16. 2019年12月20日 11:48:53 : ugjE1gUSZE : SVYzUTZUTGYxam8=[1]
高野さんのイタリア式連立政治のススメに異論、反論、オブジェクション。
連立政治に対する高野さんの意図するところ分からないでもないが、現在の日本の小選挙区制度だと、ある選挙区に仮に、自民党A、立憲B、国民C、共産D、れいわEが立候補した場合、ほとんどの場合、自民Aが勝ってしまうのが現実。
得票数で「自民A<立憲Bプラス国民Cプラス共産DプラスれいわE」であったにしても、ひとりしか当選できないわけだから、野党側の候補者によほどの力量がない限り、残念ながら自民には勝てない。自民には候補者を立てていなくても公明票という隠れ自民もいる。
野党側には小沢さんがしきりに力説する統一候補という手もあるが、現実問題、これがなかなかできない。
とすれば、ばらばらの野党候補者を減らす意味でも、いくつかの野党の合流。そして、仕切り直しで統一候補の選定。
理念を馬鹿にするわけでもないが、「打倒安倍、打倒自公」を“理念”にできないものかと考える。
もうひとつ、いわゆる「党議拘束」的なものの撤廃。消費税5パーセント賛成で結集できた野党グループの中で、原発推進派がいてもいいじゃないか。改憲派がいてもいいじゃないか…と考える。
仮にこうした事案を多数決で決める状況になったら、彼らが少数派になるように野党内で意見をもみ合えばいい。
「党議拘束」で同じ政党のすべての議員が“金太郎あめ”になる方がかえって気持ち悪い。
「打倒安倍」で最低限一致して、政権交代が実現すれば、警察、検察、裁判所の闇を暴けるし、馬鹿官僚の追放だってできる。
とにかく政権交代が一義。
こうした考え方ができなければ、実際の選挙になった場合、自民党の得票数がめっちゃ少なくても、当選者数では優に過半数を超える“悪夢”が再び繰り返される気がしてならない。
http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/324.html#c16