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[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
291. 中川隆[-11412] koaQ7Jey 2024年3月02日 14:36:05 : Sonm4MgY9U : TExMTVh0NWlZU1E=[1]
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内田樹の研究室
文字の書けない子どもたち
2024-02-27
http://blog.tatsuru.com/2024/02/27_1129.html

 高校の国語の先生から衝撃的な話を聴いた。生徒たちが文字を書けなくなっているというのである。教科書をただノートに筆写するだけの宿題を毎回課すが、やってくるのは半数以下。授業中に書いた板書をノートに写すようにという指示にも生徒たちは従わない。初めはただ「怠けているのか」と思っていたが、ある時期からどうもそうではないらしいことに気がついた。
『鼻』の作者名を問うテストに「ニコライ・ゴーゴリ」と答えを書いた生徒がいた。ゴーゴリもその名の短編を書いているが、教科書で読んだのは芥川龍之介である。どうしてわざわざゴーゴリと書いたのか生徒に訊ねたら「漢字を書くのが面倒だったから」と答えたそうである。 
 生徒たちの提出物の文字が判読不能のものが増えて来たという話は大学の教員たちからも聴く。学籍番号までは読めるが、名前が読むのが困難で、コメントの文字に至ってはまったく解読不能のものが少なくないという。何を書いたのか学生自身に訊いてみたら、自分でも読めないと答えたそうである。
 一体何が起きているのか。どうやら文字を書くという動作そのものに身体的な苦痛を感じる子どもが増えているらしい。
 文字を書くというのはかなり精密で繊細な身体運用を要求する。筆で書くなら、ひとさし指と中指をかけて親指で筆を抑え、肘を上げて穂先をまっすぐ立てる。これを「懸腕直筆」という。昔お習字の時にそう教わったはずである。この姿勢をとると体軸が通る。
 武道家として言わせてもらえば、体軸が通っていないと手足の自由は得られない。文字を書くためには、まず身体の構造が整っていないと始まらない。当たり前の話なのだが、どうも当今の子どもたちはその身体の構造そのものが崩れ始めているように思われる。
長い話になりそうなので、続きはまた次週。
 
 先週の続き。「文字の書けない子どもたち」がどうして生まれて来たのかについて武道的立場から考察したいと思う。
 筆で字を書く時にかなり精密な身体運用が求められる。能筆の人は横に一本線を引く時も、勢い、太さ、濃淡を細かく変化させながら筆を運ぶことができる。
 最後の首切り役人だった八世山田朝衛門は斬首の一閃の間に涅槃経を唱えたと後年述懐している。右手の人差し指を下ろす時に「諸行無常」、中指を下ろす時に「是生滅法」、薬指を下ろす時に「生滅滅已」、小指を下ろす時に「寂滅為楽」。そこで首がぽとりと落ちるのだそうである。一瞬の動作を四句十六文字に分節していることになる。斬ることの本質が力ではなく、動作の精密さと多分割にあることがよくわかる逸話である。
 精度の高い身体運用をなしうることは生きる上での必須の能力である。それができなければ、包丁で葱を刻むこともできないし、針の穴に糸を通すこともできないし、文字も書けない。しかし、どうやらその基礎的な「生きる能力」が今の子どもたちは衰えているらしい。
 文字なんか書けなくても、キーボード叩けば済む。葱だって刻んだものを売っているし、靴下の穴なんかけちくさく繕わずに買い替えればいい。そうかも知れない。でも、身体の構造が崩れて、細密動作ができないという子どもたちを制度的に創り出しているかもしれないという危機感を大人たちは持った方がいい。
 文字を書くというのは、罫に沿って、あるいはます目に合わせて、複雑な図形をかたちよく配列することである。字間調整も必要である。おそらく古人は子どもたちが書字によって身体の精密な運用を学び、生きる力を高めるということを知っていたのだろう。だから、子どもたちに「黙って臨書しろ」と命じたのだと思う。今さら習字を必修にすることはできない。
 では、どうしたらいいのか。私にもわからない。
http://blog.tatsuru.com/2024/02/27_1129.html
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c291

[近代史3] 韓国の大卒失業者 新卒で正社員就職は1割だけ 中川隆
21. 中川隆[-11411] koaQ7Jey 2024年3月02日 19:07:12 : Sonm4MgY9U : TExMTVh0NWlZU1E=[2]
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韓国の衰退は国家の成功のために個人を犠牲にしたから
2024.03.02
https://www.thutmosev.com/archives/33632.html

