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[番外地8] ファシズムとは巨大資本が支配する資本主義的統制経済の事、共産主義とは正反対の思想 中川隆
3. 中川隆[-8460] koaQ7Jey 2021年1月09日 07:50:40 : 4bCbuQ875Q : SGFVbGpHSWR3Y2c=[1]
全体主義・国家社会主義・ファシズムとは巨大資本が支配する資本主義的統制経済の事、共産主義とは対極にある思想です。グローバリズムやネオコンが共産主義だというのも右翼が拡散している悪質なデマ。 アメリカをはじめ、西側の支配層は現在、巨大資本が世界を支配する世の中を作り上げようとしています。巨大資本が支配する世界は当然、統制経済になります。
ムッソリーニは1933年11月に「資本主義と企業国家」という文章の中で、このシステムを「企業主義」と呼び、資本主義や社会主義を上回るものだと主張した。これが彼の考えたファシズムであり、全体主義だとも表現されている。そのベースになる考え方はイタリアの経済学者ビルフレド・パレートから学んだのだという。

 後に西側では全体主義をファシズムとコミュニズムを一括りにするタグとして使うようになるが、これは巨大資本の情報操作。本来は企業主義(企業支配)と結びつけるべきものだった。巨大資本が定義した意味で全体主義というタグを使うのは、情報操作に踊らされていることを意味する。

 1933年11月といえば、アメリカの巨大資本が反フランクリン・ルーズベルトのクーデターを計画していたころ。その5年後の4月29日にルーズベルトはファシズムについて次のように定義している。

「もし、私的権力が自分たちの民主的国家より強くなるまで強大化することを人びとが許すなら、民主主義の権利は危うくなる。本質的に、個人、あるいは私的権力をコントロールするグループ、あるいはそれに類する何らかの存在による政府の所有こそがファシズムだ。」

 ここに書かれているようなことをアメリカの支配層は目論んでいる。その突破口になる協定がTPP(環太平洋連携協定)、TTIP(環大西洋貿易投資協定)、TiSA(新サービス貿易協定)の3点セット。このうちTTIPはアメリカとEUの協定で、EUから離脱した国には適用されない。勿論、EUが解体されればTTIPは雲散霧消だ。

 ところで、ヨーロッパ統合は米英支配層の計画だった。1922年に創設されたPEUに始まり、第2次世界大戦後にACUEが作られ、その下にビルダーバーグ・グループもできた。NATOの創設は1949年だ。EUの前身であるECについて、堀田善衛はその「幹部たちのほとんどは旧貴族です。つまり、旧貴族の子弟たちが、今ではECをすべて取り仕切っているということになります。」(堀田善衛著『めぐりあいし人びと』集英社、1993年)と書いている。EUでも同じことが言えるだろう。その旧貴族をカネと暴力で支配しているのが米英の支配層であり、その支配のためにNATOやUKUSAは存在する。

 こうした仕組みを作り上げた米英の支配層は当初、イギリスが主導権を握っていた。そのイギリスで1891年に「選民秘密協会」が創設されている。セシル・ローズ、ナサニエル・ロスチャイルド、レジナルド・ブレット(エシャー卿)、ウィリアム・ステッドが中心メンバー。ブレッドは心霊主義の信者としても知られるビクトリア女王の相談相手で、後にエドワード7世やジョージ5世の顧問を務めることになる。

 ジョージタウン大学の教授だったキャロル・クイグリーによると、1901年までローズがこの結社を支配していたが、それ以降はアルフレッド・ミルナーが中心になる。そのミルナーはシンクタンクのRIIA(王立国際問題研究所)を創設した。後にRIIAのアメリカ支部と見なされるようになるアメリカのCFR(外交問題評議会)は設立直後、JPモルガンに乗っ取られた団体だ。

 モルガン一族が富豪の仲間入りする切っ掛けは、ジュニアス・モルガンなる人物がロンドンにあったジョージー・ピーボディーの銀行の共同経営者になったこと。1857年にその銀行が倒産寸前になるが、そのときにピーボディーと親しくしていたナサニエル・ロスチャイルドが救いの手をさしのべている。

