ひどいですね。呆れました。

まず「正論１」とやらは、「山本太郎」と「れいわ」の箇所に任意の議員名とそれに対応した政党名を代入すれば全て成立してしまう無意味な話でしかありません。まぁそれはいいとして。

「正論２」の

　＞「ただ存在しているだけの議員が任期を全うする」といった些末な議論ではなく

ってのは、ひどいでしょう。あなたによれば、全ての議員は「ただ存在しているだけ」であって、その任期なんか「些末」な話でしかないわけですよね。だから山本太郎さんは「ただ存在しているだけ」の議員職なんか投げ出して選挙に勝ちに行くんだ、任期を全うして国民の負託に応えるなんて、そんな下らない、どうでもいい話には付き合ってらんないぜ！って事ですよね。

そんなのあんまりだよ。

他の国会議員同様、山本太郎さんも、衆議院議員として国民の負託に応える厳粛な義務があります。彼が自党の党勢拡大をしたいなら、次の参院選には信頼できる素晴らしい仲間をたくさん擁立して選挙に勝てばいいんです。というか、どの政党だって、常日頃から優秀な候補者を揃える努力をしていますよ。ひとり”れいわ”だけがその努力を怠って、一枚看板の彼自身が現在の議員の職務を投げ出して集票マシンになるというのは、確かに法律には違反していないかもしれませんが、政治家としてのモラルの上では、批判されてしかるべきです。

いや、わかりますよ。ひたすら選挙に勝って議席を増やしたいわけですよね。どうせ今の勢力じゃこのまま衆議院議員でいても何も出来ないので、議席数を増やさなきゃ話にならない、だからその目的の為ならどんな手段でも正当化できるのだ、何故なら山本太郎さんは「壊れかかっている我が国の再構築に情熱を燃やせる」たった一人の政治家なのだから！！って話ですよね。いったい国会議員を何だと思っているんでしょう。結局は山本太郎さんの一枚看板から成長できていない事を告白して、そのうえで国会議員の職責を軽視している。ひどい話だと思いますね。

端的に言って「甘えてるんじゃないよ」って話です。「ウチの野球部は弱小チームだけど４番バッターの山本君だけは天才バッターなんだよ、だからウチだけ特別ルールで毎回山本君に打席が回るようにしたいんだ」って試合前にゴネているような話です。そんな話をしたら、野球だと審判や相手チームに「甘えるな！」と一喝されて試合をしてもらえなくなるところです。選挙が野球じゃなくて良かったですよね。狭い支持者以外の大多数のバカな有権者からソッポを向かれるだけで済むんですもんね、そんなの、どうってことない話ですよね。
http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/245.html#c94

>>94その他です。

　＞衆議院でたった3名のため、予算委員会で質疑にも参加させてくれない「ただ存在しているだけの議員職」

それが山本太郎さんが衆議院議員の職務を任期途中で投げ出していい理由なんですか。やっぱりただの甘えだとしか思えません。

山本太郎さんとそのお仲間が「衆議院でたった3名」なのは、誰のせいなんですか。その「たった3名」は、有権者の期待を集めて当選した「されど貴重な3名」でもあって、その3名がフル回転して全力で国会の内外で自らの存在感を高めてこそ「次」につながっていく筈でしょう？

国政選挙で自分たちが「衆議院でたった3名」ぶんの支持しか集められなかった事を棚に上げて、まるで「ボクたち他党にイジワルされて予算委員会で質疑もさせてもらえないんだ･･」とでも言いたげに「だからそんな”ただ存在しているだけの議員職”なんか、いつ投げ捨てたって誰にも文句は言わせないもんね！」と開き直る。「ファンの集い」では大ウケかもしれませんが、そりゃ普通の感覚からすれば「国会議員としてのモラルや職責はどこさ行っただ？」と思いますよ。っていうか、山本太郎さんが本当に>>95さんと同じように「こんな少人数じゃただ存在しているだけの議員職だよ、意味ないわ」とか、仮にどこかで発言でもしたのなら、彼は今まで貰った歳費を全額返上してから議員辞職するべきです。国会議員は、たった一人きりの存在でも、国民から託された重い責任があって、その職責を果たそうと努めるべき義務があります。よその党の議員がそう見えないからといって山本太郎さんもその務めを放棄していいのだ、という甘えは通りません。

