[政治・選挙・ＮＨＫ261] ＜ボロボロ＞「年金破綻」で安倍総理が野党にフルボッコ！総理「ちなみに民主党政権の時は…」共産小池氏「私民主党じゃないで… 赤かぶ
53. ピッコ[1584] g3ODYoNS 2019年6月11日 19:17:47 : kl9Zxnjo9N : TGN4VFhHa3dkVDY=[1]
野田さんが総理大臣の座を引き受けた時、ねじれで民主党はすでにボロボロの状態だった。　数に物言わせて、自民党はこれでもかこれでもかと、問責決議や審議拒否やで、国民のことそっちのけで民主党に対する嫌がらせを続けていたからだ。　就任のあいさつでは「ドジョウ根性で頑張る」と言った。　そして、自民党政権がこれまでに作り上げてきた既得権益構造（公共事業をめぐる政治家と事業者間の金銭的癒着）が生んだ世界最悪状態の財政債務を何とかしなければ、これから少子高齢化社会を迎える日本はこのままでは財政破綻に追い込まれることになるということで、国家予算の配分を国民が見えるところできちんと精査してしようとした（事業仕分け）。　それを多くの日本のマスコミは（スポンのポンさんが指摘するところの安藤優子とか）は、「何やってんだか」と、あざ笑うような報道をした。　消費増税も、このままでは間に合わないということで、野田総理は国民に一生懸命説明して、増税分は必ず国民の社会福祉のためだけに使うと約束して決められた。　その時すでに「次の選挙では自民党が優勢」と出ていた状況の中、テレビで国会でのそのやり取りを国民にしっかり見せ、野田さんは国民に信を問うたのだ。　この様子を良識ある国民が見れば、必ず自分を選んでくれるはずだという自信が野田さんにはあったのだと思う。　連立政権を組む社民党が離脱したりと、民主党内でもゴタゴタが続き、自民党による執拗な嫌がらせで政治を滞らせたまま、残りの半年間ズルズル政権にとどまっても、国民の意識はますます民主党から遠ざかるだけではないのか？　だったらここで勝負に出よう…と。　そのうえで、万が一自民党が再び政権を取っても「増税分は必ず国民の社会福祉のためだけに使う」という約束を自民党が守るようにという思いもあった。　しかし、国民は大方の予想通り自民党を選んだ。　「野田は安倍のバカ総理を作り出した張本人だ」と野田さんを非難する人がいるが、安倍のバカ総理を選んだのは国民だ。　民主党の時はまだ1000兆円に届かなかった国の借金も、今では1100兆円を超えてしまった。　安倍政権の支持率維持のために黒田日銀や国民年金基金が株を買い支え続け、今や限界状態だ。　これからは景気悪化による株下落が見込まれることから、株の下落による損失で日銀が債務超過にならないよう、国民年金基金が巨額の損失を出してしまわないように政府は国民に老後資金に株を買うことを勧め、国民の預金資産が株式市場に移って株の下落を和らげてくれることを期待している。　アメリカの経済学者が「MMT」と名付けた人類史上最大の金融緩和をやった黒田日銀は、国債購入で550兆円にも膨らんだ資産で身動きができない状態だ。　異次元金融緩和の麻薬は打ち尽くした。　日本経済がこれから落ち込んでも、それを救う何の手立ても日銀には残っていない。　どうやら、黒田日銀は、日銀を元の健全な体質に戻すためのいわゆる「出口戦略」無しに世界最強度の金融緩和を行ったようだ。　もはや「日本が財政破綻することなどありえない」などと言えなくなった。
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