21. 中川隆[-10503] koaQ7Jey 2024年5月24日 10:29:31 : T9C2i7L6uU : SXJza01McWxFajI=[1]
ユング性格学 八つの心理学的タイプ
「外向的・内向的の二つの態度 、“感覚” “思考” “感情” “直観” の四つの機能 、 2×4 で八つの心理学的タイプが定義できます。」
アメリカの思想家は外向的思考型か外向的直観型、ヨーロッパやインドの思想家は内向的思考型か内向的直観型。
宗教の教祖や預言者、シャーマン・霊媒 は殆どが内向的直観型です。
感情型は女性だけです。頭が良い女性は全員 外向的直観型です。
官僚やエリートは外向的思考型か外向的感覚型。ジャーナリストは外向的直観型。スポーツマンや料理人は外向的感覚型。
内向的直観型
釈迦、ゾロアスター、老子、イエス、ソクラテス、ショーペンハウアー 、ニーチェ、ヒトラー、グスタフ・ユング 、チェ・ゲバラ
ヘルダーリン、ハイネ、エドガー・アラン・ポー、プーシキン、ボードレール、ランボー、マラルメ、チェーホフ、カフカ
コペルニクス、アインシュタイン 、ディラック、ファインマン、ホーキング
レオナルド・ダ・ヴィンチ、ゴーギャン、ゴッホ、アンリ・ルソー、ピカソ、ムンク、キリコ
モンテヴェルディ、ヘンデル、モーツァルト、ショパン、フォーレ、ドビュッシー、ストラヴィンスキー、シベリウス
チャップリン、ピエトロ・ジェルミ、フェリーニ、イエジー・カワレロウィッチ、タルコフスキー、テオ・アンゲロプロズ
柿本人麻呂、在原業平、親鸞、世阿弥、松尾芭蕉、宮沢賢治、石川啄木、折口信夫、中原中也、太宰治、梅原猛、つげ義春、楳図かずお、花輪和一、宮崎駿、野島伸司
内向的思考型
ナーガールジュナ(竜樹)、 ヴァスバンドゥ(世親)、孔子、プラトン、アリストテレス、ルター、カルヴァン、スピノザ、カント、ヘーゲル 、マルクス、フロイト、ハイデッガー、ヴィトゲンシュタイン
レーニン、トロツキー、スターリン、毛沢東、ケ小平、プーチン
ゲーテ、トルストイ、ドストエフスキー、ソルジェニーツィン
パウリ、ハイゼンベルク、ジョン・フォン・ノイマン
ミケランジェロ、セザンヌ
バッハ、ハイドン、ベートーヴェン、ブルックナー、ワーグナー、フランク、ブラームス、バルトーク
グリフィス、エイゼンシュテイン、ヴィスコンティ、パゾリーニ
最澄、空海、道元、法然、柳田國男、手塚治虫
我々には、自我があります。自我により、それぞれのわたしを、わたしと感じることができる。“わたし”や“わたしでないもの”を、区別できます。また、自分の外側にあるものや自分の内側にあるものを知覚し、反応する。
それぞれの人間には、受け取り方や反応の、パターンがあります。人間には、物事を知覚し受け取る機能や、それに対して反応する機能が、備わっている。人間の「タイプ」というのは、いわば、その機能の使い方。どれを好んで使うかという傾向です。
タイプ論における2つの態度(内向的・外向的)
外向的の特徴
興味関心が外の世界へと向かい、外界の刺激に影響を受けやすい態度のこと。
何か物事をした後で考える。経験してみないと理解できない。
新しい未知の世界に気安く飛び込んでいく。
関心と注意は、身近な環境、人間と物の現実世界に注がれる。
行動から思考へ行き、行動へと戻る。
大事な事を行う時、常に客観的な条件を重んじる。
理解されやすく、受容的で、しばしば社交的。
観念の世界よりも人と物の世界にいるほうが心地よい。
情熱を内に秘めず、随時気持ちを発散させる。
よく見られる欠点は、知的浅薄さの傾向で、極端な外向タイプに顕著。
健康で円満であるためには、つりあいを取る内向性を適度に発達させる事が必要。
内向的の特徴
興味関心が自分の内なる世界へと向かい、自己に関心が集まりやすい態度。
※単に他者とのコミュニケーションが上手とかおしゃべりとかそういう話ではない。
何か物事をする前に考える。理解しないと動けない。
