34. 新共産主義クラブ[-14350] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2020年1月03日 14:54:57 : pKFzEI9SPU : TlZ6cnc3U2U2bzI=[1]
>「かつて玄洋社の頭山満は中国の民主化のために孫文を支援した。その伝統のある日本がなぜ民主化運動を弾圧する主席を国賓として迎えなければならないのか。どうかしている。」(亀井静香)
この記事を読んで、最初に目に入ったのが、「頭山満」の文字だった。
恐ろしい世の中になったものだ。
かつて非自民政権の国務大臣を務めた人物までが、黒龍会の頭山満を美化するような発言をしている。
その亀井静香さんは、『左派ポピュリズム』と称している山本太郎さんたちの『れいわ新選組』を熱烈に支持し宣伝している。
亀井静香さんたちに、どんな思惑があって、山本太郎さんたちの『れいわ新選組』を持ち上げているかが、だんだんと明らかになっている。
亀井静香さんが、隠居した老人として、気ままに発言しているのではなさそうだ。
亀井静香さん独りでやっているのではなく、一部の復古主義的、国家主義的な高級官僚たちの組織的な活動の一部として、元警察官僚の亀井静香さんが前面に出てこのような発言しているのではないかと私は疑っている。
彼らは「頭山満」のような人物の名を出して、少しずつ国民の反応を探っているのではないだろうか。
私は、亀井静香さんたちや山本太郎さんたちが主張している金融緩和や財政出動の経済財政政策は基本的に賛成しているのだが、それは全体主義的な独裁政治に結びつきやすい。
大規模な金融緩和をやった安倍政権が、ひと握りの側近や地元の支持者たちに厚遇を施し、逆に自分たちの思惑通りに動かない人たちには強圧的に圧力を掛けて締め付けていることからも、金融緩和や財政出動の経済財政政策が、全体主義的な独裁政治に結びつきやすいことを示している。
このスレで、コメントをしている者たちが、亀井静香さんが持ち上げた「頭山満」について誰も言及していないことが不安である。
「頭山満」自身の問題よりも、亀井静香さんが「頭山満」を持ち上げる思惑の方がもっと大きな問題であると思う。
ここのコメンターは知識が無いのか、それとも左派を騙る右翼だから黙っているのか。
不気味な新年の幕開けになった。
【参考文献】
◆ 黒龍会
(Wikipedia)
黒龍会(こくりゅうかい)は1901年(明治34年)1月に設立された国家主義(右翼)団体である。中国・満州・ロシア国境を流れる黒龍江に名前が由来する。対露開戦を主張。玄洋社の海外工作センターといわれた。
海外では日本の壮士集団、BLACK DRAGON SOCIETYとして恐れられていた。1931年に大日本生産党を結成。
1946年、GHQ当局によって、最も危険な影響力のある国家主義団体として解散させられた。
《 創設 》
日清戦争後の三国干渉に憤慨した玄洋社の一部が大陸での活動をするために、1901年、平岡浩太郎の甥に当たる内田良平を中心として葛生修吉らが設立した。他に平山周、葛生能久がいた。
玄洋社の頭山満が顧問となった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E9%BE%8D%E4%BC%9A
◆ 頭山満
(Wikipedia)
頭山 満(とうやま みつる、安政2年4月12日(1855年5月27日) - 昭和19年(1944年)10月5日、幼名:乙次郎)は、明治から昭和前期にかけて活動したアジア主義者の巨頭。玄洋社の総帥でもある。号は立雲。
玄洋社は、日本における民間の国家主義運動の草分け的存在であり、後の愛国主義団体や右翼団体に道を開いたとされる。また、教え子の内田良平の奨めで黒龍会顧問となると、大陸浪人にも影響力を及ぼす右翼の巨頭・黒幕的存在と見られた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%AD%E5%B1%B1%E6%BA%80
http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/614.html#c34