 1864年にピーボディーは引退し、モルガンが引き継ぐ。その息子がジョン・ピアポント・モルガン。この息子はロスチャイルド財閥のアメリカにおける代理人となった。この人物の名前から彼の金融機関はJPモルガンと名づけられたわけだ。

関東大震災の復興資金調達で日本政府が頼ったのがこのJPモルガンで、それ以降、日本の政治や経済に大きな影響を及ぼすことになる。有り体に言うなら、ウォール街の属国になり、ファシズム化が始まった。だからこそ血盟団による暗殺や二・二六事件が引き起こされたのだろう。


 ニューヨークの株式市場で相場が大暴落した1929年から大統領を務めたハーバート・フーバーはウォール街の巨大金融資本を後ろ盾にしていたが、その経歴をさかのぼるとロスチャイルドが現れる。スタンフォード大学を卒業した後に鉱山技師として働いた鉱山を所有していたのがロスチャイルドだった。そのとき、利益のためなら安全を軽視する姿勢が気に入られたようだ。

 相場は大きく変動するときがチャンス。下がれば損をするというものでもない。暴落のタイミングを知っていれば、つまり暴落を仕掛けられれば大儲けできるのだ。1929年にもそうしたことが起こったと言われている。相場の下落で儲かるだけでなく、二束三文で価値あるものを手に入れられる。その時に政府をコントロールできていれば、やりたい放題だ。

 そうした意味で1928年や32年の大統領選挙は重要だったが、32年の選挙でフーバーは再選に失敗する。ニューディール派のフランクリン・ルーズベルトが当選したのだ。当然のことならが、JPモルガンをはじめとする巨大金融資本はショックを受けた。

 当時、大統領の就任は3月。選挙から4カ月のギャップがある。その間にルーズベルトはフロリダ州マイアミで銃撃事件に巻き込まれるが、弾丸は隣のシカゴ市長に命中、市長は死亡した。引き金を引いたのはレンガ職人のジュゼッペ・ザンガラなる人物で、足場が不安定だったことから手元が狂ったとも言われている。この銃撃犯は直後の3月20日に処刑されてしまい、真相は不明のままだ。

 ルーズベルトが大統領に就任した後、支配層はニューディール政策の実行を妨害する。その最前線にいたのが最高裁判所だった。そして1934年にクーデター計画が発覚する。名誉勲章を2度授与された伝説的な軍人で信望が厚かったスメドリー・バトラー海兵隊少将は議会でこの計画を明らかにしたのだ。

 バトラーによると、クーデター派はルーズベルト政権を倒すため、ドイツのナチスやイタリアのファシスト党、フランスのクロワ・ド・フ(火の十字軍)の戦術を参考にしていたという。

彼らのシナリオによると、新聞を利用して大統領をプロパガンダで攻撃、50万名規模の組織を編成して圧力をかけ、大統領をすげ替えることになっていたという。

現在、アメリカの支配層がカネ儲けに邪魔な政権、体制を倒すために使う手法と基本的に同じだ。

バトラー少将の知り合いだったジャーナリストのポール・フレンチもクーデター派を取材、その際に「コミュニズムから国家を守るため、ファシスト政府が必要だ」と言われたと議会で証言している。

 このクーデター計画を聞いたバトラー少将はカウンター・クーデターを宣言する。50万人を動員してファシズム体制の樹立を目指すつもりなら、自分はそれ以上を動員して対抗すると告げたのだ。つまり、ルーズベルト政権を倒そうとすれば内戦を覚悟しろというわけである。

その結果、クーデターは中止になるが、クーデター派を追及して内戦になることを恐れたルーズベルト政権は曖昧なまま幕引きを図った。大戦の終盤、ルーズベルトはドイツや日本の略奪財宝を回収するのと同時にナチスと巨大企業との関係を明らかにしようとしていたと言われているが、これはルーズベルトが執務室で急死したため、実現しなかった。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/768.html#c3