未知の世界へと飛び込む事には慎重である。
関心と注意は心的現実、観念と悟性の内的世界に注がれる。
思索から行動へ行き、思索へと戻る。
大事な事を行う時、常に主観的価値を重んじる。
ミステリアスな部分が多く、深みがある。しばしば寡黙で内気。
人と物の世界よりも観念の世界にいるほうが心地よい。
激しい情熱をうちに姫、これを大切なものとして大事にする。
よく見られる欠点は、非現実的な傾向で、これは極端な内的タイプに顕著である。
健康で円満であるためには、つりあいを取る外交性を適度に発達させる事が必要。
ユング性格学「四つの機能 心理学的タイプ」
人間は、四つの心の装置・機能を持っています。
ユングはそれを、“感覚” “思考” “感情” “直観” と呼びました。
人は生まれながらに、この四つの機能、すべてを備えている。
では、なぜ、性格に違いがあるのか?
前述の通り、人はこのうちのどれかを、好んで使うようになります。何を主に用いるかによって、性格は違ってくる。また、現実に対する態度が“外向的”か“内向的”かによって、同じ機能でも、違いが出てきます。
☆
[四つの機能]
感覚:物事を(五感により)受け取る機能。
そこに何があるのかを教えてくれる。
外界や内界にあるものを、知覚する。
思考:物事を考える機能。
それが何であるかを教えてくれる。
分類し、定義づける。
感情:好き嫌い、快不快、美醜などを感じる機能。
それが好ましいものかどうかを教えてくれる。
感情によって、分ける。
直観:可能性を知覚する機能。
それがどこから来てどこに行くのかを教えてくれる。
どうなるかを知覚する。
感覚は、五感を通して受け取る機能。景色や色、肌触り、温度、音、におい、味、などを受け取る。また、イメージも受け取ります(五感を通して感じるような、イメージ)。
直観は、可能性を受け取る機能。これは何になるのか? 何に使えるか? どうなっていくのか? それを――理屈を越えて――受け取ります。いわゆる、第六感というものでしょうか。
思考は、分類したり、照らし合わせたりします。それは何に属するのか? それはどういうものか? そういうことを考えたり、組み合わせたりする。それを判断材料にします。
感情は、言葉の通り、感情によって分類したり、判断したりする。好きか嫌いか? 心地好いのか、不快なのか? 美しいと思うのか、醜いと思うのか? そうやって、判断する。
☆
人は、受け取る機能である“非合理的機能”を一つと、判断する機能である“合理的機能”を一つの、計二つを、主に使います。
ただ、主に使う二つの中でも、どちらかが優位に立ちます。どちらかといえば判断が優先されるのか、どちらかといえば受け取ることが優先されるのか、そういった差が出る。
この内、一番よく使われる機能を、“主要機能”(主機能)、あるいは“優越機能”と呼び、二番目に使われる機能を、“補助機能”と呼びます。
そして、残りの二つの機能はあまり使われず、無意識に存在することになる。これを、“劣等機能”と呼びます。
劣等機能は無意識に留まり、あまり使われないので、影と関係していくことになります。
今まで書いてきた、生きてない半面などが、これに関わってくる。
非合理的機能である「感覚と直観」、合理的機能である「思考と感情」は、それぞれ、対立するペアになります。
受け取り方は一つ、判断の仕方は一つ、両方は使えません。(まったく使えないわけでもありませんが)
五感を通して知覚する感覚タイプは、脳の処理をそれに使うので、可能性はあまり知覚しない。直観に対し、脳を使いません。使うにしても、ごくわずかしか使わない。
逆に、可能性を知覚する直観タイプは、脳の処理をそれに使うので、感覚に対して疎かになる。まったく使わないわけではないですが、ごく限られたものになる。
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