13. ピッコ[1604] g3ODYoNS 2019年7月17日 16:28:57 : cevfeQVs4Q : TEEwVFc4cFZUc00=[1]
「日本が(MMTの)実例だ」と、提唱者の一人であるニューヨーク州立大のケルトン教授が述べているとおり、MMTとは日本がこの6年間、アベノミクスと称して行ってきた日銀による異次元金融緩和のことを指す。
*法政大学の小黒一正教授の話
母子世帯の約半数が貧困と言われますが、そこについては政府は見て見ぬふりをしていますし、貧困高齢者も明らかに増えています。こうした状況が政治不信を呼び、議論をMMTのような極端な方に向かわせていると思います。(MMTは経済学の主流派からは「異端」とされている)
*前欧州中銀総裁がMMTについて語る
「とても、とても危険に見える。MMTの考えは非常に大胆さがあり、大衆受けもよい。何者かが何の問題もなく、お金をくれるようなものだからだ。とてもおいしいお酒を口にするようなものだ。MMTは、(自国建ての通貨を持つ)先進国ではコストをかけずに公的支出を増やすことができるというものだ。なぜなら、中央銀行がそれを払うために十分なお金を作り出してくれるから。この考えはもろい。というのも、世界のほかの国が、ドルや円などその国の通貨を信認し続けてくれるという考えを条件にしたものだ。しかし、際限なくお金を使い続ければ、どこかの時点で懸念が高まる。自国民からも信頼を失い、リスクがもたらされることもある」(つまり、MMTを行えば、どこかの時点で「円」が信認を失い、日本が破綻国家となる)
「日本のように大きな公的債務を抱える場合、非常に低金利のもとで債務をさらに増やし、その低金利(の環境)を中央銀行が提供し続けるというのは、とてももろい考えに思える。永久的に非常に低い金利環境にいられることができないことを理解する必要がある。中央銀行が政策を変えたり、債務の水準の高さによってリスクが金利に上乗せされたりして、金利が上がることがある。債務の水準について気を付けなければいけないことは常識だ。債務を多く抱えている政府にはこれ以上、債務を増やさないように強く勧めたい」
「とても、とても危険だ」 前欧州中銀総裁がMMT語る
https://digital.asahi.com/articles/ASM65444QM65ULFA00S.html?iref=pc_rellink
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/322.html#c13