34. 2023年4月14日 08:17:27 : 9PW0lpY9Mc : T2s2MTdXc1RYM28=[1]
>憲法審査会は、
「(1)日本国憲法及び日本国憲法に
密接に関連する基本法制についての広範かつ総合的な調査、
(2)憲法改正原案、日本国憲法に係る改正の発議
又は国民投票に関する法律案等の審査を行う機関」
と位置づけられている。しかし、議事録からみられるのは、
殆どの委員は、憲法学の基本的な知見を持っておらず、これまで積み上がってきた
憲法をめぐる議論に基づいて法律を論じる能力はないということだ。
(中略)
それぞれの委員が語っている内容も、先述の「合区」問題を初め、
自衛隊、緊急事態、デジタル化、憲法裁判所、道州制など、自分が思いついたこと、
あるいは自分の党の政策をただアピールしているだけ、といった様相となっている。
中には憲法に日本の伝統を書き込もうとする西田昌司委員のように、近代憲法の根本を
理解していない意見を述べる委員もいる。
また、「日本国憲法は制定以来改正されていないのだから改正されなければ
ならない」「憲法の時代に合わせたアップデートを行わなければならない」など、
憲法審査会という専門的な機関で述べるにそぐわない抽象的な意見を述べる委員も多い。
これが、憲法審査会が設置された初めての会議で出てくる意見なら、まだ理解することはできる。
しかし各国会の会期ごとに、これまでの議論がリセットされたかのような意見交換を
繰り返す意味はあるのだろうか。
「小西議員の言う通り、参議院の憲法審査会は毎週開く価値がない」
藤崎剛人 2023年04月10日(Newsweek日本版)
ttps://www.newsweekjapan.jp/fujisaki/2023/04/post-54.php
曲がりなりにも経済学者なのだから、議事録を摘録しながら批判した方が宜しかった
http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/117.html#c34