36. 新共産主義クラブ[-10801] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2019年6月08日 13:48:14 : DOPZ9WEkOQ : T29FMjV5MFp6LkE=[1]
>>26(補足)
消費税の誕生と同時に法人税・所得税が軽減されたことは、米レーガン政権、英サッチャー政権の登場を機に、1980年代初頭から顕著になってきた新自由主義の経済思想が日本の税制改革の基調となったことを象徴していた。(小此木潔)
細川政権時代に、消費税率を7%に引き上げようとしたのは、小沢一郎さんである。
消費税の誕生と同時に法人税・所得税が軽減されたことは、米レーガン政権、英サッチャー政権のような新自由主義の経済思想が日本の税制改革の基調となったことに原因がある。
しかし、小沢一郎さんは、新自由主義に反対するかのことを言いながら、米レーガン政権、英サッチャー政権の経済政策を絶賛し、日本人が真似をするように主張している。
小沢一郎さんは、「どーせ、アホな庶民どもは、『新自由主義に反対』と言いながら、『新自由主義』の中身なんて、まったくわかっていないハズ。『新自由主義』を、『米レーガン政権、英サッチャー政権の経済政策』と言い換えれば、アホな庶民どもは、簡単に騙(ダマ)されるハズ」と考えている。
だからこそ、小沢一郎さんは、表向きは『新自由主義に反対』と言いつつ、『あなたがた庶民のために、野党が結束して、米レーガン政権、英サッチャー政権の経済政策を実施しま〜す!』と、胸を張って主張しているのだろう。
小沢一郎さんが、庶民を馬鹿にするにも、ほどがある。
◆ 国民福祉税構想が頓挫した理由 成田憲彦 内閣官房参与
消費税政局 インタビュー
――国民福祉税構想はどのような経緯で打ち出したのでしょうか。
「直接には景気対策の所得減税の財源としてだが、大蔵省は消費税引き上げによる財政再建を悲願にしていた。細川さんは最初、消費税のみ上がって内閣が潰れたら元も子もない、と言っていた。大蔵省は政権発足時から何回も隠密に細川さんに会い、消費税引き上げの必要性を説明した。細川さんはそれなら福祉目的税にしろ、と言ったが、大蔵省は抵抗した。そこで細川さんは妥協として、消費税は廃止して福祉のための税金にするということで国民福祉税になった」
――当時、新生党代表幹事だった小沢一郎民主党元代表の役回りは。
「小沢さんは大蔵省に頼られ、理解を示していた。大蔵省が消費税率を6%に上げると言ったのを、小沢さんが7%にさせたようだ。大蔵省は与党内のとりまとめを小沢さんに頼んだ。小沢さんは野坂浩賢(社会党国会対策委員長=当時)さんを主なパイプとして社会党対策をしたが、時間的な制約があり、十分に与党内をまとめきれなかった」
https://www.nikkei.com/article/DGXNASFS27041_Y1A221C1000000/
◆ 独占激白 小沢一郎「俺は一人でいい。野党結集で日本再生を進めよ」
「新自由主義」は反歴史的
(週刊ポスト2014年12月12日号)
小沢 「新自由主義」という言葉がありますが、それは原始的な資本主義へ戻そうという話だと思います。安倍さんの経済政策はその考え方です。自由競争で勝った者だけ生き残ればいい、負けた者は要らないという考え方は、僕から見ると反歴史的な政策です。
小沢 レーガンは大減税をして個人の可処分所得を増やす政策を採った。それでレーガノミクスは成功してアメリカは再生した。
小沢 サッチャーは既得権益、旧体制を守る規制を撤廃した。外資を入れて、金融など新たな産業を活性化させ、景気を回復させた。
−日本はレーガンとサッチャー、どちらの道を歩むべきか。
小沢 両方やれるでしょう。日本は世界に誇れるほど社会保障が充実しています。それをきちんと支え、減税を断行する。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/666.html#c36