23. 葦[217] iK8 2025年1月16日 01:22:10 : 9MdoxrQGao : Tjh1cXRGQXNOSG8=[1]
<△28行くらい>
◇(神奈川県衛生研究所)
フタル酸エステル類は樹脂の可塑剤として用いられており、接着剤、化粧品原料、食品用の器具、容器、包装や、洗剤、医療用品、家庭用品など我々の生活環境に広く存在しています。このフタル酸エステル類の人体への影響は、糖尿病や生殖障害など多岐に渡ることが知られており、子供や妊婦を中心に健康影響が報告されています。このことから、欧米や日本でも一部の化合物は規制の対象となっています。………
https://www.pref.kanagawa.jp/sys/eiken/005_databox/0504_jouhou/0601_eiken_news/files/eiken_news214.htm
◇(塩ビ工業・環境協会)
フタル酸エステルの安全性情報 −安全性は確認されています−
https://www.vec.gr.jp/anzen/anzen2_3.html
以上、フタル酸エステルの危険性或いは安全性について、対称的な二つの説明を引きました。フタル酸は二価のカルボン酸、これがアルコールと脱水縮合したものがエステルです。そして、プラスチックの可塑剤としてよく用いられてきたのが、
フタル酸ビス(2-エチルヘキシル)
略記:DEHP
(Di−EthylHexyl−Phthalate)
特に、ポリ塩化ビニルの樹脂の可塑剤としてよく用いられてきました。だが、ラットやウサギなどの動物実験から、その毒性が明らかになり、欧米では2002年、日本では2008年辺りから幼児の玩具や食品容器の樹脂にDEHPを混ぜることは禁止されているはずです。そういう用途の樹脂には、他の毒性の低い可塑剤を用いています。
燃やされずに海に流されるプラスチックには、古い、DEHPが混入した物も少なくないはずです。やはり、海洋生物への影響と生物濃縮は警戒すべきではないでしょうか。
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/412.html#c23