19. 2023年11月13日 01:07:58 : WcbUdDUKdY : T3F3OTlkU09XN1U=[1]
>ただ、全面的に白旗はあげていません。
>物価高には、@輸入物価の高騰と、A賃金と物価の好循環の2つがあるとし、
>見誤ったのは、輸入物価についてであり、大規模な金融緩和策の継続に
>『大きな誤りはなかった』と説明をしています。
>物価高に苦しむ庶民には、原因がなんだろうと関係ない、
====================================================
ちがう、大いに関係がある。
日銀は全能ではない。
金利を上げて対応できるのはAの賃金上昇によるインフレ、すなわちディマンド・プルのインフレだけだ。
コストプッシュの局面で金利を上げれば、経済活動そのものを首を絞める。
喩えていえば抗がん剤の使用のようなもので、癌を殺すために身体そのものを弱らせるのと同じだ。
本来為すべきはガソリンの補助、食費、家賃の補助、あるいは消費税の減免といった政策対応だ。
これは日銀にとっては管轄外、本来政府が政策対応としてするべき事柄だ。
熱が出て苦しそうだからと解熱剤を使うのは病気そのものを長引かせる。
これと同じだ。