[番外地7] 鮫島有美子 名唱集 中川隆
2. 2021年1月09日 08:11:18 : 4bCbuQ875Q : SGFVbGpHSWR3Y2c=[2]
カチューシャ 鮫島有美子 - YouTube




作詞:ミハイル・イサコフスキー
作曲:マトヴェーイ・ブランテル
日本語詞:関 鑑子

1 りんごの花ほころび 川面に霞たち
  君なき里にも 春はしのびよりぬ
  君なき里にも 春はしのびよりぬ

2 岸辺に立ちて歌う カチューシャの歌
  春風やさしくふき 夢がわくみ空よ
  春風やさしくふき 夢がわくみ空よ

3 カチューシャの歌声 はるかに丘をこえ
  今なお君をたずねて やさしその歌声
  今なお君をたずねて やさしその歌声

4 りんごの花ほころび 川面に霞たち
  君なき里にも 春はしのびよりぬ
  君なき里にも 春はしのびよりぬ

http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/273.html#c2
[番外地7] 鮫島有美子 名唱集 中川隆
3. 2021年1月09日 08:12:49 : 4bCbuQ875Q : SGFVbGpHSWR3Y2c=[3]
2021年 01月 09日
初詣代わりに、GRF邸の参拝を
https://tannoy.exblog.jp/32090715/

年始のイベントが軒並み先送りでの中、初日の仕事帰りの初詣代わりに、GRF邸の参拝をしてまいりました。前回が11月末でしたので1か月余のご無沙汰(?)でしたが、その間の変化には毎度のことながら、恐れ入りました。前回の機器構成、配置と全く変わっておらず、各スピーカーの位置調整と、音量、特に単体では聴こえないTW5の音量調整とを精緻にされたとのこと。

これだけでも聴いて行ってよということで、初めに流れたのが、鮫島有美子の『カチューシャの唄』。H.ドイチェのピアノ序奏の硬質な粒立ちと、減衰していく様に思わず、背筋が伸びました。微弱な持続音の鮮度と力感が更なる高みに達した感があります。ピントが完璧に合って細部の情報量が上がり、対象物の手触り感があがるだけでなく、背景の奥行きが深まる、それは前回の感想でもあったのですが、そのレベルが更に進んでいます。

「なんだこれは」という思いの整理がつかぬ間に、鮫島の歌い出し。彼女には失礼ながら、これほどの深い高密度な声質だったとは思いもよりませんでした。その声の響きと、背後のピアノとの距離・間合いと、響きが混じり合っていく姿の現実感は恐ろしいほどです。告白しますと、このCDは昔々買って、30年以上、棚に眠らせていたのです。それが申し訳ないやら、拙宅で聴いた時の落差への恐れやらで、大変複雑な心持です。

その後に聴かせて頂いたのは、L.ポップの『あなたが愛してくださるなら』というスッペ作曲のアリア。流石にポップは歌い手としての表現力の格が違います。でありながら、最初に聴かせて頂いた『カチューシャ』、作詞 島村抱月、中山晋平 作曲という大正浪漫の代名詞の様な曲の素晴らしさに引きずられてしまった様です。『あなたが愛してくださるなら』を、大正時代の浅草オペラとして歌詞を完璧に作り替えた歌謡曲『恋は優しい野辺の花よ』で聴きたくなってしまいました。それほど、鮫島の演奏と再生が素晴らしかったのです。ポップと鮫島がここまで伯仲した音楽として並ぶという体験は、自分の中では天地がひっくり返る出来事でした。

その後は、GRFさんの定番テーマの一つである、マーラーの4番。今日は鮫島盤のDENONのPCM録音スタッフへの敬意を表してか、珍しくインバル盤から始まりました。マーラーの大編成オーケストラになると、さらにこのシステムの力が発揮されます。空間の広がりと空気感、各パートの実在感、言葉で表現できる領域を超えてしまっています。ただ、演奏や録音のレベルの差を、あまりに明確にさらけ出してしまう怖さも更に強くなっています。