そして、仮に山本太郎さんのお仲間の議席数が増えたって、このぶんじゃ次も同じことです。次は「法案提出権もない人数だから」とか「予算が伴う法案を提出できない人数だから」とかウジウジ言い訳して「だからこんな数で議員をしててもそんなの無意味なのだ」と国会議員の職務を軽視して選挙の度に無責任な辞職を繰り返す。それでも選挙の度に順調に数が増えればいいですけど、いくら「ファンの集い」で盛り上がっても、それは大多数の有権者を獲りにいく広がりには欠けます。現状の数の少なさを言い訳にして「だから今の議員の職など投げ捨ててもいいのだ」　などと言いながら選挙に臨んでも、決して支持は広がっていかないです。ファンの結束は固くなるのかも知れませんが、そんなコアなファンの人数なんか、それこそ国政レベルでは「存在しているだけ」の無意味な数でしかありません（数の少なさを軽視したような物言いは、そちらの論法を真似ただけですからね）。

　＞その他、モラルとか一枚看板で云々とかは、主観の問題なので割愛します。

えぇ？「主観の問題だから割愛」って･･。

>>95のＱ＆Ａの「Ａ」は全編これ「太郎さんこそ正義！」というあなたの主観じゃないですか。

いや、主観ダダ漏れでいいんですよ、ここは「太郎さんファンの集い」なんですから。ただ、どんなに主観レベルで「太郎さんの目的は正しいのだ」と熱弁しても、国民から負託された国会議員の職務を党勢拡大のために放り出したのは事実であって、そこのモラルは「太郎さんファン」以外の有権者から厳しく問われなければなりません。目的の正しさを主張すれば全ての手段が肯定されるわけではありません。それはテロリストにも通じる身勝手な論理の入り口ですね。

そして「れいわ」が太郎さんの一枚看板政党からちっとも脱却できずにいるのを棚に上げて（棚上げ２回目）来る参院選でも、またぞろ太郎さんを集票マシンにせざるを得ない現状を

　＞そこが問題なんです。新党には「お金」がないのです。

とか甘えた寝言で言い訳しても、「そんなの知らんがな」です。先にも書きましたが、どの党も選挙に向けて人材を発掘し養成して少しでも魅力的な候補者を並べて選挙に勝とうとするわけです。安易にタレント候補の擁立に向かう党もあって、それは批判されても当然ですが（逆にタレント候補でも人物が良ければＯＫですけどね）、少なくとも一枚看板の党首が国政選挙の度に集票マシンとして立候補するのは、通常の候補者発掘＆養成（それこそ本来の意味の党勢拡大の証でもあるのに）を怠っている証にしか映りません。「だってボクお金がないんだもん」は、なんの理由にもなりません。

お金が無くなって、それこそ創意工夫で、山本太郎さんが安心して国会議員の任期を全うできるように、次々と人材を育てて候補者を揃えて支持者を増やしていくのが正攻法じゃないですか。奇策に頼って自滅していくのは、NHKなんちゃら党に任せておけばいいんです。
http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/245.html#c98

正攻法はお嫌いですか？

それはともかく、>>98の

　＞お金が無くなって、それこそ創意工夫で、

は、「お金がなくたって、それこそ創意工夫で」のタイプミスでした。今頃気づきました。お詫びして訂正します。

>>95さんが「れいわは、お金が無くたって、素晴らしい仲間たちが精いっぱい選挙運動をしているのだ」と胸を張っておいででしたので、当然そこには素晴らしいお仲間の創意工夫に満ち溢れた運動が展開されているのだろうな、と思って「創意工夫で」と書いたまでです。なんせ、そんな素晴らしい運動が出来る組織なら、下らない言い訳を並べてないで、山本太郎さん自らが集票マシンになる必要のない党を作れる筈ですよ。山本太郎さんの個人商店である限り、早晩限界がやってくるのは必定です。

ちなみに「創意工夫」は「大金持ち」になるためのものじゃなくて、貧乏人が、お金が無くてもどうにか毎日を切り抜けるためにこそ必要なものだと思いますよ。そして「創意工夫」は、選挙制度の抜け穴を衝くような奇策に打って出るような事とも違う、もっと地道な、正攻法に属する性質のものだとも思います。
http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/245.html#c100