51. 2021年6月04日 17:48:31 : i4nvxfspkY : Tk1DcXJzZy9YRmM=[1]
「http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/128.html#c44」
の続き;
「これから1、2週間が瀬戸際」 専門家会議が見解(20/02/24)
(https://www.youtube.com/watch?v=D_aJeE3cG2c)
この一年以上前の見解が、その辺のおっさんの発言であれば、
何の問題もありませんでした。
しかし、政府の機関である専門家会議を代表する発言です
から;
看過できませんし、看過すべきではありませんでしたが、
日本では違憲五大全国紙が看過すれば、日本人全員が看過
したことに出来てしまいます。
で、この自称専門家、無責任の極みの輩が日本では出世し、
今や”自称専門家集団”の会長です。
要するに、日本では;
国会で専門家が自らの専門知識を披露する際に、その発言
の信憑性を担保せずに、発言することが出来ているという
「separation of powers(checks and balances)」違反
丸出し状態(国会が内閣の行為をチェックすることが;
不可能と成ります)です。
で、GHQが作成した英文日本国憲法草案(英文憲法)とほぼ
瓜二つの米国憲法下だと;
専門家は、議会での議員からの鋭い質問に、大統領の方針
とは異なる結果と成ってしまう場合でも、専門家としての
見解を宣誓の上で、述べる義務があります。
宣誓の上で、述べることで;
発言の信憑性を担保することが出来る様に成ります。
要するに、専門家が保持する博識を誠実に披露すれば済む
という当然な単純な話です。
結果;ファウチ博士の議会答弁と大統領の方針が異なって
いることが明々白々と成りましたので;
逆らう政府要人を更迭しまくっているトランプ大統領が、
博士を更迭するのは時間の問題と成っていました。
しかし、理由は当事者しか判りませんが、博士を更迭する
ことが出来ませんでした。
で、ファウチ博士の信念(天然痘終息と同様に、新型コロナ
終息にはワクチン接種普及が鍵)に沿って;
バイデン大統領がワクチン1億接種公約を発表したわけです。
上記を適切に理解することが出来る様に成れば;
「separation of powers」の適切な日本語訳は「三権分立」
ではなく、
「チェック&バランス(チェックし返す)」だということに
気付くことが出来る様に成ります。
で、米国では、三権(内閣、議会、裁判所)のチェック力
を機能させるには、三権のチェック力を等しくすることが
必須であるとの認識が議員間で共有されています。
ですから、第二次世界大戦中は三権の内で、議会の出番が
ほとんど無かった結果(戦時体制下だと;戦争に勝利する
為の予算は議会の承認なしに使うことが出来ますので、
内閣令戦争遂行行政が主流に成らざるを得なく成るから);
内閣のチェック力と議会のチェック力との間に大きな差が
生じてしまいましたので、
内閣のチェック力と議会のチェック力を等しくする、出来る
法律が必須と成り、成立しました。
それが、「Legislative Reorganization Act of 1946」。
で、笑ってしまうのが;
日本のアカデミアでは、「国会法が、この法律と並ぶもの
である。」との大嘘が共有されている真実です。
で、米国の議会では議員は「政治家」ではなく「lawmaker」
と呼ばれていますので;
たった一人の議員が考え出した法案であっても、その議員
が憲法保障法案提出権行使できなければ、
その「法案が法律に成るシステム」は違憲システムと成り
ます。
で、実際に議員一人だけが擁護する法案でも、議会に提出
することが出来ますし、大統領法案であっても、議員が
その大統領法案を提出しなければなりません。
この辺を担保している英文が英文日本国憲法草案に存在
します。
それが、英文憲法41条の「the sole law-making organ of
the State」です。
また、民主主義を良く理解することが出来る様に成れば;
「そんなことは当然!」であると気付くことが出来る様に
成ります。
所が、内閣のチェック力と伍するチェック力を担保する
はずの国会法には;
第五十六条 議員が議案を発議するには、衆議院においては
議員二十人以上、参議院においては議員十人以上の賛成を
要する。 但し、予算を伴う法律案を発議するには、衆議院
においては議員五十人以上、参議院においては議員二十人
以上の賛成を要する。
結果:
閣法(内閣が提出する法案で、内閣提出法律案の略称)が;
法律の八割を占めるという憲法41条違反丸出し状態が、戦後
ず〜と続いていますが、
憲法知的障碍者しか国会議員に成ることが出来ませんので、
どうしようもありません。
http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/256.html#c51