27. アラジン2[46] g0GDiYNXg5My 2020年8月20日 21:49:29 : bMSB7ePgBK : SnRCQTRtaHFqbXM=[1]
>>24
■ウォルフレン論文@中央公論
http://onomar.jugem.jp/?eid=3013 (2010.03.27)
(略)お忙しい方のための要点 by おのま
(略)
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上記を箇条書きしたのが下記だが、箇条書きの分はどこでコピペしたのか不明。
上記ページからだと思ってたんだが、今見たら載ってない。
ウォルフレンは小沢一郎を高く評価してるんだな。
1 日本は真の民主主義国家ではない。
民の代表である政治家ではなく官僚が政治をのっとっているからである。
2 日本の大衆は日本が真の独立国家たらんとする理念を打ち砕こうとする
国内勢力やアメリカ政府について理解を深めるのが良い。
3 政治家の力を骨抜きにする仕組み、すなわち官僚による統治は
山県有朋(1938〜1922 政治家・軍人)によって確立され、
戦前の軍官僚による日本国ハイジャック、戦後のキャリア官僚と国会議員の
奇妙な関係を生んだ。
4 山県の遺産を見直し、
民の代表が統治する日本を創ろうとしている民主党は
旧態依然とした非民主主義的なグループの抵抗にあっている。
外務省や防衛省の官僚たちは従来のやり方にしたがわせようと躍起になっている。
5 自己防衛のために官僚機構はメディアと検察を使って、
改革を志す政治家たちを標的とした事件を作り出す。
官僚を本来あるべき状態に近づけようとする民主党の政治家たちは
今後も彼らから攻撃される。
6 平沼騏一郎(1867〜1952、司法官僚・政治家)が創った日本の悪しき司法制度が
改革されないままになっており、検察官たちには自らが政府を超えた
至高なる神聖な存在であるという思いあがりがある。
ダブルスタンダードを羞じることがなく恣意的に振る舞う日本の検察が
海外の法律家たちを驚かせていることを日本の大衆は知るべきである。
7 大衆の多くは小沢一郎が「誠意ある態度」を示して謝罪すべきだと言うが、
小沢が詫びたり、辞任したりしてもそれは大衆に対する詫びではなく、大衆の代表である政治家を官僚に屈服させたという儀式でしかない。
明治から続いている大衆を官僚に屈従させる儀式である。
8 新聞は本来、官僚権力を監視する立場にあるが、
新聞社の幹部の思考は官僚のそれと変わらない。
役にもたたないスキャンダルを報道するが
日本の未来にとって何が重要かという肝心な視点は欠落している。
9 日本の新聞が堕落した原因は長年の習性にある。
政治記者たちは、自民党の派閥争いや連立政権の浮沈についての詳細を
伝えることにエネルギーを注ぎ、内閣をこき下ろすことに喜びをみつけてきた。
鳩山政権になっても堕落ぶりが変わることなく、どうでも良いことを盛んに書き立てている。
10 小沢一郎は国際社会において、もっとも卓越した手腕を持つ政治家のひとりである。
彼に比肩し得るリーダーがヨーロッパにはいない。
政治的手腕において、そして権力のダイナミクスを理解しているという点で
オバマは小沢に及ばない。
11 民主党のメンバーにもメディアに影響されている者がいるが、
日本の権力システムを熟知しているという点で小沢ほどの手腕を持つ政治家は
他には存在しないという事実をよくよく考えるべきである。
12 確固たる民主党ではなく、さまざまな連立政権があらわれては消えていくという
あわただしい変化を繰り返せば官僚たちの権力が強化され、
自民党政権下よりもっとたちの悪いよどんだ状況が現出することになる。
13 日米関係にはアメリカが日本を独立国家として扱ってこなかったという
根本問題がある。鳩山政権がこの状況を変えようとしている事実は
以前の状況に戻ることは二度とないということを意味しているのだが、
オバマ政権は自民党と違った姿勢をとる民主党を受け入れることができずにいる。
14 沖縄の基地問題でもって、アメリカは自分たちが日本のボスであることを
鳩山政権が理解しているかどうかを試そうとし、自民党に承諾させたことを
実行せよと迫っている。検察と同様、アメリカは平衡感覚が欠落しているのである。
15 鳩山が対米外交において失策を重ねていると批判する人々は
自民党時代にアメリカとの関係において正常な外交が存在してこなかったという事実を理解していない。鳩山政権は自民党が直視しなかった現実に取り組んでいるのである。
16 病的な対米依存症のままで日本の舵取りはできない。
民主党は真なる政治的中枢を打ち立て、アメリカに依存する関係を
刷新しようとしているのである。
17 日本がどれほど米ドルの価値を支えるのに重要な役割を果たしてきたか、
アメリカがどれだけ日本を必要としているに気づいている日本人が
ほとんどいないことには驚く。
18 アメリカが日本に対してボスであり続けることができるとすれば、
それは日本がアメリカから見捨てられるのではないかと恐れる日本人が
いるせいだ。
アメリカが日本を守ってくれなくなったらどうなるという恐怖心は
1989年に一変してしまった世界の状況から考えて
ナイーブな思考でしかないのに。
2010年4月15日(木) @ 北バンクーバー
http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/217.html#c27