28. 2021年10月08日 13:25:58 : ztD87XqUao : SzczVDI5NW0ydFU=[1]
室生犀星に「我が愛する詩人の伝記」という本があります
その中で立原道造と水戸部アサイの一章があります
伝記に書かれたアサイさんは大変甲斐甲斐しくけなげに立原さんを看病されてます
1939年立原は永眠その夏アサイさんは軽井沢で立原の友人に目撃されます
「私のすぐ前の小柄な少女の胸に擁えた秋草の花束が急に私の心をとらえた」
アサイさん「私 今日 急に思いたってこちらへ来て追分の原を孤りで歩いてみたんです、、」
昨年の夏立原との思い出の 道 風景を思い懐かしがり別れの感傷もあったでしょう
その60年後彼女はその地に来て軽井沢は変わったが追分の空は当時と同じく青っかたと
友人に知らせています
朗読の時間というラジオ番組で室生犀星の小説が朗読せれました
その時この人の小説は意外と俗っぽいなと感じました
この俗っぽさは悪い意味で言ってのではなく良い意味でです
俗と芸術との関係なんて私にはさっぱりわかりません
(俗を塩コショウに見立て芸術に振りかければ芸術は解りやすくなる
ベートーヴェンなんて俗の大親分です)
ここの所おふざけですので真面目にとらないでください
誰がお前の書いた物を本気でよむかこのバカモンと言われそう
追記 立原道造1914−39 水戸部アサイ1919−95