224. アラジン2[6035] g0GDiYNXg5My 2023年4月21日 13:38:28 : FyCIABApjw : SkpWM3d6TkhQMEU=[1]
>>221
>「ロシア資本主義」言葉を使ってるだけで、国家資本主義なんだから全体主義。
>これは専制体制を意味する一般概念上の社会主義です。
それはマチガイです。
全体主義=社会主義 ではないです。
長いが全文コピペ。
■全体主義 (コトバンク)
https://kotobank.jp/word/全体主義-88533
全体があるから個が存在するという論理によって国家利益を優先させる権力思想、
国家体制、またそうした体制を実現しようとする運動の総称。
歴史的には、とくに1920年代から1940年代中葉にかけて、イタリア、ドイツ、日本
などに登場したファシズムの思想をさす。
しかし、第二次世界大戦後の「冷戦構造」激化の時代には、米ソが互いの政治体制を
非難して(アメリカ側は「スターリン体制」、旧ソ連側は「マッカーシズム」と攻撃)全体主義と呼び合っていた。
●全体主義の特質目次を見る
全体主義は、イタリア、ドイツ、日本などのような後れて資本主義の成立した
国々が、欧米の先進諸国に対抗して強力な権威国家の確立を目ざすために国民を
指導した政治原理である。
これらの国々は、ほとんど植民地をもたず、また経済的基盤が脆弱(ぜいじゃく)で
あったから、第一次大戦後から世界大恐慌の時期にかけて未曽有(みぞう)の経済的
危機に陥った。
そこで、伊・独・日3国においては、ファシズム、ナチズム、天皇制ファシズム
などの政治原理によって、独裁制に基づく政治支配を通じて国民的意志統一を図り、
国内経済の発展と海外侵略による資源の獲得を追求する政策をとる必要があった。
そのような政策を根拠づけた思想原理が全体主義である。←★★★
もっとも、この全体主義の内容は、伊・独・日3国の間でもかなりの違いがみられる
が、ここでは、いくつかの共通点について述べておく。
まず第一には、全体主義は国家の経済に対する全面的な統制・監督を是認する思想
として特徴づけることができる。
この点では、全体主義は一見、非資本主義的で、 ←★★★
社会主義的計画経済と類似しているようにみえるが、←★★★
似て非なるものである。 ←★★★
なぜなら、ここでは、私的企業のイニシアティブは原則として維持されるが、
階級闘争は断固として否定され、労資協調による国家の監督・指導の下に生産力を
高めるという新しい方式が考案されていたからである。
全体主義国家とは、「国家が社会(経済)を飲み尽くすという意味で全体的である」
というシュミットのことばは、全体主義の性格を正しく指摘したものといえよう。
全体主義の第二の特徴としては、その偏狭な民族主義的狂信主義があげられる。
ムッソリーニが、マルクスの階級理論に対して民族の神話を優位に置き、
ローゼンベルクが、国家は民族維持の手段にすぎず、国家は変化するが民族は
不変である、と述べているのがその例である。
ここから、ナチズム特有の「血の純潔」「血と土」「反ユダヤ主義」などの主張が
導き出される。
また戦時期日本における「天孫民族」「八紘一宇(はっこういちう)」の思想も
民族主義的狂信主義の一種といえよう。
さらに全体主義の第三の特徴としては、反個人主義、反自由主義、反民主主義、
反議会主義、反マルクス主義などがあげられる。←★★★
全体主義国家において人権や自由が抑圧され、政党、労働組合などのすべての政治・
社会集団の活動が否定されたのは、それらが強力な国家統一の目的に反するものと
みなされたからである。
********************
諸説あるのは理解しますが、
「全体主義=社会主義」という解説には、「悪意」を感じます。