスは(1)自治政府側と内ゲバさせてパレスチナ自体の弱体化を図る(2)ハマスを挑発しハネさせ、それを口実にガザや西岸地区を攻撃しパレスチナ人とその領域を削る(3)イスラエル人にショックドクトリンを掛ける口実に使うといった目的のコマであった。ハマス側には自覚はほとんどないだろうが、イスラエルは裏手からハマスを勃興させ支えて来たそうな。特高に操られる日本共産党風な話だね。
いずれにせよ酷い話だ。
なお、根本は英米のキリスト教シオニストにあるそうで、連中が米欧のウザいユダヤ人をパレスチナに追放しちゃえばいいというアイディアを推進し、それに後に現れたユダヤ系シオニストが乗った格好だそうな。だから、イスラエルというのは徹頭徹尾レイシズムの所産なんだよ。これにぶっ飛んだユダヤ教やハルマゲドン待望のキリスト教原理主義が絡んでるのさ。米欧キリスト教徒は”天国に行くためにはキリストの再臨が必要でその条件は世界最終戦争だから中東でハルマゲドンを引き起こさなければならない”とガチで考え実行してるのだ。だから、結果、第3次世界大戦まで逝ってヨシ!なのだ。こんな自爆願望の米欧らについて行き棹差していたらガチで滅ぼされちまう。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/897.html#c27