[政治・選挙・ＮＨＫ285] ゼレンスキー大統領をコキおろした鳩山由紀夫氏と舛添要一氏に非難殺到！専門家もバッサリ（日刊ゲンダイ） 赤かぶ
118. 2022年3月02日 15:11:33 : cPmT6Jmcu2 : SzNnRkg4ZllJRnM=[1]
　
本多『殺される側の論理』は、殺される側が、もっと弱い立場を見つけたとき、殺す側に容易く転じる、ことに警告発してる。ゼレンスキー大統領は、「（悲劇は）繰り返してはならない。ウクライナでも、欧州や世界のどこでもだ」と、献花式典で強調した。昨年2021年9月の、ウクライナでのユダヤ人大虐殺（ホロコースト）80周年追悼の献花式典の場てだ。自らユダヤ人の出自のゼレンスキー大統領にとって、このウクライナでのホロコーストへの姿勢は、アイデンテイテイの更に根底を成すものでないかと、推察できる。
　1941年9月のウクライナのバビ・ヤール（窪地の意）でのユダヤ人虐殺は凄惨を極めた。２日間にユダヤ人ら３万３０００人以上が虐殺されたと言われるが、それは始まりにすぎず、1943年までに最大10万人が犠牲になったといわれる。当時の画像みても、競技場みたいな施設に駆り立て集められたユダヤ人が、小グループ毎にトラックに乗せられ、バビ・ヤールに連れてこられる。バビ・ヤールまでの道は、ビッシリとナチ親衛隊（特殊作業隊とか言われた）の車列がとり囲み、督促隊がトラックから現場まで早く、早くと追い立てる。現場には深く長い溝が掘られ、犠牲者は逡巡して簡単には飛び込めなかったが、滑り込むように落ちた途端に、両側に並んだウクライナ民間人の射撃隊が、イノシシでも撃つかのように銃撃を浴びせる。
　ゼレンスキー大統領やウクライナ人にとって、立場は複雑だ。同胞のユダヤ人を殺めた中には、通常のユダヤ人もいた。しかもナチフアシストのバックで、残虐行為した。　ゼレンスキー大統領の政治姿勢は、ロシア側の伝統的・歴史的な反ユダヤ姿勢も勘案すれば、簡単にはロシア側に与することは出来ない。では、どうすればよかったのか。ホロコーストの再現は二度とゴメンだ。ＮＡＴＯに頼ったが、いざの時助けてくれるか。同じユダヤ人のソロスは、助けてくれるか。ナチスの戦車隊に代わって、今度はロシアの戦車隊がキエフ近郊に迫ってる、どうすればよいのか。

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