1. シリア、暗黒時代に突入[12] g1aDioNBgUGIw42Vjp6R44LJk8uT_A 2024年12月16日 14:06:36 : H7sPDiQqEk : TGowd3BreWtMYTI=[1]
シリアに対する汚い戦争 ティム・アンダーソン 2016 年 6 月
本の説明(アマゾン、英語からの訳です)
「シリアに対する汚い戦争は、記憶に新しいレベルの大量偽情報に頼っている。政権交代を求める大国は、イスラム主義者の代理軍を使って手を隠そうとし、シリア政府を悪者に仕立て上げ、残虐行為を絶えず非難した。
こうして、温厚な眼科医であるシリアのバシャール・アル・アサド大統領は、世界の新たな悪となった。
この汚い戦争は内戦、民衆の反乱、宗派間の対立であるという一般的な神話は、この地域で起こされている政権交代に伴なる大量殺戮を隠している。
シリアへの攻撃は、2006 年に公然と表明されたワシントンの野望、すなわち新中東の創設の必然的な結果だった。アフガニスタン、イラク、リビアの破壊の後、シリアが次の標的となった。」...
「しかしシリアでは、この汚い戦争は宗派の線に沿って崩壊しなかった規律正しい国軍と対峙した。ひどい破壊と人命の損失にもかかわらず、シリアは生き残り、ロシア、イラン、レバノン抵抗軍、世俗的なパレスチナ人、そして最近ではイラクとの同盟関係を深めた。
ワシントンに不利な流れが生まれ、それはシリアを超えて影響を及ぼすだろう。西洋人として、私たちは特にこの汚い戦争に騙され、介入、人種的偏見、そして自らの歴史に対する誤った反省という最悪の伝統に逆戻りした。
。この本は、理性の使用、倫理原則、独立した証拠の探求という西洋のより良い伝統のいくつかを救いながら、その物語を伝えようとしている。」
さて、では、何故、市民はテロリストを歓迎したのか?
"Assad Must Go" の標語のもとに、CIA が、ブラック予算の13分の1を費やして、アサド政権の崩壊を試みた。 テロリストを送って政権を揺さぶり、国民を飢餓状態にする為に、シリアの油田と穀物畑を奪い、更には、シーザー制裁という過酷な経済制裁をしき、シリア経済を完全に破壊して、市民が、政府に反感を持つように仕向けた。(同様の事を何万もの経済制裁でロシアにも試みたが、成功しなかった。)
この過酷な経済破壊は、 言わば、<シリア国家の計画的解体>といっていい。
電気は多くても一日に2時間ほどで、誰もが小型発電機使用しなければならなく、食料も希少となり、飢えるような状態になっていった。 貧困が汚職を増すようにもなった。そして、市民は、段々、政権に反感を持つようになった。
さて、アレッポに侵入したHTSは、トルコのサポートでもって、まず最初にしたのが、電気を24時間来るようにしたことである。 市民は大喜び!!
市民が、政権が崩壊し、新しいい支配者を歓迎したのは、これから、生活が良くなると思ったからである。
残念ながら、問屋はそう降ろさない。
アサッドが消えて1週間もたたない内に、ダマスカスではテロリストが、拡声器で「女性は男性と話してはならない。女性は家から出てはいけない。女性は身体をカバーせよ。男性のガードなしの女性の外出禁止。...」と怒鳴りだしており、法務大臣とかになる男が、シャリア法を適用する、との声明を出している。
更には、14日には、トルコ系テロリストとUSバックのクルド人達の撃ち合いが始まり、エドアンはイスラエルと土地の奪い合いで戦うといっており、最悪の事は、モサド製のシャツを着たジャラー二は、パレスチナ各派閥の訓練キャンプを閉鎖し武装解除すると述べている。
思ったよりずっと早く後悔