過度な競争を強いられる社会は結局は行き詰る


競争によって精神を序列化される

韓国の衰退は国家の成功のために個人を犠牲にしてきたからで、犠牲にされたものの一つが出産や育児だったので出生率が急落した

昔韓国や朝鮮の出生率は4.0以上もあったので韓国政府は「子供は不要」として切り捨て、女性も大学に行きハイテク企業で働くのを奨励した

日本から独立する前後の半島は食糧危機が懸念されていたので対策として韓国政府は出生率を下げる事にし、少子化になるように誘導した

これは他の多くの国でも起きていたことで米英日独仏伊などでも出産を抑制し女性を軍事工場で働かせ、戦後は女性が働くことで労働者を増やそうとしました

その甲斐あって世界で出生率が減少しているので原因は80年以上に渡って世界の政府が人口抑制をしようとし、出生率を下げる政策をとっていたからでした

ところがそれが定着すると目的が変わってしまい、軍事生産を増やす目的だった女性の労働は「女性の権利」になり、人口爆発を防ぐためだった出産制限は「子供を産まない権利」になりました

嘘のような本当の話では第一次大戦で「布」が不足した参戦国は女性の服の布地を節約するためミニスカートを流行させ、パラシュートなどに使う布地を確保した

女性たちは”強制的に”短いスカートを履き軍事工場で働かされたのだが、戦後にそれらは女性の権利ということになりました

韓国は1945年に日本の一部からアメリカの植民地を経て1948年に建国したが北朝鮮より貧しい国で1950年の朝鮮戦争でさらに貧しくなった

だが戦争に負けそうになったアメリカと日本は韓国を防波堤として強化することにし、50年以上に渡って韓国が成功するように支援した

『韓国の奇跡』はこのように日米が仕組んだもので、韓国は日米が敷いたレールの上を全速力で走って北朝鮮よりかなり上位の国になった

だが成功した韓国は日米に反発し中国やロシアを「同盟国だ」と言うようになり、韓国は自らの行為で後ろ盾となってきた2つの国を失った

日米は韓国が中国やロシアや北朝鮮を防ぐために支援したので、韓国人の幸せを願ったわけでも共産主義独裁国家を育成したわけでもない

国民に自己犠牲を強いる国は一流になれない
韓国は朝鮮戦争後に日米の支援で成長した訳ですが高度成長を達成するため国民に自己犠牲を強い、個人の自由や民主的な風土が育たなかった

政府は経済的成功を得るために国民全員を競争の中に放り込み、愛国心や使命感によって無限大の奉仕をさせ、このシステムは2010年代までは機能していた

そのシステムには自由や余裕や生産的でないものが排除され効率化されたので、競争や効率を阻害する要素は社会から排除された

韓国では何について話すときも「上か下か」「勝つか負けるか」「金持ちか貧困か」のような対立として話したがり、自分が上だと見れば傲慢になり、自分が下だと卑屈になるか相手を非難します

こういうシステムを彼ら自身は「精神的牢獄」とか「心の序列化」と呼んでいて、多くの自由がありそうに見えるが実際には何もない

序列化はすべての国民に競争をさせる事で起こり、上に上がろうとするために「上」からの支配を受け入れるようになり、出世を望むほど強く支配される

韓国の過度の競争は生まれた時から始まり、幼稚園入学前から英語塾に通わせるのが一般的で塾には年100万円以上もかかる

名門学校はソウルにしかないので居住地がソウル以外の時点で負けが約束されていて、親がソウルの大学出身者でなければ子供は社会の上位に上がる事はできない

中学高校と進学しても良い進学塾には年間100万円程度かかり、大学を卒業してからも就職塾に数年間通うのが一流企業を目指すには普通になっています

合計すると2歳ごろから20代後半までの25年間ぐらい、子どもを一流大学から一流企業に入れたい親は毎年100万円くらいを塾にかけるのが「普通」になってしまっています

すると塾の代金だけで1人2500万円、もっと低級な塾にしても1000万円以上かかり塾以外の費用も2000万円くらいかけているようです

それほどの犠牲を払って例えばサムスンに入社しても雇用されるのは30歳で入社して50歳までに退社し、その20年間くらいの給料は確かに高額です

でも働ける期間が短いので人生トータルでは日本の上場企業に就職するよりかなり低くなり、競争過程で精神を病んでしまった人が多い

日本では塾に行く人は多いが非常に頭の良い人は学校の授業と自習だけで有名大学に合格し、有名企業に就職する人もいます

競争によって精神を序列化し支配に組み込まれると高確率で結婚や出産を忌避するようになり、子ども1人4000万円近くかかるのでは子供を作らないのはやむを得ないかも知れません

成功の為に個人を犠牲にしたわけですが、スポーツでも事業でも超一流は「個人の自由こそ重要」になるので自己犠牲根性タイプは通用しなくなる

https://www.thutmosev.com/archives/33632.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/491.html#c21

   

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