同じ曲をクレンペラー盤で聴いた時の、楽想をうねる様に提示してくる表現力、その表現を作り出すオーケストラのドライブ力は、比べること自体が無意味なほどの実力差です。また、ハイティンクのフィリップス旧盤とRCOライブ新盤の間にある20年の録音技術の進歩の一方で、別の録音のオリジナルに近いCDと最新技術のリマスターSACDの技術的後退、等々、様々な落差が白日の下に晒されてしまいます。

最後に聴かせて頂いたのが、ヤンソンス指揮コンセルトヘボウの、『ラヴァルス』。冒頭の霧の流れの様なコントラバスの低弦の響きから始まり、各楽器が輝くよう踊り乱れるこの曲のこの演奏は、このシステムが何をどこまで表現できるのかを分からせてくれました。

仕事始めついでの短時間の立ち寄りではありましたが、ここまでの衝撃になるとは。今年もまた、驚きの連続になることを予感させる「初詣」となりました。本当にありがとうございました。

(因みに、カチューシャの唄は1914年、恋は優しい野辺の花は1915年の初演だったとのこと、同じ時代の空気を想起させるこの2曲のプログラミングは当方の趣味までお見通しの様で、そちらでもまた「恐れ入りました」です)。

パグ太郎

初詣代わりに、GRF邸の参拝を_f0108399_11244249.jpg

仕事が始まったら、年始の「参拝」と言うことで、ご近所のパグ太郎さんが寄ってくれました。嬉しいお年賀ですね! 正月中、SPの位置の微調整に明け暮れて、いい音になったので、少しだけ聴いていただきました。前回はエリー・アメリングでしたが、今日は鮫島有美子の日本の歌のアルバムから、カチューシャを聴いていただきました。聴かせている私自身も驚くほどの良い音です。前後のSPの間に鮫島さんが立っているのですが、声が本当に美しい!そして、声が前に飛んできます。その立体感は、JBLのホーンで聴いているような音の飛び出し方です。今まで、奥行きのある音を追求していましたが、前に出てくるのは、はじめてです。

音が新鮮で、とても切れ味があり、電話で聞いてもその差がわかるほどです。音のふらつきがなくなり、定位がしっかりします。例えとしては少しニュアンスは違うのですが、雪道で二駆から四駆に変わったような安定感です。それはホールで録音した音源ばかりではなく、マルチモノでつくられた録音でも、音の安定性が変わります。

もっとも驚くのは、オーケストラの定位の見事さです。特に低弦のチェロとコントラバスの位置がはっきりとわかります。聞き取るのが難しいヴィオラも位置がわかりますから、今まで聞けなかった音が浮かび上がってきます。「ラヴァルス」のコントラバスの微妙な動きや、大太鼓の叩き方の違いもはっきりとわかります。コンサートホールを支配するグランカッサのスケールがでるのです。

この音は、装置を変えたわけでは有りません。変えたのは、位置調整だけです。今までが1ミリ単位の調整だとしたら、今回は0.1ミリ単位の微調整です。その0.1ミリは触るか触らないかのほどの差ですが、今回はその精度で位置調整を行いました。調整方法は、二つのSPの音・波を合わせるだけです。にじみが無い位置を探すだけなのですが・・。

すると、お互いを打ち消すことがなくなり、音のピントが合ってきます。通常の2つのSPでしたら、コツさえつかんだら誰でも出来ます。私は無指向性のSPを使っているから、比較的簡単なのですが、通常のSPでしたら、その1ミリの調整に角度の要素が入ってきます。まずぴったりと正面を向けた平行法でお試しください。

私の場合は無指向性ですから比較的簡単なのですが、八つのSPの位置をそろえなければなりません。この音は、一つ一つ丁寧に合わせた結果です。調整する量はほんの少しですが、結果は装置を全部変えたぐらい違うのです。オーディオの違う楽しみ方ですね。
https://tannoy.exblog.jp/32090715/
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/273.html#c3

   

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