45. TondaMonta[1183] gnOCj4KOgoSCgYJsgo@CjoKUgoE 2019年7月16日 16:49:37 : xzIcNWTKnc : SHYyY3BHUm40ekk=[1]
昔、昔。中学校だったか高校時代だったか忘れたが、集合論というのを習った。例えば太郎氏とつねき氏は名前が異なるが、比例票として「れいわ新選組」に数えられる。すなわち和集合(可算)である。各有権者は、太郎氏とつねき氏の二人に同時に投票できない。
統一候補の場合はどうだろうか。共産党と国民民主が統一候補を一人出した場合、その確率が高いか低いかは別にして、両党支持者の投票は統一候補の和になる。
ならば三宅洋平と山本太郎氏の支持者をどう考えたらいいのだろうか。和25万+66万となるのであろうか。洋平氏と太郎氏とは一度に立候補していない。すなわち洋平氏の支持者の中には太郎氏の支持者がいる。重なり(intersection)、被りがあるのである。
洋平氏だけの支持者が8万人と太郎氏だけの支持者が58万人としよう。そうすると太郎氏の支持者は8+58で66つまり66万人の得票数となる。逆に洋平氏が立候補した場合,何人の太郎支持者が洋平氏支持に回るのであろうか。全員ならば66万人である。つまり洋平支持者数は太郎支持者数の真の部分集合である。
しかし太郎氏の支持者全員が洋平氏支持とは限らない。太郎氏の支持者17万人が洋平氏に投票したとしたとしよう。そうすると、洋平氏は8万+17万=25万票を獲得できる。
青空教室でハンカチとちり紙を持っている子どもの調査がなされる。ハンカチ持っている子どもが25人。チリ紙を持っている子が58人。両方持っている人が17人。全部で何人の子どもがいるのか。 答えは25+58ー17=66(万)である。
すなわち洋平氏だけの支持者は8万人だったのである。そこで太郎氏の支持者17万人が加勢したのである。 したがって太郎氏支持の有権者が全て洋平氏に投票したわけでは無い。
さてそこで,野原よしまさ氏の場合はどうであろうか。創価の支持者が太郎氏を支持するということは過去になかった(常に例外はある)。ゆえに山口那津男氏も太郎氏も当選したのである。
沖縄県知事選で玉木デニー氏が当選した。創価の30%がデニー氏に投票したと言われている。今回の野原氏東京選挙区立候補によってその30%の友人・知り合い・親戚が東京選挙区で投票すると思われる。その数M票。野原氏の訴えに共鳴して山口支持を止めて野原支持に回る票N票(創価学会員以外)と考える。それに山本太郎氏支持のT票がある。但し太郎本人でないので,66万票以下であることが考えられる。T<66万。
しかし非正規の、ワーキングプア層Pが自公の政策によって貧しくされたことを知って野原氏に投票するかもしれない。T+P+N><66万。 M票を加えればT+P+N+M>66万であることは明らかであろう。
山口氏の得票数を80万票としようか。すると,T+P+M+N><80ーMとなるだろう。
左右どちらが多くなるか、少なくなるかは第三者としては非常に面白い。それはT、P、MそしてNの数に依存するだろう。さてどうなるであろうか。
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