3. 2019年3月13日 02:29:56 : 7WUXFmEFj6 : SnN2RTZkaGFUT0U=[1]
これは、国民性が実に良く現れている実例です。
日本人は、決して、こんな人間にならないように気をつけねばなりません。。。
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実は職場が変わってしばらく経つ。
現在の職場に転勤したのは2か月前、そこに部下というかアルバイトの男性、フリーターがいる。とある日、彼の親父さんが仕事場に来ていた。来客もあって忙しかった私は普通に仕事をしていたわけだが、その親父さんは息子と何やら話して出ていった、と思ったら入り口付近にまだいて、私のほうにちょいちょいと手招きしている。
ははん、なるほど。そういえばひと月ほど前、あんたの悪餓鬼は警察のお世話になった。その際、私も「職場の上長」ということで事情聴取も受けた。常日頃の勤務態度やらを問われ、交友関係なども問われた。異動から日が浅く、知らないモノは知らないと言ったが、それでも勤務予定表などの提出もあった。それらをすべて用意したのも私だった。
実際のところ迷惑な話だった。私はその日、久しぶりの休日で妻と焼肉&映画デートの約束もあった。しかしながら、自分の職場のアルバイト。それに警察の捜査に協力するのは善良な一般市民の務めじゃないか、と引き受けたのだった。それで半日潰したのだが、その謝罪とお礼に来たわけか。それでも成人を過ぎた倅が警察の手を煩わせたのは格好が悪い、みんなのいるところで「先日はどうも」とは言い難いから、失礼極まることながらも私に「おいでおいで」なわけか、と思った私が甘かった。
「はい?どうされました?」と言う私に親父さんはニヤニヤしながら「挨拶はないのンか?」だった。はぁ?と面喰った私だったが、親父さんは続けて「親が来とるンやから、親には挨拶せなアカンやろ」と説教くれて、ま、ええわ、次から気をつけや、と去っていった。
初対面だった。私が「親父さん」と知っていたのは他のスタッフから聞いたからだ。
私は急いで「彼」の戸籍謄本を確認。案の定、在日だった。
しかし、私はあまりの親父さんの堂々っぷりに、ちょっとだけ不安になった。もしかすると、私の知らない間に常識が変わったのか、それとも根本的に私は間違えているのだろうか、と心配になったから、自分が倅のアルバイト先であるコンビニにタバコを買いに行ったところを想像し、その帰りに仕事中の店長を呼びつけ「挨拶しろや」を言う自分を思い浮かべてみた。そうして再度確認すると、やはり、おかしいのはあの親父さんだ、と確信して安心した。
普通は「お忙しいところスイマセン」とか声をかけて、○○の父でございます、いつも息子が御世話になっています、だ。それから「先日はどうも、ご迷惑を〜」と言えば、私が
いやいや大変でしたねぇ、でも、今後は気をつけるように言ってください、私からも機会があれば反省するよう言っておきます、くらいの会話が交わされるはずだ。
ましてやその20歳を過ぎた悪餓鬼が交わしている「労働契約書」の所属長の欄には私の記名がある。そして親父さんは迷うことなく、私に対して「手招き」をした。つまり、私がこの職場の所属長だと既知だった。成人から3年も過ぎてフリーターしているのはともかく、被害者はいないとはいえ、明確な違法行為で職場の責任者や警察に迷惑をかけたことなど歯牙にもかけず、あまつさえ「挨拶はないのンか」であるから、あんたの息子はどうせまたヤルだろう。次は私も言う。「またヤルだろうと思ってました」。
この親子の名誉のために書いておくと、彼らは常識がないのではなく、日本社会の常識を知らない、あるいは知っているけど祖国の慣習を重要視している、のどちらかだ。また、単純に横柄で人に頭を下げるのが嫌い、というわけでもない。相手が悪いと無様なほど頭を垂れるのも特徴だ。要すれば、こちらが「弱い」「小さい」「知らない」などと思われると居丈高に振舞うだけのことで、野良犬にやるように短く強い怒声で追っ払うことも可能だ。そして野良犬は自分よりも大きく、強そうなのに向かっていかない。