[政治・選挙・NHK278] 日本の武士道を原点にして、安全保障政策を考える、 罵愚
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罵愚[8937] lGyL8A 2021年1月21日 05:32:09
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>>34
為政者、行政官僚、支配階級としての武士は明治維新とともに消えていくわけだが、戦争の手法としての武道や、その精神としての武士道が同時に消滅したわけではない。むしろ、政治家や官僚や教育者や軍人などのあたらしいポストに就いたグループや、それに感化された一般人をふくめて、武士道精神は日本人一般に共有される傾向も生まれた。もちろん、それを受け入れる素養が、日本人社会全体に培養されていた事実が底辺にある。皇室宗家の単一民族国家の誕生だな。
いっぽうで、その実用性を失った武道も、学校教育のなかで剣道や柔道として生き残る。スポーツと共立したのか、分立したのか、その実態を私は知らないが、加納治五郎を近代スポーツの始祖として評価するのが現代の評価だが、武道の教本などに出てくる加納治五郎は、けっして欧米のスポーツだけに溺れていた人物ではなくて、武道とスポーツの垣根を理解して、心得ていた人物として紹介されている。曖昧ながら、武道は学校教育のなかで伝承されると同時に、警察官によって継承さる。
武道は軍隊によって保存されそうな気がするが、実態としての近代の武道を実践してきたのは軍人ではなくて、警察官たちだった。田原坂の抜刀隊員が警視庁から選抜された剣士たちだった史実が根底にあるのかもしれない。現在でも、毎年行われる全日本剣道選手権大会の出場者を輩出しているのは警察である。
ただ、日本の近代の終末ともいえる大東亜戦争敗戦によって、武士道も武道も全面否定され、息の根を断たれる。
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