247. 中川隆[-8739] koaQ7Jey 2024年10月26日 06:15:15 : grM7QV87Zc : T3dTdEYxNWliODY=[1]
続壺齋閑話 (2024年10月25日 08:13)
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Crash 2004 - 検索 動画
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2004年のアメリカ映画「クラッシュ(Crash ポール・ハギス監督)」は、アメリカにおける人種間憎悪と暴力を描いた作品。アメリカではたびたび人種間の憎悪にもとづく暴力事件が起きる。その最たるものは、白人警察官による黒人への暴力だろう。近年は白人警官による暴力が厳しく裁かれるようになってきたが、この映画の公開された時期には、暴力を振るわれた黒人は泣き寝入りするしかなかった。この映画の中でも、白人警官が理由もなく黒人夫妻を尋問し、妻にわいせつな暴力を振るい、それにたいして夫はなすすべがないというシーンがある。そんな夫に妻は幻滅するのである。
そのほか、白人からカージャックした黒人二人組がそこらじゅうを暴走したり、その最中に中国人をはねたりする。この映画を見ると、白人が頂点に位置して思うままに暴力を振るい、アジア系はもっとも弱い立場にある。アジア系には色々な民族がいるわけだが、それらはひとくくりでチャイナと呼ばれる。日本人もチャイナと呼ばれているのだろう。じっさいチャイナと間違えられた日本人が黒人に襲撃される事件が起きている。
この映画を見ると、アメリカの警察が正義のためには全く機能していないことを感じさせられる。アメリカ映画では、家族の誘拐などのトラブルが起きた時、被害者は警察を頼らずに自力で解決しようとする傾向を強く感じさせるように作られている。実際に、警察は犯罪捜査については、意欲も能力もないと思われているのだろう。
この映画の舞台はロサンゼルスであり、腐敗した警察官はロス警察に所属している。こういう映画を見ると、アメリカの警察は社会のはみだし物の救済機関の様相を呈していると感じさせられる。なお、監督のポール・ハギスは、自分の車をカージャックされたことがあるといい、その際の経験をこの映画のなかに盛り込んでいるそうだ。この映画は、黒人の二人組が白人夫妻の乗っている高級車を乗っ取る場面から始まるのである。
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