99. 罵愚[8788] lGyL8A 2020年11月30日 05:54:34 : bAbsSqxbBg : T3Y0dXJMa25mSC4=[1]
つまりねぇ、民主主義なんて呼ぶ不自然な人口構築物よりも、ごく自然にある家族制度のなかで暮らしたほうが、人間は幸せなんだよと、これがわたしの結論なんだが、もうひとつ、つけ足しておきたいのは、今すぐにでも、その家族制度に帰ることができるのは、世界でも、ただひとつ、日本にしかできない特殊事情だと思う。
支那の天命説や、欧米の民主主義がもたらせた革命説が荒らしまわったあとの世界では、いまさら家族主義の境地には帰ることができないんだよね。地球上で唯一、この日本列島にだけは、家族的な血統のつながりで構成された単一民族国家のフィクションが生き残っている。皇室宗家のフィクションが、お正月からはじまる年中行事のなかに生きている。もう一度、この境地に帰ることが可能な、珍しい社会だと思う。
こういうと「大化の改新の天皇が直接統治する政治か?」と、怪しむ人がいるだろうが、そうではない。長い歴史のなかで、日本の天皇制はイギリスと同様の「君臨すれども、統治せず」の仕組みでやってきた。太政官制度や幕藩体制のように、皇室の権威と、政府の権力を分離した制度で、やってきたのだ。
江戸時代が、皇室は権威を保って京都にあり、徳川幕府は権力をにぎって江戸にあったように、民主主義の下に皇室制度がある、いまの制度をあらためて、皇室のもとに、いまは民主主義の政府が政治権力を掌握する制度にすればいいのだ。
いずれ、時代が変わって、あたらしい権力が生まれたときには、その新しい権力が皇室の権威のもとで権力を行使すればいい。
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